NHK朝ドラ、「花子とアン」が終わった!
2014.9.29 秋晴れの一日
先週末、27日(土)「花子とアン」が終わった。めったに視ない朝ドラ。評判につられて途中から視はじめた。宮島(柳原)白蓮が出てきて俄然興味が湧いた。
ついに原作の「アンのゆりかごー村岡花子の生涯ー」まで買ってしまった。
今、それをパラパラとめくっていたら、花子の親友、宮島(柳原)白蓮が、戦争で長男を失った悲しみから国際悲母の会を立ち上げ、『日本評論』昭和26年4月号に「片隅からの言葉」として次のような文章を載せているのが目に止まった。
それには、『国境はもはや、不要のものだと思う。地球上の海も陸も、すべては全人類の共有財産であり、自然が与える無差な恵みであり、一国や一民族の独占すべきものではない。全人類の生存と幸福を追求するためだといって、暴力に訴えることは、意味をなさない。それは平和的手段によってのみ打開されるべきものである。…』とあった。
白蓮をこれまで恋多き女流歌人としてのみ受けとめてきたが、この文章からは、それとは全く違った明晰で論理的な強い意志の人であることを知った。
そしておこがましいが、先日アップした私の「末期の夢―戦争の無い世界!―」で主張したことと全く同じ趣旨であることに、おおいにわが意を得た思いがした。
これは、権力者でない一市民が思うことは皆同じということではないだろうか…。
この単純明快な素朴な思いがなぜ全世界の人々の共通の思いとして、その実現へと広がっていかないのだろうか…。
来年は、国連70周年記念とか。何とか、少しでも世界平和、国際秩序の確立のために有効な力を発揮できる組織に改革されることを切に願いたいものだ。
国連分担金、第2位の我が国。金ばかり出さされるのではなく、積極的な改革案をリードして欲しいものである。
2014.9.29 秋晴れの一日
先週末、27日(土)「花子とアン」が終わった。めったに視ない朝ドラ。評判につられて途中から視はじめた。宮島(柳原)白蓮が出てきて俄然興味が湧いた。
ついに原作の「アンのゆりかごー村岡花子の生涯ー」まで買ってしまった。
今、それをパラパラとめくっていたら、花子の親友、宮島(柳原)白蓮が、戦争で長男を失った悲しみから国際悲母の会を立ち上げ、『日本評論』昭和26年4月号に「片隅からの言葉」として次のような文章を載せているのが目に止まった。
それには、『国境はもはや、不要のものだと思う。地球上の海も陸も、すべては全人類の共有財産であり、自然が与える無差な恵みであり、一国や一民族の独占すべきものではない。全人類の生存と幸福を追求するためだといって、暴力に訴えることは、意味をなさない。それは平和的手段によってのみ打開されるべきものである。…』とあった。
白蓮をこれまで恋多き女流歌人としてのみ受けとめてきたが、この文章からは、それとは全く違った明晰で論理的な強い意志の人であることを知った。
そしておこがましいが、先日アップした私の「末期の夢―戦争の無い世界!―」で主張したことと全く同じ趣旨であることに、おおいにわが意を得た思いがした。
これは、権力者でない一市民が思うことは皆同じということではないだろうか…。
この単純明快な素朴な思いがなぜ全世界の人々の共通の思いとして、その実現へと広がっていかないのだろうか…。
来年は、国連70周年記念とか。何とか、少しでも世界平和、国際秩序の確立のために有効な力を発揮できる組織に改革されることを切に願いたいものだ。
国連分担金、第2位の我が国。金ばかり出さされるのではなく、積極的な改革案をリードして欲しいものである。