風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

優先順位

2007-11-15 13:33:16 | 徒然
 田町にいると、白いシャツのシミやニットの毛玉、
スーツのシワがものすごく目立つ。

東京には「できて当たり前」の前提において、人々が集まっている…
ような気がする。
って田町はオフィス街だから当たり前なんだよね。
家庭の匂いはしない。

地元のさいたまと比べるしかないんだけど、そう感じる。
もちろんさいたまは好きだ。
離れてみて、良さが分かった。

そんな中にいるとただでさえトロい自分は田舎者だな、垢抜けないなと思う。
もちろんそれは承知の上なんだ。
ここで生き残っていくには戦って勝利を勝ち取る気がないと。
戦場です。
今は、帰ってシャワーを浴びてさっぱりしたい。

今日は早く帰ろう。

明日の私がちゃんと仕事に向かえるように、準備することが最優先だ。
なぜかといえば、それが私の自由に繋がるから。

川面に映る朝日が眩しい

2007-11-15 08:12:54 | 徒然
 通勤電車の窓の外、川面に映る朝日が目にしみる。

昨夜は気持ちが散漫になって、そんな状態がいやで、
それでも明日がすぐそこまで来ていることに焦っていた。

せっかく湯舟にお湯をはったのに入れず、朝ぬるいお湯にざぶんと浸かった。

「どうしてこんなに思い通りにいかないんだろう」と
考えたって仕方ないことをつい思ってしまう。

父親が現役で社会で働いてることがどれほど尊ぶべきことか、
私はまるでわかってなかった。
土日はほぼ終日パチンコ屋にいる父だけど、今はそれでいいじゃんって思う。
休みくらい好きなことしてよって。

私は周りに「どうして?」と思うことがまだまだ沢山あって、
でもそれが人として未熟だってこともわかっていて、
だからそんな自分を受け入れたくなくてもがく。

そうなんだ、私はまだまだ未熟者なんだ。
私なりに色々経験してきて、少し自分という人がわかってきて
気分転換の術も知って、
ちょっとやそっとじゃ動じないのよって余裕でいたいのに…

全然そんなんじゃない。
哀しみや怒りの感情は封印したくなってしまうんだけど、
そうするとひずみが出てくる。
そんな時は信頼できる人に相談するのがいいんだろな。

混乱すると、仕事が手につかなくなってしまう。

 仕事から帰って、
そんな風にもやもやしていたら母から電話がきた。
「ムーチンです~
(ニャオー)
浦和レッズ優勝したよ。
特に用はないんだけど、じゃね~」

… かなり一方的な内容の電話だけど、
なんだかかわいくて笑ってしまった。
私はそうやって子供みたいに純粋で自由で無邪気で明るい母が好きだ。
でも母は母で私を心配してくれてるのがわかる。
優しく包み込むように慰めてくれるわけじゃないんだけど、
母なりに「頑張れ」って応援してくれてる。

離れてみて、こんなに親を頼りにするなんて思わなかった。
いつかいなくなってしまうなんて、思いたくない。

…私はものすごく甘ったれなんだなぁ。

認めるのはいやだけど、そうだ。
素直に親を大切と言える友達を大人だと思っていたけど、
今なら私もそう言える。

昨日は父親に社会人として働く上での悩み相談をした。
「何事も如才なく動くことが大事」と言われた。
入って1ヶ月そこらでスイスイ動ける人なんていない。
その期間を短くできるかがその人の能力だ。
新聞や仕事で得た手順など情報をストックしていくんだよ。
じゃあ俺は37型テレビがきたからそれを観るのでまたね。

ふーん、
ジョサイナクウゴク・・・
かっこつけちゃってさ~
むつかしい言葉を使うじゃないのさ。


37型テレビねぇ、うちのダイニングはそんなに広かないのに、
でかいテレビ買っちゃったのねぇ。
でもま、羨ましい。
ありがとう父さん。

色々な人との出会いがあって、また色々な感情になる自分に出会って、
だいぶ混乱したけど、
尾崎豊と槇原敬之を聴くと真っ白い気持ちにリセットできる。

さて、今日も慌てることもあるだろうし、
ふてることもあるだろうけど、頑張ろう。