徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

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JR20000Km全線走破の放送自粛

2005年05月01日 10時33分13秒 | 鉄道のよもやま話
3月からNHKのJR20000Km全線走破、春編は、4月27日以来休止されています。

それも、あの福知山線の脱線転覆事件を受けて、この時に、鉄道を楽しむような心境ではないと云うことです。
毎日のように死者が増え、史上最悪の107名もの尊い命が奪われました。
JR西日本の対応や、社内の規範の厳しい体制への非難が、集中しています。

確かに、日本の鉄道の時間は、正確で緻密性を誇りにしていましたが、これが仇になり、特にダイヤの遅れに対することは、恥とされていた事自体がこの悲惨な事故を起こした原因の一つです。

1分や2分の遅れは、”すみません”で済まされなかったのでしょうか?
たったその1分で107名の命が奪われたのなら、会社の営利主義と安全管理主義が問われます。
マスコミも我々も、オーバーランの報道や、電車の遅れに敏感であったことも事実です。
鉄道フアンの一人として、残念の極みです。

JR尼崎駅は、福知山線と東西線、東海道線の乗り継ぎ駅で、一台の1分の遅れで乗り継ぎ出来ない状態のダイヤを西日本は、厳粛に受け入れなくてはならないと、思います。

JR20000Kmの放送は、5月9日から録画放送が始まります。
犠牲者の皆様のご冥福をお祈りします。

今日の絵は、ドイツローテンブルグ市内。 F6