昨日、目白にある学習院大学で行われた
インテリアコーディネーター(IC)一次試験を受けてきました。
8月30日に申し込みをしてから約40日間、
土日やシルバーウィーク、通勤時間や昼休み、終業後などはIC試験勉強をしていました。
9月末は下期末にあたり仕事も忙しかったので、空いている時間に
ずっと勉強できたかというとそうではありませんでした。
集中力が続くのはせいぜい1時間、1時間ごとに少し横になったり
チョコレートを食べたり、YouTubeでエグスプロージョンの動画を観たり
たまたま金曜ロードショー『ハウルの動く城』をテレビで観て泣いたり
散歩したり、勉強の場所を変えたり、お茶したり、日記を書いたりしながら
遅々とした歩みで地味に勉強しました。
勉強内容・使用教材は、
・過去問題(H22~H26)5年分
・予想模試(総合)3回分
・予想模試(分野別)苦手分野および出題数多い分野優先
・旧テキスト(技術編・販売編)
テキストは、技術編の「構造と材料」を重点的にやりました。
何しろ勉強期間が短かったので、もし試験の結果がダメだったとしても
この勉強に意味を持たせるために何か一つ達成できる目標が欲しかったのでした。
テキストの細かい図表まで全部読んで、分からない言葉があればネットで調べるといった
丁寧な学習をするのは一つの分野だけでも結構時間がかかりました。
あと…基本的に、テキストを読んでインプットするのは
今まで知らなかったことを知れる楽しみもあるけど、新しい情報の連続なので疲れます。
問題を解く方がずっと楽しいし集中できるので、疲れたり飽きてきたら
問題集を解いていました。正解でも間違っていても、答えという結果がすぐに出るのが楽しかった。
そこで自分の実力と苦手分野がある程度見えてきた段階で、
テキストに戻るという勉強方法をとっていました。
結果、自己採点で145点/200点
合格ラインは70~75%の幅があるそうで、毎年変動するようです。
私の中では、過去問や予想模試をガンガンやっていた時に良くて正答率70%だったので
今回の本試験が私自身の最高の成績となりました。
昨日の試験直前までテキストを読み、そしてその粘って読んだレンガの積み方が出たり
そうかと思えば、散々京都に行っているくせに
京都にある書院造の建物の問題で痛恨のミスをしたり
迷った末にパントリーを「家事室」とマークしてしまったり
その他、おぼろげな知識ながら素直に解答していれば正解だったのに
設問文を深読みして間違えたり…
悶々とするところはあります。
ありますが、もういいんです。
だって、気が付けば夏の終わりにあった失恋の痛みは消えていたんだもの。。。
目標をもって日々過ごすことは、楽しいことだなと改めて感じました。
ICの勉強を通して私はやっぱり建築に興味があるんだなと思ったし
学ぶことの面白さを実感できたことが大きな収穫でした。
昨日は、帰りに大宮から大宮公園まで歩いて
氷川神社で「IC試験終わりました」の報告をして帰りました。
何となく、スッキリしました。
最近1日30分以上歩くことを心掛けており、
気分転換を兼ねられる散歩コースを選んでおります。
何か自分の心の拠り所を失った時の感情と衝撃は辛いものですが
今思えば、そこに依存していたというか
自分を忘れるほど寄りかかっていたのかなとも思います。
大切だったといえばそうなんですけど…
でも、悩んでモヤモヤしていた時よりも
今の自分の方がずっと好きです。
ちゃんと知識を身につけようと努力してるし。
適度な運動が効いてきたのか、脚の冷えも改善されたし。
今はとても心穏やかです。
…さて、また切り替えて新しい目標を立てます!