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トラ、年俸に見る来期の期待度

2010年12月19日 11時32分09秒 | 野球・タイガース

先日、阪神タイガースの藤川投手が契約更改の内容が発表され、年俸は現状維持の4億円(推定)と発表されました。

来年は、”真っ向勝負”を掲げていますので、歓声が悲鳴に変わらないようにして欲しいものですね。

契約更改には、今季の活躍の評価は勿論、来期の期待度の大きさが表れます。

18日現在の未更改者は、野手では、城島、桧山の二人、投手では、下柳、久保、久保田、能見の四人います。

   
      2011年のロゴマーク             スローガン     

 

トラの最高年俸は、昨年から1億円の減俸となっても金本の3億5千万円です。
これで球界一番の最高年俸者は、今年5千万円アップして4億3千万円となった巨人の小笠原に譲りました。

トラで一番のアップは、1億2千万アップのブラゼルで、2億円となりました。
アップ額とアップ後の年俸は
 鳥谷   アップ額  1億円      アップ後は、2億6千万円
 マートン   〃     1億円            〃     2億円
 平野     〃    8千万円      〃     1億6千万円
 スタンリッジ   〃    6千万円      〃     1億円
 西村     〃    1、380万円   〃     2、300万円

以上が、更改済みの選手のうち1千万円以上の人です。
こうして見ると、今季の活躍以上にアップ額が多いのが鳥谷です。
一つは、チームリーダーとしての期待度と、来期にFA権取得に対するけん制額と思われます。

  
               来期に最も期待したい選手の二人です。


以上の他の更改済みの選手のアップ額は、1千万円以下で、その中で目につくのが、藤川俊介の8百万円、坂と秋山の6百万円です。

特に秋山と俊介(来期から藤川俊介の登録名は俊介になります)は、今年ルーキーであり、今年の活躍は、目を見張るものがあり、それがそのまま来期への期待度でもあるのです。

アップするものがあれば、当然ダウンする選手もいます。
金本の1億円ダウンは別にして、最高額は3、300万円ダウンして 7,700万円となった安藤投手です。

安藤には、今季どれだけ期待を裏切られたか、開幕投手としての片りんもありませんでした。
僕のブログでもどれだけバッシングしたか分かりません。
プロ野球の選手は、1年単位で評価されます。
如何に、過去に良い成績を残しても、2,3年悪ければ、ファンから罵声を浴びます。

今季、更改済みの選手のダウン額とダウン後の金額は、
  安藤      ダウン額   3,300万円     ダウン後  7,700万円
  江草       〃       1,000万円       〃    4,000万円
  メッセンジャー    〃        900万円       〃    4,200万円
  岩田       〃         800万円       〃    3,000万円
  葛城       〃         700万円        〃    2,400万円
  関本       〃         500万円            〃     7,500万円
   狩野        〃        500万円       〃    3,500万円

上記 4名は、全部投手です。
これが、今季のトラの状態を表しています。
つまり、投手陣の踏ん張りがなかったことが、、今シーズンの成績に表れています。

来期には、どれだけ投手陣が奮起してくれるか、アップした西村や秋山が今季以上の活躍が出来るかどうかが、来期の成績に反映されることになります。

それにしても、若手の投手陣、特にドラフト1位の選手の台頭は、どうなっているのでしょうか?
 2009年ドラフト1位   二神    
 2008年   〃      蕭  
 2007年   〃      白仁田

特に、投手陣の手薄なトラにとって、トレイドで取るのも一案ですが、若手の育成、台頭がチームに活気が生まれ、それが成績に反映することを思えば、過去のドラ1選手は勿論、今年、入団の榎田や一二三選手の活躍が待たれます。

   
    この中から、どれだけ、来期に活躍する選手が出てくるのでしょうか?

昨日、藪が二軍投手コーチに就任しました。
現在の中西コーチとどれだけ、投手陣の立て直しが出来るか、来期のトラの命運がかかっていると言えば、少し言い過ぎでしょうか?