蛾遊庵徒然草

おこがましくもかの兼好法師にならい、暇にまかせて日頃感じたよしなし事を何方様かのお目に止まればと書きしるしました。

 お久しぶりです―“まぶちすみおの「不易塾」日記”― 

2010-12-26 17:58:53 | 日常雑感
 12月25日(土) 晴れなれど風強く寒気厳しき一日

  午後、8kほど離れた街場の郵便局へ行って、百枚余りの年賀状を投函してきた。こんな早くに年賀状を書き終えたなんて、大げさに言えば生まれて初めてだ。
  何ともいえないいい気分である。
  炭火がチロチロしている炉辺でつい一杯やりたくなった。そのついでにノートパソコンを開く。次にメールを開く。

 一番上に、『まぶちすみおの「不易塾」日記』 があった。久しぶりだ。大臣に就任されてから、それ以前は殆ど毎日更新されていたのが、超ご多忙のせいか間遠になった。
 一読する。大臣になられたからといって、そのスタンスは以前と少しも変わらない。それが清清しく一層の親しみを覚える。

 馬渕大臣は、今参院で問責決議を受けて渦中の中にある。事情はどうであれ、まことにお気の毒である。運が悪い。

 日々その職務のために自らの生命を賭けていられるであろう多くの隊員で組織されている、自衛隊を、「暴力装置」と国政の場で白昼堂々、素面で言ってのける仙石官房長官はともかく、行きつ戻りつの、沈没寸前のタイタニックの如き民主党内閣にあって唯一、一生懸命、自己の信念に基づいて沈着かつ誠実に職責を遂行されているかにみえる馬渕大臣をも、猫も杓子も一緒くたに問責決議に付す野党の見識は、いかがなものか。

 しかし、今日の日記をみて、少し安心した。
 
 先日の、BSフジのプライムテンで、戦後の歴代内閣総理大臣の評価を問う話題の中で今後を期待できる政治家の名を挙げていたが、その中に馬渕氏の名があった。
 今の民主党にあって、すぐに名の挙がる岡田氏や前原氏を越えて期待できるのでは…。

 なお、『まぶちすみおの「不易塾」日記』をまだお読みになっていない方のために、以下にコピーさせていただきます。
  
<参照>
    まぶちすみおの「不易塾」日記     □■
□■2010年(平成22年)12月25日第1582号■□
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□■ターミネーターからサンタへ

 予算編成を終え、地元へ。
予算総額に税制要望と剰余金。いずれも大事だが、すべての権限は財務省にある(という力学
が霞が関では構築されている)。
大臣として自分としては最大限頑張ったのだが、結果としては厳しい結果となった。

「ターミネーター」と呼ばれようが、必要なものは必要だとして主張してきた。昨年の予算削減を最も行った役所として、あるべき社会資本整備を示す予算として要求してきた。決して、破壊者などではない。

むしろ真の霞が関の実態である、官僚主導ならぬ財務省支配を終わりにすべく行動してきた「終結させる人」だったと思っている。

閣僚として、今日で100日目。

地元では多くの仲間や先輩からの激励を受け、誠実な職務の遂行を責務として果たしていくことを答礼としてお伝えする。

今年一番の厳しい冷え込みの中、接していただく地元の人々は皆あたたかい。

久しぶりの我が家に帰ると、「お父さんの分」としてシンスライスのクリスマスケーキがふた切れ残っていた。

六人の子どもたちも一番チビで小学5年生となり、サンタの登場はもはや必要ないようだ。

ターミネーターからサンタに変身!と思っていたけど、戻りそこねた。
編集・発行:まぶちすみお
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―崖っぷちの民主党―事業仕分けの前に今こそ国会議員仕分けだ!

2010-12-18 23:32:46 | 時事所感
12月18日(土)好天の寒気強き一日。

  このところこのブログに何か記そうという気にならなかった。というのも民主党には次から次へとやることなすこと、期待を裏切られっぱなしの感があるからだ。呆れてものが言えないとはこのことだろう。

そしておまけにこの一年、メディアは小沢一郎で明け暮れた。もういい加減にやめにしてくれと言いたい。
当の小沢傍若無人自称野戦司令官閣下は、どうやらここへきて岡田幹事長一派が政治倫理審査会とかやらに、頸に鈴つけて引っ張り出そうというのに、真正面からの袈裟懸けに出るらしい。
落ち目の民主党を割ってでる名目がほしいだけなのだ。
何が何でも、この年末までに新党を立ち上げない限り、お得意の政党助成金のご馳走にあずかれなくなるからだ。

それにしてもお粗末総理大臣、並び大名ならぬ並び大臣閣下の何とお粗末のオンパレードであることか。
我等国民、今こそ、このインターネット上で、全国会議員を俎上に上げて汚い言葉ながらケツの穴まで、皆様お一人お一人が見知ったことを、総点検してみてはいかがだろうか。
そうでもしない限り、この先次の選挙では何べん解散があろうとも、同じことの繰り返しではなかろうか。

こんな船頭に舵をまかせながらも、この大日本丸が沈没しないのは、我等お人よしで働き者の国民一人一人が、もくもくと日夜懸命に、それぞれの持ち場持ち場で、その勤めを懸命に果たしてしているからではなかろうか。

こんなことを久しぶりに呟いて見たくなる今日この頃、さて皆様はいかがお思いでしょうか。