徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

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盲腸線が注目を浴びる「阪神なんば線」

2009年02月05日 08時49分26秒 | 鉄道のよもやま話

「盲腸線」とは、本線から飛び出して終点で行き止まる短い支線を指します。
時に「役に立たない路線」という皮肉や愛情を込めて鉄道フアンが使う用語なのです。

現在の阪神西大阪線(尼崎ー西九条)は全長6.3㌔で7駅しかないが、ほぼ10分間隔で各駅停車が運行されており、盲腸線と呼ぶには少し失礼かも知れません。

西九条で行きどまりだった線が延びて近鉄難波まで行っており、その先の奈良まで繋がり、その効果が色々語られており、盲腸ではなくなってきたのです。

  阪神なんば線対応1000系の阪神電車

開通によって沿線の大学は市場開拓の好機とばかりに大々的に宣伝しているようです。
少子化に伴い学生の確保が年々難しくなってきているなか、大学にとっては未開拓の市場は魅力です。

阪神本線の沿線にある某大学の地方試験会場に初めて奈良を加え推薦入試で多くの生徒を集めました。
また、近鉄奈良線にある大学も「線路がつながる、進路もつながる」という宣伝文句で訴えています。

もちろん、大学だけではなく、私立高校もおなじで、交通アクセスを学校選びの基準にする傾向は、時間を大事にする昨今、当然の選択となってくるようです。
実際に開通すれば、利便性がはっきりとし、来年度以降はさらに浸透してくるものと思われます。
次回は、甲子園とドームについて考えてみます。



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