蛾遊庵徒然草

おこがましくもかの兼好法師にならい、暇にまかせて日頃感じたよしなし事を何方様かのお目に止まればと書きしるしました。

大相撲夏場所4日目ー混戦、はたまた白鳳の独走か?-

2006-05-11 01:06:43 | フォート・エッセイ
 5月10日(水)曇り。16~24度。

 大相撲4日目、今日の我がお目当て、把瑠都対北桜戦、34歳最古参に対する新鋭19歳、結果は?
        

 「お若いの、まだ、まだだ!そう簡単にいかせやしねえぜ!」と、言ったところか。寄り切って、北桜の勝。よくやった!

        

 取り組み進んで、新小結、安馬対千代大海。安馬は痩身、小兵ながら果敢に何者も恐れずにかかっていく。往年の貴乃花を髣髴とさせないか?。今日も突きの本家の千代大海に向かって突きで立ち向かい、敢え無く玉砕した。

        

 膝を痛めて低迷する大器、琴欧州。対するは旭天鵬。今日は危なげなく勝った。

         
 
 昨日、連敗してまた振り出しに戻ってしまったかの栃東、今日の相手は今場所好調の若の里だ。何を考えているのだろうか?可愛いゴリラ君。お母さんに「何故、横綱、横綱って言うの?大関を維持するだけで大変なの知っているでしょう」と言ったとか。これじゃとても勝負師にも、横綱にもなれそうにないなあ…と思ってしまうのだが。
       
 それでも、今日は、気を取り直しての一番、何とかはたきこんで勝利した。       
       
  勝って、ほっと一息のゴリラ君である。
              

 今場所、絶好調の白鳳。出を待つ姿も泰然自若、もう横綱の貫禄さえ漂いはしないか?

         

 今日の対戦相手は、気鋭の稀勢里(19歳)闘志満々での仕切りだ。
         
 稀勢里、立会い鋭く白鳳を俵に詰め寄せたが?

          
 やはり、敵は一枚も二枚も上だった。見事に逆転、下手投げをくってしまった。

           

  そして、きょうの打ち止めは、今や満身創痍の土俵際大関、魁皇対垣添。今日は簡単に仕留めた。
         

 締めくくりは新十両皇牙の弓取り。関取の弓取りは珍しいとか。見事である。

            

 それにしても、朝青竜は2日の若の里戦で、土俵下へ転落し右ひじを痛めての欠場。
 何か、泡の消えたビールの味け無さ、臍のない饅頭を見るような寂しさを感じる。
 これで、今場所は、このまま白鳳が独走するか?意外に途中調子くるわせたところを、好調の雅山、若手の把瑠都、稀勢里あたりがからんでくるか、それなりに楽しみなことである。
 と、思うこの頃、さて皆様はいかがお思いでしょうか?

 (※ 上の写真は、テレビ画面をデジカメで撮影してアップしてみました。写真が横に空いたスペースに収まるといいのですが、うまくいきません。それでも、テレビ画面をこうすれば結構、取り込めることができたのは収穫でした。)