蛾遊庵徒然草

おこがましくもかの兼好法師にならい、暇にまかせて日頃感じたよしなし事を何方様かのお目に止まればと書きしるしました。

都知事選!野党共闘の無責任さに乗る鳥越俊太郎の老醜愚

2016-07-20 23:12:37 | 時事所感
7月20日(水)

 この猛暑下、7月31日の都知事選投票日に向けて小池、鳥越、増田の三氏がしのぎを削る。
 この三氏を見て、私は、鳥越氏に強い違和感を覚えた。といっても山家の半隠居にとっては投票権もなく、なにかいったところで何とかの遠吠えにすぎないことは承知のうえ。
それでも42年間を都職員として下働きしてきた身には、無関心ではいられない。そこでつい一言つぶやいてみたくなった。

先ず、鳥越氏の年齢。75歳。不肖わたしより1歳としうえだ。これまで癌手術を4回もなさったとか。そんな体で、どう考えてもこの猛暑下の選挙戦を戦い抜き、当選した暁には今後4年間、1300万人都民の生活基盤万般にわたる責任を担うなどできるだろうか…。

もっとも、都知事は重責といってみても、その仕事の中身のほとんどは議会答弁にしろ、都議会と馴れ合いの出来合いレースで、職員が徹夜して作った自問自答を、それぞれがかわりばんこに読み上げているようなものではあるが…。

だが、議会で多数派自民公明党を相手にしたのでは、出来合いレースとはいかないだろう。その場合は議場で弁慶の仁王立ちを演じる羽目になるのではないか…。
こんなご老体を担ぎ上げる野党4党の無責任さはどうだ。

そして小池憎さにこれも使い古しの立場変ればたちまち過去の自身の言説を180度ひっくり返して恥じぬ骨無しの官僚あがり元地方知事の増田氏を担ぎ上げた自民公明両党の無責任さも五十歩百歩だが…。

というわけでここは、勇猛果敢、猪突猛進、小池女史の元気の好さが、せめてもの救いに見える。

ドイツのメルケル首相。イギリスのメイ首相。猛女済々。これに続けるかどうか。しばしの真夏の夢のおたのしみといったところか…。