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映画 「超高速 !参勤交代 リターンズ」

2016年09月15日 17時00分47秒 | 映画・社会

 

    

2014年にヒットした続編で、弱小の貧乏藩が知恵と工夫で、無理難題に立ち向かう痛快コメディーです。

前回の映画を見たので、続編と言うことで再度見に行きましたが・・・
正直、前回は、話の筋が分かっていても斬新さで痛快感があったのですが、やはり二番煎じ的で、少々無理があったようです。
ただ、それを知りながらでも、十分楽しむことが出来ました。

  

前回、江戸への参勤を達成した湯長谷藩主(佐々木蔵之介)始め知恵者の家老 相馬兼嗣(西村雅彦)、刀剣の腕を誇る荒木源八郎(寺脇剛志)、常に冷静沈着な秋山平吾(上池雄輔)、弓の名人鈴木𠮷之丞(知念侑李)、二刀流の増田弘忠(柄本時生)、槍と料理の腕に秀でる今村清右衛門(六角清児)、家老の瀬川安右衛門(近藤公園)のそれぞれ特技を持つ7人は、今回もこの7人がそれぞれの持ち場で、それぞれの特技を生かして活躍します。

あえて言うなら7人のチームプレー、連係プレーが機能したのが、この物語が成功した原因であり、トラの「超変革」は、この物語のように、それぞれの持ち場で力を発揮出来たかのでしょうか?
それが「超高速」と「超変革」の成否の違いを考えさせられました。
もちろん、現実と映画とは違うと言えばそれまでなのですが・・・

映画館に来てまでと、自分で自分を笑っています・・・

  

この話が明瞭で分かりやすいのは、勧善懲悪であり、悪者がはっきりしていることです。
その悪者に冷酷な老中 松平信祝(陣内孝則)それを取り巻く柳生幻道(宍戸開)、森極蔵(中尾明慶)などが暗躍します。

それ以外に、徳川吉宗(市川猿之助)や前回から出ている湯長谷藩主内藤政醇と恋に落ちるお咲(深田恭子)抜け忍の旅先案内人雲隠段蔵(伊原剛志)など豪華キャストで、さながら俳優陣の顔見世興行的となっています。

金なし! 人なし! 時間なし!、おまけに帰る城もなし! を一体どのようにしてこの無理難題を潜り抜けるのでしょうか・・・
そこには、知恵と工夫と勇気、その上チームワークで立ち向かうパワーあふれる展開となります。