徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

トラ、9安打で1点、引き分ける・・・・

2012年05月26日 19時48分00秒 | 野球・タイガース

安藤と摂津の投げ合いも、お互い決め手を欠き、引き分けました。

どちらかと言うと、トラの方がチャンスが多く、特に送りバンドの失敗が響きました。
それにしても、同じような失敗を続けて、チャンスの芽を摘んでしまい、勝機を逸し、試合運びの悪さが、折角の連勝も、影が薄い結果になりました。

昨日、自打球を当て病院に行った金本は、やはり鉄人?なのでしょうか、先発で出場しています。
そして、2回、4回と先頭打者で2ベースを放ちます。

どちらも次打者の新井はアウトになりますが、4回は、マートンがセンター前にタイムリーを放ち、先制します。

また、3回、5回とも、先頭打者の藤井がヒットで出ますが、次打者の浅井が2回ともバンドを失敗します。
それも、ビデオテープを見るように、2回ともキャチャーフライでは、折角のムードも台無しです。

2,4回は新井が、3、5回は浅井が、チャンスを広げられず、辛うじて、6番に据えたマートンが1点をひねり出します。

この5回までに、少なくとも、もう1点を取っておれば、と思うのですが、野球のもし、たら、れば、を言いだしたらきりがないのですが、やはり、今日のように1点勝負の試合では、つい”ぼやき”たくもなります。

  

9安打で1点は、寂しい限りですが、今年のトラの決定打不足が得点能力を落しています。

今まで20敗していますが、その内、3点以上とって負けたのは3試合。
残り17敗は、全て2点以下です。

その20敗の相手投手は、ほとんどが、相手のエース級か、または新人投手、いわゆる初物に弱いというのがはっきりしています。


3点以上取った試合では、15勝3敗。
この場合の投手は、いわゆる2戦級投手で、トラにとっては相性のよい投手がほとんどです。

自分の好きな相手投手には、それなりに打つのですが、エースや苦手となると全く手が出ません。
余りにも極端過ぎるのですが・・・・
これには、選手個々の研究も大事ですが、コーチ陣も研究・指導をしなくては、怠惰としか思われません。


なにも今年だけではありません。
ある一定の投手には完全に押えられ、それ以下の投手には、それなりに打っています。
要は、繋がりを待っているだけのその場だけの打線だからこそ、ヒットや四球でランナーは出しても、繋がらないのです。

今、トラに足らないものは、走力、守備力、そしてタイムリー(勝負強さ)と思います。
今、トラの得点圏打率の1位は、大和の0.583、2位は浅井の0.455、3位は桧山の0.400です。

なんとレギュラー打者にはいないのです。
大和や浅井、桧山は、打数は少ないのですが、勝負強さは抜群と思います。

ちなみに、打点25の新井の得点圏打率は、0.264、レギュラー陣で一番良いのが平野の0.357で1番や2番打者とは思割れませんが・・・・・・。

タイムリー不足が慢性化している現状では、走力が生きてくるのです。
そのためには、田上や柴田ももっと使ってしかるべきと思うのですが・・・・・

守備に難点があるという致命的な弱点をもった選手を使う必要性はないのです。
まして、ランナーがいない時には打ってても、肝心のランナーがいてる時に打てないとなると尚更です。

今日も先頭打者としては、2本2ベースですが、ランナーのいた6.8回は凡退しています。
ここにきて、4番バッターがまだ打点7と言うのも、その存在感に疑問をもちます。

12球団で4番バッターで打点が一桁は、トラだけです。
あの打率1割台の日ハムの中田でも14打点あります。
もっとも新井も25打点ありますが、勝負に関係するかどうかで、その価値が変わってきます。

1点を重視するなら、走力や守備力、そして勝負強さをもった人を優先的に使うべきではないでしょうか・・・・