風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

秋晴れ!

2005-09-30 00:55:36 | Weblog
 今日は晴れて爽やかないい天気でしたね~!単純なので今日はルンルンでした。
お昼休みは一人だったので食事そっちのけでキャットストリートから表参道あたりをお散歩してきました。

 hhstyleで世界の有名デザイナーのインテリアを眺めたあと、キャットストリートをぶらぶら歩いていたら女優の高田万由子(葉加瀬太郎の奥さん)とすれ違った。ブーツにスカートで特に芸能人ぽくもなく、結構普通の女性だった。でもセレブと出くわしたことのない私はちょっとツウになったような錯覚に陥ってそれはそれで楽しい。
平日の午前中~昼の表参道は空いていてすがすがしく、マダムっぽい人も沢山いるしなんだか優雅な気持ちになってしまった。
 
 表参道には有名建築家の設計した建物が乱立している。
研修中に事務所の人に建物ツアーをしてもらったのだけど、その時に教えてもらったものの一つ、現在建築中の安藤忠雄設計による同潤会アパートの建て替え。地上6階地下6階で住宅だけでなく、商業施設も入るらしい。もともとそこに住んでいた人は居住の権利があるとか。表参道に面した安藤忠雄のアパートに住むってどんな気持ちなんだろうな~。

新しい日々

2005-09-28 23:08:54 | Weblog
 おととい職業訓練が終わり、引き続き昨日から研修先でバイトの日々が始まりました。
1ヶ月研修でお世話になった所に今度は研修生としてではなく、アルバイトとして行くだけなのに、とても緊張してしまいました。
研修の時は電話をとるのは事務所の人みんなが手の離せない時だけだったのに、今度は率先してとる立場になり、でも体が硬直してなかなか受話器をとれませんでした。昨日も特に辛いことがあったわけではなかったけど涙がでてきました。
時間ぴったりにあがらせてもらい、美容院へ行って髪を切り、夕ご飯は外で食べ、漫画喫茶へ行って気分転換。

 今日は“リラックス、リラックス”…と自分に言い聞かせながら出勤し、午前中は一人で留守番でした。
 お昼にはいつもお世話になっている事務所関係者の方にお寿司屋さんのランチに連れてってもらいました。トロ、サーモン、いわし、新秋刀魚のあぶりにぎり、ほたるいか、たまご、いくら、甘海老、たこ、いか、サラダとお味噌汁のランチセット!…あとスタバのコーヒーをご馳走になって元気になりました。
書いてみると沢山食べたなぁー!おいしいものをお腹いっぱい食べて幸せ…。

 課題の電話応対はまだちゃんと相手の名前を聞きとれなくて、たて続けに用件を言われるとパニックになってしまう…。
あと事務所の人の携帯に取引先の電話番号とFAX番号を間違えて送ってしまった。

 それから今日はベクターワークス(CADのソフト)で、月曜に控えている確認申請の図面の文字入れや簡単な修正、図面リストを作成しました。最近ようやくレイヤーやラインの意味が理解できてきました。理解のペースは遅いけど意味が分かって使い分けができると面白い。「習うより慣れろ」だなぁと実感…。
訓練校で習ったはずのJW CADは操作の仕方を忘れてしまい、プリントアウトが出来なかった。プリントアウトはしたことなかったか。

 ふー… ねむねむ。明日も頑張ろ


ちっぽけ

2005-09-27 09:15:55 | Weblog
昨日、ふらふらと本屋に立ち寄り『バガボンド』21巻を買った。昨日は読む余裕がずぇーんずぇんなかったので、通勤電車の中で読んじゃった。ちょっとえっちなシーンはページをとばしつつ…
「相変わらずスポーツから学ぶことは多い。
『やるぞ』と挑戦する気持ちは尊いが、
その気持ちが体を硬くし、自由な動きを妨げることもある。
いろいろなことに気付くことができるように、
常に体は動かしていたい。
体のありように心を向けておきたい。井上雄彦」

内容も武蔵が気負おわないようにするんだけどつい気負ってしまう、そんな自分と向き合うとゆー、私にとってもタイムリーなテーマが描かれてた。

今朝「雰囲気のいい所や、旅行や何かであの風景をみたい、行きたいというのはなんでかな?」という疑問が浮かんで考えてたら包み込まれる感じがするからかな~と思った。
はるちゃんのコメントにあった「自分も自然の一部だと思った」ということを感じられるからじゃないかな~

私はちっぽけだ。みんなそうだ。でもそれでいいんだ。

素直になる

2005-09-27 01:48:10 | Weblog
 最近調子がいまいちだ…と書いて久しいです。

今日はいよいよやばかった。何がやばかったのかというと、涙がでちゃうんですよ。
何にも悲しいことなどないはずなのに、嫌なことがあったわけじゃないのにさ。

しかも今日(ってもう昨日か)は4ヶ月の職業訓練の修了式という節目の日。

本当はそれについて、書きたかったんだけどそれはまたちょっと落ち着いてから…

 なんだか私頑張りすぎていたみたいです。
気を張って、全部うまくいかせるためには気合だ!みたいなところがあった。
本当の私の心は変化についていけなかったり、楽しい刺激だったり、プレッシャーだったりで、キャパシティーオーバーだったみたいです。

 ああ~、さっき夜遅いのを承知で友達に電話しちゃった。ほんとごめん。
そしたら↑のような状況になってる自分に気づかされました。
ああ~ごめんよ自分!!!
しんどいときはしんどいって言っていいんだよね。
いつも周りの人に助けられてるんですが、なんかいつのまにかスパルタ直子が
どんどん成長していて、
いつのまにか素直な子になれなくて、笑えなくなってました。

 笑顔が魅力なんだと言ってくれたMおじさん。
泣いてる私の心に気づいてくれてありがとー!
なんか変な記事ですんませ~ん!
久々にやっと自分に戻れた気がしたです。
京都いきたーい!高級ホテルに泊まりたーい!!
純愛映画で思い切り泣きたーーーーい!!!

 …さ~て、寝ますか…





スタジオジブリ

2005-09-24 21:06:16 | Weblog
 今日、郵便受けをのぞいたら私宛の郵便物が2通。
一つは先日ブログにも書いたグリーンアドバイザーの通知で、
もう一つはスタジオジブリからだった。

 おおーーもう来たのか~!!早いな~~~~!!
とドキドキしながら封筒をあけてみると…残念なお知らせだった。

 実は9月6日締め切りのスタジオジブリ研修生の募集に応募していたのでした。
これも私なりの就職活動だ、自分探しだ、と思いつつ、
ちょっと現実味のない話でもあったのであまり人には話さなかったのですが。
 私が応募したのは美術部で、B4サイズの大きさの風景画2点と履歴書が提出書類でした。
最後の最後まで応募するのをためらって、締め切りの前日に宅急便で送りました。

 結果がでてなんとなく、ほっとした…
宮崎駿の映画が好きな人、沢山いると思うしスタジオジブリで働きたいって思ったことがある人も結構いるんじゃないかと思う。
でも本当にアニメーターになりたければそれ相応の覚悟がいるし、絵や美術が好きならとっくに描いていたんだと思う。でも、私は絵は得意だったけど、その腕を磨こうとは思わなかったし、描かなきゃいけないと思うと苦痛になって描けなくなった。
反面、スタジオジブリへの憧れは捨て切れなかったところがあった。

 そして今回の研修生募集も去年は募集がなかったのもあり、年齢制限も25歳くらいまでとぎりぎりラインだったので、もう今年を逃したらチャンスはないかも!と思って受けてみました。

 一次の次は面接と実技で研修生が決まるらしいです。
いっぱい受けた人の中の一人でしかないけど、ひとつやりたいことにチャレンジしたということで前進したのかな…

 やはり何でもやってみないとわからんもんですね。
自分の中の幼い憧れにオトシマエつけてやったって感じです。

間違えました…の出会い

2005-09-23 18:20:06 | Weblog
 今日も調子がイマイチ。
朝8時半に起きて活動する準備をしていたのに、めまいがして
これはもう少し寝たほうがいいと思って、猫と一緒に昼過ぎまで寝た。

 昼過ぎに起きてから、やはり家でじっとしていられなくなった。
行きたいお店があったので電車に乗って新宿方面にでることにした。
あとインテリア・コーディネーターの勉強も集中してできるところでやりたかったのもあって。

 15:15大宮発の湘南新宿ラインの来るホームで待ち、来た電車に乗り込み、吊り革につかまって立っていると隣にいた初老の上品な女性に声をかけられた。
その時イヤホンで音楽を聴いていたので聞き取りにくかったが、
「これは新宿までいきますか?」と言っていたので
「はい、いきます」と答えた。
なんとなく、イヤホンをとった方がいい気がしてカバンのなかにしまった。
間もなく車内アナウンスが流れた。
「この電車はさいたま新都心、浦和、赤羽、尾久、上野にとまります」
あれ?間違えた。時計を確認するとまだ15:13で、一本先発の電車に乗ってしまったようだ。
隣の女性も「ん?」という表情で私の方を見た。
「すいません、これは新宿には行きません、上野行きです。私も間違えて乗ってしまいました」
「あらまぁ」

 そんなこんなですっかり頼りない人になってしまった私だが、赤羽で乗り換えれば大丈夫だということを伝え、私も新宿に行くので一緒にいきましょうということになった。

 その女性はとても素敵な人だった。
これから息子さんと新宿の東口の改札で16:30に待ち合わせらしく、まだ時間があるらしい。私も今日は一人のぶらり旅なので特に時間の制約があるわけではない。
「ゆとりって大切ね」「こうして間違えたからこそあなたとお喋りできたんですものね、プラスに考えなくちゃね」とその初老の女性は言った。
「そうですね、電車を間違えたからこそこうしてお話できたのでよかったです」
と二人で笑った。

 その女性は「女性とはこうあるべき」という哲学を私に語ってくれた。
忘れないうちに書いておきたいと思う。

 旦那さんは3年前に他界されたらしいが、その女性はいきいきとしていた。
「主婦は手抜きをしようとすればいくらでもできるが一生懸命やろうとすればいくらでもやることはある」
「経済、教育、文化…社会の最小単位が家庭なのよ。その中にすべて含まれている」
「世の家庭の主婦は銀座のバーやクラブに行って勉強するべきよ。話し相手をするだけでお金をとれるなんて、相当な技術よ。私も息子に連れていってと言っているの」
「朝眠い目をこすって夫を送り出したあと、お化粧をして近所の奥さんとお話して、家事をして夕方にはお化粧が殆どおちている…なんてだめなのよ。夫が外で一生懸命稼いでくるんだから、女は綺麗にしていることも仕事なの。自分に厳しくあることも必要なの」
「『冬のソナタ』があれだけヒットしたのはなぜだと思う?古臭いんじゃなくて恥じらいをなくしたら女は終わりなの。今は失われつつある恥じらいがあのドラマのヒロインにはあったからヒットしたのよ」
「あなた独身でしょ?じゃあ一つ教えておいてあげるわ。子供ができたら子供の前では旦那さんをどんなときも立ててあげるの。子供の前で父親の悪口を言うと子供は親を尊敬しなくなるのよ」
「でもね、何でもいいなりで自分の意見を言えないんじゃ困るのよ」
「物腰は柔らかく、でも自分の意見はちゃんと言うって難しいですね!」
「そう、難しいの。でも自己主張はできないとだめ」
「お茶を習うといいわよ。私は結婚する前にお茶もお花もやったけど、お茶は着物の着方、お花の生け方、掛け軸のかけ方、おもてなしの仕方、いろんな要素を含んでいるの」
 
 あと質問もしてみた。
「結婚相手はどんな基準で選んだんですか」

「そうねぇ…それは好き好きだと思うけど…相手を尊敬できるってことは大切よね。
 子供にも影響するから…」
「では、旦那様のことは尊敬してらっしゃったんですね」
「そうね、私には過ぎた人だと思ってましたから」

 本当に小さくて上品でしゃんとしていて、肌がツヤツヤで色白でかわいらしい、おばあちゃんというにはとても若い人だった。
こういう話を聞いても全然説教くさくなかったので聞き入ってしまった。
きっと実体験に基づいた実感のこもった言葉だからだと思う。

 赤羽で一緒に降りて埼京線に乗り換え、新宿の東南口の改札まで一緒にいった。
東口にすんなりでられなかったことを詫び、このビル沿いに歩いていけば東口だと伝え、そこで別れた。

 「私はね、出先で道を尋る時は二人に聞くことにしているの。二人に聞いて同じ答えだったらおそらくその道は正しい。でも二人とも違うことを言っていたら、もう一人に聞くことにしているのよ。でも今回は…(失笑)」
 
 ほんとすいません。
でも私は思わぬ素敵な出会いを経験できたことと女性として幸せな人生を歩むための教訓めいた話を聞くことができてとてもラッキーだった。
きっと立派な家の奥様だったのだろう。

 年齢を重ねて凛と輝く女性になるには努力が必要なんだな。
また一人、人生のモデルに出会えて嬉しかった。

 あと、休みっていうのもあってぼんやりしていたのもあるけど、ちょっとボケすぎだと反省しました。もうちょっとしっかりしなきゃなぁ

Green Adviser

2005-09-22 21:13:56 | Weblog
 昨日は体調が悪くてそれどころじゃなかったけれど、
8月18、19日に行われたグリーンアドバイザー認定講習・試験の結果が出て
なんとか合格しました!

 グリーンアドバイザーは園芸関係の学校を卒業しているか、園芸店などで1年以上働いた経験を有する人、もしくは園芸に精通し地域活動の指導的役割を果たしてる人であれば受験資格を得られ、合格すると「花と緑を楽しもうとする人達に適切な指導、助言等をできる園芸の精通者」としてその称号を生かした活動をすることができます。(認定しているのは農林水産省・国土交通省所轄公益法人の社団法人日本家庭園芸普及協会です)


 …でも私はまだスタートラインに立ったにすぎません。
園芸の学校をでたわけでもなく、昔から趣味でずっと植物に慣れ親しんでいたという訳でもなかった私は、バイト先のホームセンターでは最初植物の名前も育て方も殆ど知りませんでした。
オベリスクを植物の名前だと思っていたし…(それでお客さんに呆れられたこともあります)
 でも、1年間花ノ木でアルバイトをして沢山のことを学びました。
同じ植物が好きでも、本当に色んな人がいて、それぞれ植物に対する愛情を持った人たちばかりでした。花ノ木のみなさん、心から感謝です。
 グリーンアドバイザーをとったからといって、すぐに仕事に繋がる保証もないし、これからどんなことに役立つのか、なんの意味があるのか、今はまだわかりません。
でも、花ノ木で学んだことをちゃんと形にしたかった。
花ノ木でバイトした日々は泣いたり笑ったり怒ったり悔しかったり楽しかったり…
色んな想いのつまった1年間でした。

 うまくまとまらないけど、不安と迷いの中でグリーンアドバイザーを受けて受かったことは私にとっては自分の意志で踏み出したまず一歩です。
喜んでばかりはいられなくて、これからチャレンジしたい試験や、習得したいこと、チャレンジしたことが沢山あります。
一つひとつ自分のペースで乗り越えていきたいと思います。

 台車をひっくり返して花の苗が散乱した時、急いでひろってくれたり
 お客さんにホースの水をかけてしまったのをみて、タオルをもってきてくれたり
 私の悩みを聞いてくれたり
 私を頼りにしてくれたり
 私を笑わせてくれたり
 植物の面白さを教えてくれたり
 美しく見える飾り方や寄せ植えの仕方を教えてくれたり
 好きなことを仕事にする難しさを教えてくれたり
 仕事の厳しさを教えてくれたり
 バイト最後の日に激励のメッセージをくださったみなさん

 これでやっとみなさんの気持ちに応えられた気がします。
そしてこれでやっと花ノ木を卒業できた気がします。
 
 花ノ木の皆さんへ
今の私があるのは、みんなのおかげです。
 
 本当にありがとうございました(泣)
  
 そして、今日職業訓練の企業研修が終わりました。
これからは建築やインテリア、空間、デザインの勉強を少しずつしていきたいと思っています。
まだどうなるか分かりませんが今度はアルバイトとして研修先の建築設計事務所にとりあえず1ヶ月おいてもらえることになりました。
 またこれから一からスタートです。
また知らないことだらけの世界です。
でも花ノ木でバイトしたときも知らないところからのスタートでした。
だからまた週明けから新たな気持ちで新しいことにチャレンジしていきたいと思います。

 こんな前向きなときばかりじゃないと思うけど。。。

 がんばるぞ~~!!

 福祉住環境のみんな、今日までの企業研修おつでしたっっ
 また月曜日の修了式で会いましょう

姿勢がわるいよ

2005-09-20 23:18:56 | Weblog
 今日、研修先で姿勢の話になった。「背筋を張る」の姿勢。

 私は身長があるほうなので小さい人に憧れる。
小学校までは背の順で、まだ後ろに1人か2人はいたのに、
中学・高校、大学、バイト先、職場にいたるまで周りの女子の中では軒並み最高峰だった。
背の高い人が集まると「ナントカ連峰」とかいって仲間意識を持っていたりした。
どうやら私はもっと背筋を伸ばしたほうがいいらしい。
身長の割には「え、そんなにあったの?」と小さくみられることが多い。
背中が丸まっていて、知らず知らずのうちに猫背になっているんだな。

 小柄な女の子はよく身長が欲しいと言うけれど、165cm以上ある女子は一度は背が小さい女子を羨ましく思ったことがあるのではないだろうか。ないものねだりなのだろうけど、コンプレックスと思うことは多々ある。

 私の場合、まず肩幅が広い。骨太。足が大きい。
ゆえにあまり自分を出さなくても存在感はあるようで、いいんだか悪いんだか…。
…身長があるということは努力すればモデルのようなスタイルを手に入れることは無理じゃないんだろうけど、なかなかどうして、現状に甘んじてしまい、自分の体格を活かしたボディラインづくりをちゃんとしてこなかった。
かわいいなぁと思う洋服や靴があってもサイズがなくて断念することはしょっちゅうだった。
試着室に入るのも面倒になったりした。

 でも、姿勢がよく歩き方の美しい人は背が高い低い、体格に関係なくきれいに見えると聞いた。私は体格のよさを自分磨きを怠ける理由にしていたことに気付いた。

 ん~20代後半からは少しずつ内面も外見も磨きたい。
よく言うけど内面が美しくなれば外見もきれいになると。
背が大きいのは生まれ持ったものだから変えられないし、しゃんと胸を張りたい。
自信のなさって本当に体の姿勢にでるんだなぁ。
私のマイペースはスローペースだけど、だめな自分とも向き合って少しずつ自信をつけていきたい。
高校時代部活をやっていた時から言われていたけど今日から背すじのばすぞ!

先輩

2005-09-20 21:39:49 | Weblog
 先週の金曜日、研修先で少し残っていたら職業訓練校からの1期目の研修生の方がひょっこり現れた。個性的ないい雰囲気を醸しだしていて私よりも2歳年下なのに私よりもしっかりしていて地に足がついている印象を受けた。

 せっかくなので渋谷駅まで帰り道、一緒におしゃべりしながら歩いた。
私は研修がもうすぐ終わってしまうので、研修後どのような生活をしているのか、どんな就職活動をしたのかなど経験者の声を生で聞けて嬉しかった。

 彼女の体験によればやっぱり研修が終わる前が一番不安になるらしい。
研修期間中に色々な就職活動をしておいた方がよいかもしれないとも言っていた。

 ・・・そうだよね。わかっているんだ。
でも自分のやりたいことの方向性が見えてきつつあるものの、はっきりしていないのでまだあまり能動的にはなれないんだよな。

 ハチ公前のスクランブル交差点を渡るとき、そんなことをポツリと言ったら、彼女がこう言ってくれた。

「あまりやる気が起きないときこそ、あえて動いてみたほうがいいですよ」

 そうですよね。
動いてしまえば、その先が見えてくる。
何にもしなければ、何も起こらず、何も見えないまま、答えもでない。

 金曜日はその1期の先輩に会えてよかった。
あまり気がのらない自分を否定せず、でもとりあえず動かしてみる。
そんな無理せず前向きな姿勢でいることを教えてくれました。

 素敵な出会いに感謝です







『愛の讃歌』!

2005-09-19 22:15:21 | Weblog
 9月17日、休日なので特に早起きする必要もないのだけれど、割と早く目覚めてしまった。
せっかくなので早い時間から少し活動してみようと起きだしてみた。

 何の気なしにテレビを観ていたらNHKの連続テレビドラマ小説『ファイト』という番組をやっていた。
昔『あぐり』というNHKの朝の連ドラは大好きで観ていたが最近は殆ど観る機会はなかった。
 
 今回は25週目「ゆめはかなう」という題だった。
ストーリーはよく分からないので特に集中してみるわけでもなく
母が絞ってくれたグレープフルーツジュースを飲みながらぼんやと眺めていた。

 演奏会の看板とコンサートホールが映った。
夫婦役の児玉清と由紀さおりが、まだ観客が入る前の誰もいないコンサートホールのステージ上でやりとりをする。
どうやら由紀さおり扮する絹子という女性が、初めて舞台上で歌を歌うということらしい。
絹子は夫の隆行(児玉清)に向かって言う。
「今日は私、あなただけの為に歌うわ」

 そして群馬交響楽団のフルオーケストラをバックに絹子が歌いだすのです。
『愛の賛歌』を。
 
 もう、画面にくぎづけでしたよ。
見た人いるかなぁ…本当に素晴らしかった。
由紀さおりといえば紅白歌合戦で姉妹で日本の童謡などを美しいハーモニーで歌っているくらいのイメージしかなかったのですが、本当に心の琴線に触れる歌声でした。

 またドラマの中でだから余計に良かったのかもしれない。
和服のつつましい姿で「あなたの燃える手で 私を抱きしめて」と長年連れ添った夫へ向かって歌うなんてドキドキしてしまいましたよ。

 何十年経ってもそんな風に夫を必要として、一人の人を愛することができるなんて
ドラマ上の絹子さんは素直で可愛らしい女性だなあと感動してしまった。
私も、絹子さんのように好きなことをちゃんと持って自分を磨いていたいなぁ。
歳をとっても素直でかわいいおばあさんになりたいと思った。

 結局、間に昼寝をして、昼0:45にも同じのを観てまた涙してしまった。
 感動するって大切なことだと思った。

 NHKの朝ドラ「ファイト」の公式ホームページで今回ドラマで由紀さおりの歌った
『愛の賛歌』の一部を聴くことができるので…よかったら聴いてみてね。↓
http://www.nhk.or.jp/asadora/gallery/k_album.html