6月29日(木)晴れ。22~30度、日中蒸し暑し。
今日この頃のニュースは、韓国拉致被害者、金英男氏(横田めぐみさんの夫)の事で持ちきりである。
期待された記者会見では、案の定、予想された北朝鮮側の演出どおりの発言を、よどみなく演技して見せただけのようである。横田めぐみさんの自殺にいたる経過についても、聞いていて何か他人のことをしゃべっている感じであった。これではめぐみさんのご両親の横田夫妻もいたたまれない気持ちだろうと思った。
それにしても、である。この北朝鮮という“ならず者国家”(ブッシュ氏命名、自分のことは棚に上げてよく言うよとは思うが、けだし言いえて妙である)、よくもしぶとく、いつまでこの国家体制を続けていけるのだろうか?
北朝鮮人民は、社会主義を標榜しての世襲制封建王朝そのものの、よくこんな指導者を崇め奉っておとなしく付いていくものである。
百年や二百年鉄壁と思われた東西ドイツの壁もあっけなく崩壊撤去され、本家本元のソ連自体が、これまたさらに、あっけなく瓦解したというのに、中国共産党のコバンザメのような北朝鮮は、何だかんだといわれても、未だ、サソリのようにテポドン振り回して、強大帝国アメリカを挑発するその無謀さには、ただただ何を考えているのかと、唖然とさせられるばかりだ。
そこには、イラクという思わぬ泥沼に足を取られて、ニッチモサッチもいかないブッシュの足元を見尽くしてのしたたかな計算があるのだろうか?
それにしてもと、また思うのは、何故、人間は、この種の独裁者に弱いのだろうか?ということである。“金正日”偉大な首領様といったところで、見た目、特別の大男でもない。ごく普通のこぶとりのおっさんにしか見えない。このちっぽけなおっさんに、何故、2千5百万だか3千万の人民が、食うものもろくにたべさせてもらえないとか言うのに、唯々諾々とついていくのか?
たった一人のおっさんの片手で、1千何百万だかの男たちが、○○○○握られて、”バンセイ!!”唱えるしか能がないとは、全く情けないとは思わないのだろうか?
それともよっぽど握り方が巧くて、身動き、身じろぎ、しわぶき一つもできぬというのだろうか?
しかし、これって、対岸の火事とばかりに暢気に、高見の見物きめこんでいていいのだろうか?
どうも、人間には、独裁者に付いて歩いて、思考停止状態になることにより言い知れぬ快感を覚える性向が、もともとどこかにあるのだろうか?
それは、吸ったことがないので分からないが、麻薬のようなものではないのだろうか?
自分の頭で、一々考えて行動するなんて、面倒くさくてやりきれないとばかりに?
皆の行くほうに付いていけば、食いっぱぐれることは先ず無いとばかりにか?
だからこそ、この日本という世界一の民主主義国家(?)においてさえ、何とかサリンをばらまくような団体に、錚々たる大学出の秀才が豚集するかと思えば、ナムナム唱えれば、世界平和が明日にでも実現し、一人残らずお金持ちになれて、幸せになれると説く、若いころは町金融の取立て屋が本業とかの噂も高いお頭を、有り難くいただき、天下国家のキャスティングボードを握って離さない団体に、国民の十人に一人(?)がニコニコホイホイ付いていく。
北朝鮮で、待ったをかけて一躍男を上げたか、次期宰相の呼び声高き安倍お坊ちゃま、はてさて、やっぱり、こんなナムナム無碍にはできぬと、袖擦り寄ることこそ恐ろしき。
と思うこの頃、さて皆様はいかがお思いでしょうか?
今日この頃のニュースは、韓国拉致被害者、金英男氏(横田めぐみさんの夫)の事で持ちきりである。
期待された記者会見では、案の定、予想された北朝鮮側の演出どおりの発言を、よどみなく演技して見せただけのようである。横田めぐみさんの自殺にいたる経過についても、聞いていて何か他人のことをしゃべっている感じであった。これではめぐみさんのご両親の横田夫妻もいたたまれない気持ちだろうと思った。
それにしても、である。この北朝鮮という“ならず者国家”(ブッシュ氏命名、自分のことは棚に上げてよく言うよとは思うが、けだし言いえて妙である)、よくもしぶとく、いつまでこの国家体制を続けていけるのだろうか?
北朝鮮人民は、社会主義を標榜しての世襲制封建王朝そのものの、よくこんな指導者を崇め奉っておとなしく付いていくものである。
百年や二百年鉄壁と思われた東西ドイツの壁もあっけなく崩壊撤去され、本家本元のソ連自体が、これまたさらに、あっけなく瓦解したというのに、中国共産党のコバンザメのような北朝鮮は、何だかんだといわれても、未だ、サソリのようにテポドン振り回して、強大帝国アメリカを挑発するその無謀さには、ただただ何を考えているのかと、唖然とさせられるばかりだ。
そこには、イラクという思わぬ泥沼に足を取られて、ニッチモサッチもいかないブッシュの足元を見尽くしてのしたたかな計算があるのだろうか?
それにしてもと、また思うのは、何故、人間は、この種の独裁者に弱いのだろうか?ということである。“金正日”偉大な首領様といったところで、見た目、特別の大男でもない。ごく普通のこぶとりのおっさんにしか見えない。このちっぽけなおっさんに、何故、2千5百万だか3千万の人民が、食うものもろくにたべさせてもらえないとか言うのに、唯々諾々とついていくのか?
たった一人のおっさんの片手で、1千何百万だかの男たちが、○○○○握られて、”バンセイ!!”唱えるしか能がないとは、全く情けないとは思わないのだろうか?
それともよっぽど握り方が巧くて、身動き、身じろぎ、しわぶき一つもできぬというのだろうか?
しかし、これって、対岸の火事とばかりに暢気に、高見の見物きめこんでいていいのだろうか?
どうも、人間には、独裁者に付いて歩いて、思考停止状態になることにより言い知れぬ快感を覚える性向が、もともとどこかにあるのだろうか?
それは、吸ったことがないので分からないが、麻薬のようなものではないのだろうか?
自分の頭で、一々考えて行動するなんて、面倒くさくてやりきれないとばかりに?
皆の行くほうに付いていけば、食いっぱぐれることは先ず無いとばかりにか?
だからこそ、この日本という世界一の民主主義国家(?)においてさえ、何とかサリンをばらまくような団体に、錚々たる大学出の秀才が豚集するかと思えば、ナムナム唱えれば、世界平和が明日にでも実現し、一人残らずお金持ちになれて、幸せになれると説く、若いころは町金融の取立て屋が本業とかの噂も高いお頭を、有り難くいただき、天下国家のキャスティングボードを握って離さない団体に、国民の十人に一人(?)がニコニコホイホイ付いていく。
北朝鮮で、待ったをかけて一躍男を上げたか、次期宰相の呼び声高き安倍お坊ちゃま、はてさて、やっぱり、こんなナムナム無碍にはできぬと、袖擦り寄ることこそ恐ろしき。
と思うこの頃、さて皆様はいかがお思いでしょうか?