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冬の北海道旅行 ⑦ さっぽろ雪まつり

2012年02月25日 08時58分16秒 | 旅行・観光

第63回のさっぽろ雪まつりは、2月6日~12日まで開催され、僕は12日の夜に見学しました。
さっぽろ雪まつりと言っても、つどーむ会場とススキの会場、それに雪像のある大通り会場と3ヶ所あります
ススキの会場は、昨日のブログで紹介しましたが、つどーむ会場とは、氷のすべり台やスノーラフトなど子供から大人まで自然や雪に触れ合うもので、札幌市スポーツ交流施設で行われています。

しかし、さっぽろ雪まつりと言えば、大通り会場の大きな雪像が”売り”となっています。

では、この雪まつりは、何時からこのようになったのでしょうか?
このように組織だった祭りは1950年が第1回として開催されましたが、これの起こりは、小樽の小学校で始めた雪まつりがヒントとなっています。

  

 

 

1935年、札幌の中学校や高校の生徒が美術部の教諭の指示で6基の雪像を製作しました。
この時、高さは7mが限度とされていたのですが、1953年には高校生が高さ15mの雪像を製作したのですが、この時、大量の雪が必要となり、トラックで運搬しました。

1954年には、市民が加わり、1955年には陸上自衛隊が加わり多数の雪像が並ぶ現在のスタイルに定着してゆきました。

1963年には、自衛隊のリクレーションの一端として真駒内駐屯地でも開催していたのですが、世界同時多発テロ以降、ここでの大会は中止されました。

これだけの大規模の組織は、陸上自衛隊北部方面総監部第11師団は勿論のこと、今は多くの企業の参加とボランテアの参加なくしては出来ないのです。
ところが、企業もボランテアも近年 減少傾向にあるそうです。

 

今年の入場者数は205万4000人だったようですが、2010年(平成22年)243万3000人がピークで、昨年は241万6000人でした。

 今では、北海道だけではなく、日本中はもちろん、世界からも観光客が訪れているこの大会の益々の発展を祈らざるを得ません。

 

雪まつりは、12日に終わりましたが、13日の朝には早速取り壊しが始まります。
13日朝、出発までホテルからその取り壊しの様子を見に行きました。
本格的な潰しを見ることが出来ませんでしたが、この取り壊しを目的のツアーもあるそうです。

 
   朝の札幌市内    交差点には、滑り止めの砂が置いてあります。 

  

    雪像の取り壊しが始まっています。 ここでも自衛隊が活躍しています。



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