蛾遊庵徒然草

おこがましくもかの兼好法師にならい、暇にまかせて日頃感じたよしなし事を何方様かのお目に止まればと書きしるしました。

このままでは“クーデター”が起きても不思議はない?民主党の今日この頃!

2010-01-27 23:48:33 | 時事所感
1月27日(水)晴れ。暖。
 
  先ほど、インターネットをクリックしていたら、こんな記事を見た。

『本誌恒例官僚座談会 霞が関で語られる「民主党の分裂」
(週刊朝日 2010年02月05日号配信掲載) 2010年1月27日(水)配信

厚労 口先だけで国民のことは考えてない。今やどの役所も暴発寸前でしょう。政治主導を口実に我々には一切情報を伝えず、仕事をした気にだけなっている。
外務 すべてが小沢さん次第なのに根回しもろくにできないうえ、官僚を敵視する。我々をさんざん振り回したあげくに問題が発生すると、「官僚たたき」。いい加減、愛想も尽きます。
財務 若手ほど怒っています。政務官が課長の仕事を、課長クラスが課長補佐の仕事をするから、いちばん力が発揮できる年齢の課長補佐たちの仕事がない。
経産 若手官僚はまじめで純粋で優秀です。僕らの世代のように、接待漬けで汚れているわけでもない(苦笑)。それゆえ、真剣に思い詰めている。
外務 そこが心配なんです。国益の損失を憂えて革命論をまじめに語る若手も出てきました。
財務 うちも似ています。80年前なら、彼らは間違いなく銃剣を取っていた。
経産 平成の「2・26事件」が起きてもおかしくない。』

  一読、単細胞の私には分かる気がする。
  半世紀に渡る自民党の惰性、もぬけの殻政治に愛想をつかし、少しは増しかと期待して選んだ民主党。
  だが現状の毎日、次から次へと報じられる体たらくはどうだろうか。国民の期待の風と、小沢一郎闇将軍閣下の選挙指揮の巧みさによって大勝したはいいが、もともとが、足が地に付いていない身の軽さの悲しさか、はたまた小沢金権政治権力毒素に中毒してか、見るも無惨に張りぼての障子紙がやぶれそうではないか。

  一体、これではこれからの日本、誰にまかせたらいいのだろうか。
  
  まさにこうした時、優秀な若手官僚と、自衛隊の若手幹部が結びついて、若気の一途さでクーデターを計画したらどうだろうか。
  今は、ネットと携帯で、見ず知らずの人間同士がたちまち三人集まって、強盗を遣って親子二人きりの娘さんの僅かな財布を狙って無惨に殺してしまったり、集団自殺をやる時代である。
 
  同様に、優秀な頭脳集団がもっと巧妙に慎重にネットや携帯で結びついて何かを計画したとしたどうだろうか。
ある朝、目を覚ましTVのリモコン押したら、突然、晴天の霹靂「臨時ニュースを申し上げます。…只今首都圏に戒厳令が発令されました。国会、政府機関は日本平成維新革命評議会によって掌握されました。国民の皆様には、当面、冷静な対応を求めます。…」ということにならないだろうか。

民主党の優秀な議員さんたち、蛇に飲まれた蛙のように160匹もが鳴りをひそめて一挙手一投足小沢親分の妖術からみうごきもならないなんて、情けない境涯から、それぞれが夫々の選挙民から選ばれ原点に立ち返り目を覚まして、皆で今何をやらなければならいか謙虚に、戦線を整理してみてはいかがでしょうか。
さもなくば、近い将来、議員会館に軟禁の憂き目をみることも、夢とはいえないのではないでしょうか。


韓国歴史ドラマ「ソドンヨ」、見始めたらやめられない!

2010-01-26 00:33:31 | 日常雑感

1月25日(月)晴れ、暖。

  家人が借りてきたDVD、韓国歴史ドラマ「ソドンヨ」。何気なく途中から覗き見たら面白くてやめられなくなった。困った。昨晩は、10時から2時まで、今朝は9時から夜7時まで、途中2時間ほどどうしても出かけなければならい用事で中座したほかは、見っぱなしで最終回54話を見終わってやっと一息ついた。

  これを視るとNHKの最近の大河ドラマ「坂本竜馬」なんて子どもの紙芝居にもならないような香川輝彦の熱演も何か虚しい空回りにおもえるほどだ。

  とにかく王子様とお姫さま二人を巡る純愛・お互いに対して、幼い時から夫婦となって死ぬまで、波乱万丈の運命の翻弄にめげないひた向きさがたまらなく好い。
日本でも昔は「君の名は」なんてものがあったが、最近はすっかりこのような純愛をテーマにした壮大なスケールのドラマはなくなってしまった。

韓国の歴史ドラマを視ていると、今の韓国の人々の、恋愛感は、一度愛しあったらまさに比翼連理の契りを理想としているように思える。
また、為政者に対しては、自らの身に降りかかる危機や困難を省みず、民の幸せを一番に考えてくれることを切に願っていることが伝わってくる。

その人たちが、今の日本で国民の血の汗とも言うべき税金からの政党助成金を、政党を作っては壊し作っては壊しして、そのどさくさに紛れて、本来はそのような場合には、国庫に返納することとされている、残った数億のお金を自らの政治団体に寄付して、そのお金で不動産を購入するというような、輩はどのようにみえるだろうか…。

小沢一郎闇将軍閣下、事情聴取。お帰りは東京拘置所!ということでは?

2010-01-23 00:09:28 | 時事所感
 1月22日(金)晴れ、暖。
 
 今夜、BSフジのプライムテンを視た。小沢一郎民主党幹事長事情聴取特集。面白かった。興味深かった。よく分かったような気がした。

 視終わって、これは、やっぱり検察は相当の証拠を摑み、覚悟を決めて臨でいるのではないか、と思った。
 
  でなければ、いくら元秘書とはいえ衆議院議員を含む3人もの秘書を逮捕してまで臨みはしないのではないか。
 
  まさに外堀は埋められて、小沢一郎閣下にとっては、大阪夏の陣、落城、風前の灯といったところではないのか。

  そして、将軍閣下には強気で臨んだものの、次から次へと指し示される証拠と供述の矛盾を突かれて、しどろもどろに、ついには用意の逮捕状を執行されて、政治の父と尊敬する田中角栄闇大将軍閣下同様に、お帰りは東京小菅拘置所ということになるのではなかろうか。
 おまけに、小沢一郎閣下、見かけによらず、その実は小心者とか…と、漏れ承ればなおの事である。

 それも全ては、政治は数であり、数を揃えるには金であり、その金を集めるためにはなりふりかまっちゃいられるかとの、国民を舐めきった銭ゲバ似非政治哲学の信奉にあったのではないか。

 とにもかくにも、明日以降の報道が気になるところではある。

この頃、大相撲がつまらない!

2010-01-22 23:37:59 | 日常雑感
1月22日(金)晴れ、暖。

 今日の大相撲。あれは何だ。白鵬の無様さ。いくら大関とは言うものの毎場所、引退線上の土俵俵(タワラ)を辛うじて伝い歩きの魁皇に、無様に送り出されるとは。
 おまけに琴欧州の不甲斐なさ。僅か21秒少しで腕(かいな)ひねりで土俵に叩きつけられるとは。

 琴欧州もどうやら大関止まりのようだ。これって、やっぱり佐渡ケ嶽部屋の親方(元関脇)琴ノ若の優しさが災いしているのではなかろうか。琴光喜、琴奨菊後一歩の踏ん張りがきかないのだ。見ていて歯がゆくてしょうがないのは私だけだろうか。
 
 琴欧州が、九重部屋へ入っていたらどうだろうか。もっとも、琴欧州は佐渡ケ嶽部屋だったからこそ、ブルガリアへ逃げ帰らずにここまでこられたともいえる。

 それにしても、朝青龍のしぶとさ、ふてぶてしさはどうだろうか。まさに政界の小沢一郎閣下なみである。だが、こちらははるかに可愛げがありはしないか。
 そしてここ一番の強さ、相撲の巧さ、豪快さは、まさに天才というほかないのではないか。
 
 とはいえ、ここのところの大相撲のつまらなさはどうだろうか。
 その原因は、大関以下の力士の毎場所見せてくれるエレヴェーターぶりにあるのではないか。
 期待を持たせたと思ったら、次の場所では急降下。
 
 これって、年6場所の今の制度が根本原因ではないのか。見るほうも一ヶ月おきでは新鮮味が失せて忙しくてしょうがない。

 大相撲は日本の四季とともにあるのだ。春夏秋冬年4場所が自然ではないか。力士だって4場所となれば、それだけチャンスが少なくなり、真剣に体調を整えて、覚悟を決めて臨むようになるのではないか。
 
  それが今のようでは、「まあ、いいか、今場所落としったって、無理することはないや。また直ぐ来場所があらー」というような気分に浸ってしまっているのではなかろうか。

小沢一郎。―時代遅れの金権政治屋― 一刻も早いご退場を!

2010-01-21 22:43:54 | 時事所感
1月21日(木)小雨後曇り、日中暖、風次第に強まる。

  18日、国会開催。菅副総理の演説があるという。てっきりNHKで国会中継が、あると思った。ところが無い。NHKに電話した。明日からの放送を検討中との返事。日ごろ、政治への無関心を云々するくせに、肝心の時にこの体たらくだ。何を考えているのだろうか。NHKの番組編成者の感度を疑う。
  そして、昨日今日と国会中継を視た。途中で見ていて嫌になった。衆議院、参議院、予算委員会と、舞台は変われど馬鹿の一つ覚えのように、鳩山政治資金疑惑ばかりだ。

  それにしても小沢一郎という人間の醜悪さ、自分以外の人間をどう思っているのか傲岸不遜を蝋人形にしたようではないか。
  民主党は、当時、風前の灯の小沢自由党を飲み込んだ。この時に、民主党は大変な毒を飲み込んでしまったのだ。この時点で民主党は第二自民党に衣替えしてしまったのだ。

  確かに、民主党の今回の歴史的な政権変換は、小沢一郎のカリスマ選挙戦略・戦術が無ければこれほどの地すべりてきな勝利はありえなかっただろう。

  だが、そこに立ち現れたものは田中角栄の幽霊でしかなかったということではないか。巷間言われているように、政党助成金を自らの手でつくりあげておいて、その巧妙な仕組みを熟知しておいて、国民の血税を臆面も無く政党を作っちゃつぶしその度に巨億の政治資金を白昼平然と自分の個人口座同様の政治団体に流し込んで、何食わぬ顔で大手を振って、私の政治資金は全て入りも出もオープンにしていますという厚顔無恥さ加減はどうだろうか。

  こんな親分に一括されて何もいえなくて160人とかが大挙してカルガモ親子のごとく中国へまかり越して、中国共産党の親分と一瞬のツーショット撮ってもらって喜んでいる民主党議員とは、何者なのだろうか。まさに毛沢東の紅衛兵とかわるところがないではないか。

  こんな小沢一郎に首根っこを抑えられぐーの音も出せないような連中の集まりの民主党に未来どころか明日もないのではなかろうか。

  まさに小沢一郎を排除できるか否かに今後の民主党の存立が懸かっているのではなかろうか。

JALの混迷!それは、日本国家の明日の姿では?

2010-01-19 12:09:37 | 時事所感
 1月19日(火)晴れ、暖。

  かっては輝かしい日本の空の象徴、JAL。それが今や無残にも崩壊の体たらく。万策尽きて会社更生法申請。誰にこんな結末が想像できただろうか。
  
  親方日の丸。放漫経営。労組の乱立と言うがまま。国会議員のたかりと引っ張り合いとか…。よってたかって美味しいところをしゃぶりつくしての挙句の果ての結果のようだ。

  この姿、何だか今の日本国家のそう遠くない明日の姿を示しては居ないだろうか。国家予算の半分以上をいつ返済するのか当ても無く、今のところ引き受け手があるがままに国債の垂れ流しだ。

  この泥舟に為すすべも無く一蓮托生、乗り換えることもできない身のやるせなさはどうだろう…。
  
  下記の記事を読んで、ますますこの不安が根拠あるものとなった。

『大前研一:自民党利権を根こそぎ奪おうとする小沢氏
→ http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100118/205601/?ml

 民主党政権に対して、国民から批判が大きいものの一つが財政だ。2010年度の国債発行額は新規や借り換えなどを含め総額162兆4139億円に達する計画である。予算案の一般会計総額は過去最大の92兆円に上り、子ども手当を含む社会保障関係費は初めて一般会計の5割を突破することになる。…』

地域興し?ー私のこの1年ー(その3)

2010-01-19 11:23:20 | 田舎暮らし賛歌
 1月18日(晴)
  
  半月ほど置いて次の組長会でその結果を集約すると、10組のうち「今更そんなことしなくても…」という1組を除いて、今後続けていけるならということで、やる事に賛成ということに決まった。
  
  私は賛否半々ぐらいと思っていたので、この結果は嬉しかった。しかし、年金暮らしの私はともかく他の組長さんたちは皆それぞれ仕事をもっている。
  それでなくても何かあれば引っ張り出されることとなる役員、現状以上の負担をかけることはしのびない。
しかし、だからといって自分で全部引き受けたのでは、これもまた終わった後で共に働いた喜びを分かち難くなる。
そこで私の仕事場を作業場所として、都合が付いたときは随時手伝いに来てもらう事とした。

  私は、早速、インーターネットで見た、業者にお神輿の飾り物と法被を発注した。そして、近くの酒造メーカーに酒樽について問い合わせると、長く使ってもらえるならということで、寄付してくれることとなった。
さて、今度はその酒樽を載せるお神輿の台座である。インターネットで見たものを見本に図面を引いて材料を見積もり、ホームセンターで調達した。

  トントンカンカン、入れ替わり立ち代りで皆で一週間ほどかけて、立派なお神輿ができた。
その夜はささやかに皆で祝杯をあげた。久しぶりに童心に返った気分を味わった。

  それをお祭りの当日の1週間前の日曜日、公民館に運び込んで、今度はこどもたちの手で飾り付けをさせた。大ハシャギで小さな提灯をつけたり、花飾りをつけたりした。

  11月22日、冬の早い当地では秋祭りには少々遅くなってしまったが、とにかく心配していた天気にも恵まれ、朝、9時半。地域の太鼓保存会の応援を得て、勇壮な太鼓の響きに送られ、子ども樽神輿は鎮守の社の鳥居を出た。
その瞬間、私は目頭が熱くなった。2、3十年来絶えていたお祭りをささやかながら復活できたのである。
  この地に惚れ込んで移り住んで、まだ10年とたたない者に旗振りを遣らせてもらえたことが限りなく嬉しかった。
  その一瞬、この神社を乏しかったであろう蓄えの中からいくばくかを出し合って勧進した昔の人々の笑顔が見えたような気がした。

  お神輿は、村内の伝説の7つの池を巡り、それぞれの場所で村の生活の原点であったその池の謂れを、子どもたちに話して聞かせ、2時間ほどかけて、境内に戻った。
 その間、普段は人影のない路傍に近所の人たちが何人かづつ出迎えおひねりや、お菓子をいただいた。

  お祭りは、日頃は静かな村内に小さな漣をたてたようであった。来年はもっと賑やかに,笛や鳴り物も欲しいな何て声も聞こえてきた。

  一つのお神輿を皆で担ぐ。地域の連帯感が失われたといわれて久しい今こそ、この心が必要であり大切なことなのではなかろうか。

地域興し?ー私のこの1年ー(その2)

2010-01-13 22:12:12 | 田舎暮らし賛歌
 1月12日(火) 

   私は、4年前、組に入れてもらって初めてのお花見の時、会場となっていた集落の中心にある鎮守の社のお祭りが、絶えて久しいことを聞いていて、気になっていた。
せっかく神社があるのに、いつもトタン張り雨戸で締め切ったままなのは寂しい限りに思えた。

  というのは、幼い頃、疎開先の丹後の宮津の春秋の賑やかで色彩豊かなお祭りが、懐かしく思い出されたからだ。

  何とか、市からの10万円を梃子に、お祭りが復活できないものか…。組長会のたびに小出しにこの思いを口にだしてみた。
  
  曰く、「これだけ立派な神社があってお祭りが無いのは寂しいじゃーないですか。昔、この集落ができた時、ご先祖様たちが、新しい村の開拓が一段落したところで、何はともあれ、乏しい蓄えを遣り繰りして、皆で一生懸命貴重なお金を出し合って、これからの村の発展と子孫繁栄、毎日の生活の無事を祈って建てたものでは…。」

  「当時は、天気予報も、火災保険も医療保険も無くて人々はただ何かに祈るしかなかったのでは…。」

  「それが、今は正確な気象予報、各種保険制度ができて、昔のような心配は一応無くなったからといって、締め切ったままで春秋僅かの例大祭の日に氏子代表が数人、申し訳程度に近くの神主さんを呼んできて、祝詞をあげてもらうだけというのは…」と。

  まだ、この集落に移り住んで10年にも満たない況や組に入れてもらって5年にも至らない新参者の身をかがめながら、それでも日頃の思いを熱く語ってみた。

  しかし、あまり芳しい返事は返ってこない。
  
 「確かに、昔はお祭りしたんだよ。賑やかだった。他からも大勢やってきて、お神楽もあった。だけんど踊り手がいなくなってしもうてなー…。今も、神社の押入れの中には衣装なんかは残ってるべー」
  そこで思った。これは、もっと具体的に示さなくてはと。

  早速インターネットで検索してみると、こども樽みこしというのもが在る事が分かった。お酒の四斗化粧樽を本体に飾りつけ担ぎ棒を取り付けて、皆でよいしょするのである。
  これなら安くていいのではと。地区の小中学生は23人である。この数の法被を含めても、おみこしを載せる台を自分たちで手作りすれば、何とか助成金内で遣り繰りできる目処がついた。
   インターネットに出ていた写真と、予算を一枚にまとめて叩き台として、各組で賛否を聞いてもらうこととした。  ー 以下、次回へー


地域興し?ー私のこの1年ー(その1)

2010-01-12 00:45:10 | 田舎暮らし賛歌
 1月11日(月)曇り後薄日差す。

  このところブログの更新が間遠になってしまった。
その一番の要因は、昨年四月、10組120世帯ほどの地区の区長を引き受けたことだ。

  当初は何も知らなくて、年に何回か催される様々な地区の行事で挨拶をする役ぐらいに思っていたら、これがとんだ大間違いだった。
  市役所から辞令を4枚ほどもらった。行政区区長、公民館長、保険推進委員、地域環境委員と。その一つひとつで何を担う役職なのか研修がある。
  
  いざ始まってみたらそれぞれこまごまとした仕事が次々に舞い込んできた。
  先ず、先立つものはお金。区費の徴収。各種募金活動の取りまとめ。市の窓口への納金。
  10日おき、5の日には行政から宅配便で広報文書が小包でドサーッと配達される。これを、10組に仕分けして地区内1キロ四方ほどのエリア内の各組長さんの家に配達。ついでに自分の組の分についても、各戸配布のものと回覧文書に分けて、最初の順番の家に届ける。
 これで、2時間、どうかすると半日はすぐたってしまう。
 

 次に月、2回程度週末夜の組長会の開催。事前連絡。議事や連絡事項のレジメ作成。会議終了後の議事録作等々。

  そして何といっても、4月初旬の休日の地区挙げての鎮守様の境内でのお花見に始まって春夏秋と年3回もの地区対抗の球技大会。
  しかもそのたびに選手の事前練習日の会場準備から、試合当日の飲み物やお弁当の手配。
   全くいやはやである。

  このほか、春と秋には道作りと称して、各戸1人総出での地区内の道路の清掃、路肩の除草作業。その後の各組に分かれて組長さん宅の庭先でのお茶会。これで休日の半日がつぶれることとなる。

  それからまだある。はつらつシルバーの集いということで、65歳以上を対象にした呆け防止のための年4回、それにふさわしいテーマを決めての集会の開催。
  これとて、当日だけというわけにはいかない。事前の準備、連絡調整、事前案内、参加人数の把握。事後報告。社協への助成金申請。尤も、この65歳以上の中に私自身が入っているのだからお笑いである。

そして極め付きは、市から地域興し事業をやれば、10万円の助成金が出るというので、何かをやらなくてはということになった。
                              ―次回へ続く―