風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

ビバ三連休

2007-11-25 01:38:03 | 徒然
 かなり勇気のいるカミングアウトですが、
私は小島よしおの「そんなの関係ねぇ」をテレビで見たことがありません。

あまりにもこのギャグが浸透していて、もう知らないなんて言うに言えない。
かといって、わざわざ小島よしおを検索しなければと思うほど
それは私にとって重要なことでもないので、つい後回しにしたまんまにして・・・
今に至ります。

今となっては、小島よしおを知らないことの方が、ある意味面白いような気もします。

 そんなこんなで、三連休は15時間睡眠をとったり、
高校時代の剣道部の先輩との飲み会に呼んで貰ったり、
叔母の家に行ったり、敷布団をもう一枚買いにいったりと、
充実した連休を過ごしています。


 そしてあと一日、明日は家計簿つけ、PCの設定、仕事の準備、
部屋の掃除と洗濯物のアイロンがけ、あと仕事用の靴と洋服の買い物をします。
月曜の準備で終わってしまうだろうな。

私は契約社員で働き始めてから「なんだか体がもたもたするな」と思っていたら、
2キロほど体重が増えていました。
しかし私の場合、
精神的に何かを内に溜め込んでいると体重が増える傾向にあるので、
ああストレスがたまってるんだなぁ・・・と思う程度で
ダイエットなどする気は全くありません。

なぜなら、溜めていることを解消すれば体もスッキリすると分かっているからです。

 今日は実家の車を借りて、浦和レッズ対鹿島アントラーズの余韻の残る
浦和美園イオンで敷布団を買い、一人暮らしの部屋に運び込んだ。
両親が法事で貰った布団乾燥機をくれるというのでそれも持っていった。
車をコインパーキングにとめている間に洗濯をし、いつの今にか部屋の隅に
漂流していた本や雑誌、チラシなど不要なものを捨て、書棚に戻した。
PCの設定や家計簿に関わる書類やレシートなどはまとめて実家に持って帰り、
内容を読んで明日整理する。
仕事に着ていく洋服もだいたいコーディネートの組合せが決まってきたので、
それをすぐ着られるように手前にだしておいた。

 ここまでやって、だいぶすっきりした。
不思議なことに、今日の夜23時すぎに実家に戻って体重計に乗ると、
1キロ減っていた。
多分、明日はもう少し体も心もすっきりしていると思う。

就職して1ヶ月、当たり前だけどまだ慣れない。
一人暮らしの生活も、初めての冬を迎える。
来年の春には落ち着くのかしら。

まずは冬に必要な物をそろえるのが先だけど、
もう少し経済的に余裕ができたらテレビは買おう。
・・・テレビのない生活でも私は楽しいんだけどね。

ここにいたのか

2007-11-22 08:14:03 | 徒然
昨日は、18時すぎに仕事をきりあげ、会社のトイレの鏡に映る自分の姿をみて、早く家に帰りたくなった。
化粧もして、髪の毛も巻いて薄い桜色のニットを着ているのに、冴えない。仕事が終わったあととはいえ、なんだか気持ち悪い。
トイレの化粧台の前では女子の先輩が歯磨きをしていて、先輩と話しながら笑う私の顔にはもっと違和感があった。
なんだか「無理してる」感がにじみでていた。

それも私なんだよなぁと思いつつ、とにかく知り合いのいないところへ早く逃げ込みたかった。

とぼとぼと田町駅まで歩いた。夜風がもう冷たい。
野で乗り換え、駅ナカの書店で一条ゆかりの新刊を買った。
書店の向かいにあった喫茶店でさっき買った漫画を読んだ。
前にも書いたけど、一条ゆかりの『プライド』8巻がそれで、私の好きな台詞が書いてある巻だった。
それを読んでいる間は物語に夢中だった。最後の方は感動の涙さえ流してしまった。

読み終えて喫茶店を出て、ふと時計をみるとまだ20時すぎ…

家のある駅に着いてスーパーで食料品を買い、コンビニで黒いストッキングを2足買った。

本当は帰ってすぐ寝たいのだけど、買い物はしておかないと後で困る。
ストッキングはいつの間にかなくなっていることが多くて、朝「なんでないの」と泣きたくなるから…
早く帰ってあったまりたいけど、寄り道して買った。

家はやっぱりいい。
一人暮らしは誰もいなくて寂しいけど、それでも家に帰るとほっとする。

まだ21時前だったので、設計事務所の先輩から貰った『ASIAN JAPANESE』を最初のページから少し読んでみた。

まださわりしか読んでないけど、面白そうというのと、読んでてつらくなりそうだと両方思った。また時間があるときに読もう。


そんな風に過ごした昨日の夜、思い出したのは、私はもともと、とてものんびり屋だということだ。
頭の回転は速くないし、おじいちゃんと話してる方が落ち着くくらいゆっくりペースなのに、早くしなきゃと焦って無理してるんだ。

それに気付いただけで落ち着いてきた。
そんな自分で外に出ていくのはまだ間に合うかな。
無理した自分を脱ぎ捨てたい。

営業部隊とおでん

2007-11-20 12:52:17 | 徒然
 昨日は、営業部隊に飲みに連れて行ってもらった。

金曜日ではなく、なぜか月曜日飲みにいくことが多いのだそうで、
「これからは月曜日な」と営業部長に言われた。

すっかり風が冷たくなって、肌寒い今日この頃、
「おでんが食べたい」という部長の一言で、
いつの間にかおでん屋さんの予約がされていました。

 さすが営業部・・・
っていうか、もうすぐ21時…
時計に目をやるとけっこうな時間だったので迷ったけど、
隣の事務の男子と一緒にお供することにした。

 営業マンって大変だなぁ・・・と思う。
単純にいえば、建築部は施工部隊なのでいい建物を作ることに専念すればいい。
でも、営業は外に出てお客さんとのやり取りをしなければならない。
無口でも仕事ができれば問題のない施工部隊と、
コミュニケーション能力がモロに問われる営業とでは、
同じ建設会社の社員でも適性が見事に分かれる。

やっぱり私は施工部隊にいたいなぁと思う。
建築部の事務職、このポジションが最適だと思った。

 昨日はおでんをつつきながら、日本酒をいただいた。
営業部の部長の話の中で、
「新しい会社に営業に行ったら、
うちの会社のことを知ってもらわなきゃいけない。
ただ行ったんじゃ当然だめだよな。
うちの会社はこういう会社ですよって売り込まなきゃいけない。
その為には自分の会社を好きにならなきゃいけない」

知ろうとすることが大事なんだと思った。
誰だって、どこの会社だって、色々知っていくと必ず魅力があるものだ。

なーるーほーどー

なんかいつもマジメな顔をして冗談しか言わないその営業部長が
とてもかっこよくみえた。

「ほんだはえらいな、自分から色々知ろうとしてるもんな」

その部長にそう言ってもらえてとてもうれしかった。
「ほんださん」じゃなくて、「ほんだ」って呼ばれたことなど、
些細なことのようだけど、とてもうれしかった。

 マジメすぎるって言われる私だけど、
そうやって評価してくれている人もいる。
もうちょっと余裕ができたらもっと笑えると思う。

 そして今朝、ラジオ体操の始まる2分前くらい、ぎりぎりに出社し、
お茶を飲みにいったら営業部長がいた。
「昨日はありがとうございました」
「おう、また月曜な」
「アハハ・・・」

今日は早く帰ろう・・・

11月の夜風に吹かれて

2007-11-17 23:10:52 | 徒然
 今になって思うことだけど、
去年~今年の大失恋で、
確かに恋はなくしてしまったけど、代わりに得たものも沢山ありました。

この先に何の望みも持てなくなったとき、
私はただ黙って側にいてくれる人が欲しかった。
私に寄り添ってくれて、でも私は相手に何も与えないし相手も求めない、
そんな、恋愛とは違う関係が欲しかった。

 今思えば、失った恋の相手は、
私と付き合っていたとき、心がひどく傷ついた状態だったんだと思う。
それを何とか乗り越えようと明るく振舞っていたけど、やっぱりものすごく
辛くて寂しくて、何かにすがり、現実から逃げたかったんだと思う。
誰かに側にいて欲しくて、でも
求められても気持ちに応えることはできなかったんだね。

今になって彼の気持ちがよくわかるよ。

私はそんな彼に必要とされることはすごく嬉しくて、
いつしかそれが私の存在意義になっていって、
彼を支えている自分に酔っていた。
彼を好きなんじゃなくてそんな健気でかわいい自分が好きだった。

そんな自分でいさせてくれる相手だったから好きだった。

 でも単純にそれだけじゃなくて、
私は彼という人を心から尊敬していて、
私の方は純粋に好きだったから、私が一方的に恋をしていたんだと思う。
恋した相手とお付き合いできて楽しくないわけない。
毎日が夢のように楽しかった。
割と醒めた考えを持っている私が、
この人とだったら結婚っていいなと思える人だった。

でも相手が突然いなくなった。
もともと最初から私の一方的な恋だったのに、
一緒にいた時はそうだとは気付かなかった。

…いや、本当は気付いていたけどそうは思いたくなかったんだ。

惚れたもん負けだね。
仕方がない。

 でもおかげで本気でこれからの自分の道を考えたり、
探したりすることができた。

もしいつか彼が、あのとき私と一緒に過ごした時間は楽しかったと
思い出すことがあったなら、私はそれで十分だ。
大好きな人には幸せでいて欲しい。
その人の人生で一瞬でも役に立てたなら私の思いはそれで報われる。

今はそれを直接知ることはできないけど、
そのまま思い出の人にすることが私の「愛してる」だ。
その人も達成感を求めてものづくりをしてた人だ。
今も真っ直ぐでばかで、マジメにやってるのかな。
変わらないでいて欲しいな。
元気でいてくれるといいな。

 私は私で、今度は相思相愛の人と出会えるように頑張ろ。
未来は明るいのだ。

優先順位

2007-11-15 13:33:16 | 徒然
 田町にいると、白いシャツのシミやニットの毛玉、
スーツのシワがものすごく目立つ。

東京には「できて当たり前」の前提において、人々が集まっている…
ような気がする。
って田町はオフィス街だから当たり前なんだよね。
家庭の匂いはしない。

地元のさいたまと比べるしかないんだけど、そう感じる。
もちろんさいたまは好きだ。
離れてみて、良さが分かった。

そんな中にいるとただでさえトロい自分は田舎者だな、垢抜けないなと思う。
もちろんそれは承知の上なんだ。
ここで生き残っていくには戦って勝利を勝ち取る気がないと。
戦場です。
今は、帰ってシャワーを浴びてさっぱりしたい。

今日は早く帰ろう。

明日の私がちゃんと仕事に向かえるように、準備することが最優先だ。
なぜかといえば、それが私の自由に繋がるから。

川面に映る朝日が眩しい

2007-11-15 08:12:54 | 徒然
 通勤電車の窓の外、川面に映る朝日が目にしみる。

昨夜は気持ちが散漫になって、そんな状態がいやで、
それでも明日がすぐそこまで来ていることに焦っていた。

せっかく湯舟にお湯をはったのに入れず、朝ぬるいお湯にざぶんと浸かった。

「どうしてこんなに思い通りにいかないんだろう」と
考えたって仕方ないことをつい思ってしまう。

父親が現役で社会で働いてることがどれほど尊ぶべきことか、
私はまるでわかってなかった。
土日はほぼ終日パチンコ屋にいる父だけど、今はそれでいいじゃんって思う。
休みくらい好きなことしてよって。

私は周りに「どうして?」と思うことがまだまだ沢山あって、
でもそれが人として未熟だってこともわかっていて、
だからそんな自分を受け入れたくなくてもがく。

そうなんだ、私はまだまだ未熟者なんだ。
私なりに色々経験してきて、少し自分という人がわかってきて
気分転換の術も知って、
ちょっとやそっとじゃ動じないのよって余裕でいたいのに…

全然そんなんじゃない。
哀しみや怒りの感情は封印したくなってしまうんだけど、
そうするとひずみが出てくる。
そんな時は信頼できる人に相談するのがいいんだろな。

混乱すると、仕事が手につかなくなってしまう。

 仕事から帰って、
そんな風にもやもやしていたら母から電話がきた。
「ムーチンです~
(ニャオー)
浦和レッズ優勝したよ。
特に用はないんだけど、じゃね~」

… かなり一方的な内容の電話だけど、
なんだかかわいくて笑ってしまった。
私はそうやって子供みたいに純粋で自由で無邪気で明るい母が好きだ。
でも母は母で私を心配してくれてるのがわかる。
優しく包み込むように慰めてくれるわけじゃないんだけど、
母なりに「頑張れ」って応援してくれてる。

離れてみて、こんなに親を頼りにするなんて思わなかった。
いつかいなくなってしまうなんて、思いたくない。

…私はものすごく甘ったれなんだなぁ。

認めるのはいやだけど、そうだ。
素直に親を大切と言える友達を大人だと思っていたけど、
今なら私もそう言える。

昨日は父親に社会人として働く上での悩み相談をした。
「何事も如才なく動くことが大事」と言われた。
入って1ヶ月そこらでスイスイ動ける人なんていない。
その期間を短くできるかがその人の能力だ。
新聞や仕事で得た手順など情報をストックしていくんだよ。
じゃあ俺は37型テレビがきたからそれを観るのでまたね。

ふーん、
ジョサイナクウゴク・・・
かっこつけちゃってさ~
むつかしい言葉を使うじゃないのさ。


37型テレビねぇ、うちのダイニングはそんなに広かないのに、
でかいテレビ買っちゃったのねぇ。
でもま、羨ましい。
ありがとう父さん。

色々な人との出会いがあって、また色々な感情になる自分に出会って、
だいぶ混乱したけど、
尾崎豊と槇原敬之を聴くと真っ白い気持ちにリセットできる。

さて、今日も慌てることもあるだろうし、
ふてることもあるだろうけど、頑張ろう。

ときめき

2007-11-13 20:15:34 | 徒然
 昨日は、慌ただしい一日だった。
そんな昨日は、月に一度各現場の所長が会社に集まる日でもあった。

その所長会に集まる所長の中に好きな人がいる。
・・・といっても憧れの人であるだけなんだけど・・・
前の現場事務のアルバイトのときに検査で会ったり、
電話を受けたりしたくらいで、ほとんど接点はなく、面識はない。

でも、その所長の現場の写真を見て、ビビビときてしまったのだ。

うちの会社はもともと大阪が発祥の地で、それもあってか自由な社風だ。
所長の方針によって現場の雰囲気が全く違う。
所長の個性が現場にでる。

私の好きな所長は、所長の中ではとても厳しいことで有名なのだけど、
断トツでその人の現場が一番好きだ。

施工中の現場の写真をみると、
現場で働く人を大切にする思いが伝わってくる。
施工側のアイディアが現場で表現されている。
安全対策や、現場の表示の仕方、近隣住民の方への配慮など…
多分この人はいい建物をつくろうという意識が高いのだと思う。

その所長はもちろん既婚者だし、恋愛うんぬんではないのだけど…
所長会で来ている姿を見て、久しぶりにドキドキした。
遠目で見るのが精一杯で、恥ずかしくて挨拶できなかった!
その人は全体のオーラの輪郭がくっきりしててとにかく輝いていた。
見たいけど、見れない。
話したいけど、話せない。
電話で声をきいただけで、嬉しくて恥ずかしい気持ちになる。


ああ、恋は所詮一人よがりなんだなぁとつくづく思ったけど…
錯覚でもいいから、このままこの所長に恋をしていたいと思った。
やっぱり色々頑張ろうって思うし、毎日が楽しくなるもん!

姿を見られただけで、電話を受けただけでときめいてしまう、
今もこんな気持ちがあったんだなぁ。
頭じゃなくて、心でそう感じる。

私より…多分10歳くらい年上だけど、カッコいい!
こんな人に嫁に貰われたい。

でももちろん、自分のものにしたいなんて気持ちはぜーんぜんないから
気楽に好きでいられる。

多分、その所長の目指すことが好きなんだと思う。
一人じゃないというか…
だから嬉しいのだ。

恋は魔法だね!

もし同性なら無二の親友になれるような、
お互い高めあえる素敵なライバルに出会えた感覚なんだろうな。
馴れ合うんじゃなくて、励まし合える関係が一番理想だ。
出会いは宝物だと思うような出会いがこれからもあるように、
っていうか、どんな出会いもプラスにしていける自分であるように、
今日はまっすぐ帰って昨日の肉じゃが食べて、お風呂入って、
マニキュア塗り直して…明日の準備をして寝よ!

 
 話は変わるけど、
昨日は17時を過ぎて、今もやもやしている自分の仕事の役割や範囲が
つかめない話を、さりげなく上司に相談できた。
私の隣にいる上司は現場の所長をまとめている人で、
私がどんなに慌てていても、落ち着いて話を聴いてくれる。

「ひととおりやれば掴めるよ、今は新人で事務作業を分担してるけど、
それぞれが慣れてくればいずれはっきり役割分担が決まるから」

そう言ってもらえて、とても落ち着いた。

やはり、任された仕事は責任持ってできるように自分はしっかりしなきゃ
いけないけど、絶対に一人では何もできないんだと思った。
少しずつ、周りの世界を知りたいと思う自分がいることに気付いて、
なんだか一人でにやにやしてしまった。
どんなときも、一人じゃなかったことに今になってやっと気付けるようになった。

感謝です。

 ああ、今度好きな所長に会えるのが楽しみだな。
もっと自分を磨きたいな。
好きな人がいるって楽しい


芝園橋交差点にて~目に映るものには意味がある~

2007-11-11 16:01:07 | 徒然
先週の金曜日、8日のお昼は会社の近くのドトールでランチをとることにした。
芝園橋交差点にて信号待ちをしていたら、なにやら音楽が流れてきたではありませんか…

黄色い背広を着たマッキーの写真がどーんと描かれたマイクロバスが、
ガンガン音楽流しながら、都会の真ん中を走っているではありませんか。

『悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。』
なんちゅうタイトルよ。
マッキーに敬意を表して、
私の記事のタイトルも長めにしてみました、って違うか。

なんていう、マッキーらしい、タイトルよ。
仕事が思うようにいかなくて、もやもやしていた時に、
がんばってるマッキーのピュアな音楽が聴こえてきて
あたしゃウルっときてしまったよ。

今日は、iPODの中身を更新していて、ふとマッキーのNEWアルバムのことを
思い出し、ダウンロードしてプレイリストに加えました。

さっきまで、ジェシカアルバ主演の『HONEY』を観ていた。
レンタルするの2回目なんだけど、とてもよかった。
私は音楽が好き、ダンスも好き(ってできるわけじゃないけど)。
そうやって好きなものに触れてると忘れていたことを思い出す。
でもまだ実は、聴くのが好き、観るのが好きって受身なんだけどね。
もしかしたら実際に自分も歌ったり踊ったりすると意外とイケるのかもしれない。
多分楽しいはず。そこが私の一歩で「これから」なんだよね。

 なんだか、27歳、28歳って限界を作っているのは自分なんだなって
思いました。
まだまだ27じゃんって思う。
気持ちはやんちゃが許される25-26歳ていうのが一番しっくりくるけど、
27歳になってみないと分からないことがある。

 マッキーも今だからできる書ける音楽をアルバムにしたんだ。
私も今だからできることを一生懸命やればいい。
失敗したって、まだまだいける。

『悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた』
ほんとだよ。
がんばっていきまっしょい。


こども

2007-11-11 12:20:03 | 徒然
 子供は覚えるのが早い。

なんでだろう、と考えてしまっているほんです。

それはまぁ、例の会社の女の子と出会って、
彼女は全く仕事の中身を覚えようとはせず、でもやりかたはキチンと覚える子で
実はそのスーパー事務員さんの作ったマニュアルにかなり忠実にやっているため、
仕事の処理スピードは速いのです。


また、そのスーパー事務員さんが、なんでこうなるのかを言うところはキッチリ
教えてあげているらしく、その子が言うことはとても理屈が通っている。

って、詳しく具体的に書けないんだけどさ…。
そこが私の弱いとこだよね、読んでるほうは何を言ってるのかわからない。

…そうなのだ、
こどもも大人も、わかるように表現することが大事なんだよね。
だから「これじゃわからない」と思ったら、どんなに中身が素晴らしいものでも、
相手に伝わらない。
だから、シンプルに分かりやすく、
「めんどくさ」と思ったら、その声をそのまま受け止めることで、
新しい表現ができる。


 楽器の演奏も、大人よりこどもの方が習熟が早いのは、
「素敵だな、こんな風になりたいな」という思いがとても純粋で、
「あんな風に弾くためには、こうすれば上達するんだよ」というのを
理屈ではなくて、こどもが興味をもつような形で表現してあげれば、
言われなくても、すいすい覚えていくんだと思う。

んで、それはきっと大人になっても同じことで、
「やっぱよくわかんない」と思ったり、
「この人の話なげ」と思ったら、
どんなに素晴らしいことを言っていても
もう中に入ってこない。

だから表現は周囲や自分の感覚や反応を受け止めたものをベースにして、
どうしたら分かるかを単純に自分で答えを出してみて、
じゃあどうすればその表現ができるか、その為には何が必要かを頭で考え計画して
実際に行動に移すことで実現する。

 
 例えば、「悲しい時に泣く」事。
悲しいことがあれば、泣きたい気持ちになる。
でも我慢してたら、周囲には伝わらないし自分もつらい。
そこで「泣く」という表現をすれば、

「何かあったのかな」と周囲も自分もわかる。
理由はわからなくても、結果、泣いてるわけだから、
「今、悲しいんだな」と。

「ああ、何か涙が流れるようなことがあったんだな」
「悲しいことがあったのかな」

「どうしたの?」

そうやって、周りに伝わるんだ。
そうやって一人の世界から周りの人と繋がることができる。

そこで、気付いてもらえなかったらとか、
そういうことを考えると、
泣くのがムダなことだと思ってしまうけど、
でも、
それは自分の為に、「ああ、今私は悲しいんだな」と
自分で自分を知るためにも必要なことなんだ。

それはその後「どうするか」は自分だから。


 こどもはそんな理屈はわからずに生きているけど、
安心してワガママに泣いたり笑ったり怒ったりしながら密度の濃い時間を
ものすごいスピードで日々成長していくけど、

それは大人がそんなこどもを受け止め、「いいよ」と守ってあげているからで、
でも守られる必要があるから守られている。

もし、こどもがそこで自分のありのまんまの感情を殺さなければならない
環境があったとしたら、それは周囲から見て、一見何の問題のないように見えても、
実はその子の中には孤独を抱えているんだ。

自分が、そうだったからよく分かる。
自分の性格や思いを私はつい否定してしまうクセがあるけど、
それはきっと小さい頃からしみついたクセなのだと思う。
だからその「わかってほしい」エネルギーの噴出する先が、
絵だったり、文章だったり、音楽だったりするのかなと思う。
まぁどれも習熟度は中途半端だけどさ(笑)。
だからこれからキチンと説明する言葉や手段を覚えていきたい。
誰もがわかるような共通する言葉やものがあるってことを
認識した上だからこそ、覚えようって思える。


 「なんでそんな風に思ってしまうの?」
じゃなくて、私はそういう寂しさを抱えた人間なんだと思う。
でも、だからこそそれを乗り越えたいと思う。
だってずっと寂しいままじゃいやだもん。
だからどうやったら自分を表現できるかを探して
デザインや建築や設計や…
ジブリやバイオリンやピアノや歌や映画の世界にその方法を求めたんだ。

 一つ、続いていることとしてこのブログがある。
このブログをやっているおかげで、タイピングが速くなった。
それは仕事にはとても役に立っている。
ただそれだけのことなんだよね。
考えてできるようになったことじゃない。
それが現実の社会で役に立っていることは、とてもラッキーなことなだけ。

 建築や設計、デザインに興味があるのは多分、今就いている仕事には
とてもアドバンテージがあると思う。
だって、単なる事務作業とは思わないんだもん。
ただ、その興味が直接お金に繋がるとは思ってないし、
興味があることが邪魔になることもある。

でも、よい品質を求めていることが私の根本にあるから、
仕事にかけるその思いは多分誰にも負けないと思う。
それってすごいことじゃんって思う。
まだ形には全然できてないけどさーーーー(泣)
それがもどかしい。

 いい仕事をする根本が私の興味関心事が元になっているなら、
やっぱ、仕事だけじゃなくて、私自身が成長しなければならない。
だから「自分を磨く」ことが意味のあることなんだ。
料理でも、歌でも、お茶でも、お華でも、日本画でもデッサンでも、
歴史や社会のシステムを覚えること、
ファッションセンスを磨くこと、芸術に触れること、
好きな本を読むこと、文章の書き方を学ぶこと
世界を知ること…
そして色々な習慣を身につけてしまうこと。

それが自分にとって必要なこと。

 私が自分でよく思うのは、こうやって、頭では
理屈は大体最初にわかってるんだなぁということ。
そんな風に分析できることは一つ、優れていることなんじゃないかと
自分でいうのはタダだから、思います。
だけど、全て見えてしまっている、見えているように思うために、
臆病になり、二の足を踏み、その場にとどまってしまう。

実際にやってみたらまた、全然違う世界が開けるかもしれないのにね。

失敗が怖いんだな。
傷つくのが怖い。
それは傷ついたときに、受け止めてくれる人がいるかどうか不安っていう…
やっぱそこにいきつくんだ。

自分と周りを信じよう。
それがまず一歩踏み出す勇気だ。
私が成長するために必要な一歩。
たとえ傷ついても、孤独を感じても、決してひとりじゃないこともまた、
事実だということを、学んだから。

大丈夫だ、思いの強さがあれば、必ず自分の道は開ける。