風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

灰色の一年

2010-12-29 23:32:45 | 徒然
 今年は、色のない一年でした。

え?
暗い?

すいません、だってそう思っちゃったんだもの。
嘘はつけませんし。

・3月~6月 目黒一人暮らし
・5月 建設業経理士2級合格
・12月 宅建合格(しちゃってました!)

が今年の主な成果です。

っていうか、特に資格試験の勉強については
一発合格、結果もついてきて
自分でも出来る限りのことをやり尽くした感があるので

本当なら満足感でいっぱいなはずなのに…

なぜでしょう?

心が動かない。

ま、いっか。無駄なことは一つもない。
計画どおりに「2011年の準備の年」としての2010年の目標は達成できたしね。
自分に勝った…はずなんだけど…

でも私にしては頑張りすぎて、燃え尽きちゃったのかしら。
無駄なことがなさすぎたのかな。
感じる心の扉がすっかり錆付いてしまったようです。
好きなことに費やす時間も余裕もなかったからなぁ。
知らずしらず、自分を抑えすぎたのかもしれない。

その反動は大きなもので、
今月31歳の誕生日以降、人と話すより
できるだけ一人で過ごしたいと思う日々が続きました。

誰かといると、やっぱり合わせてしまうもんね。
色んな人の話を聞いて、新しい世界を知るのは楽しいことだけど、
じゃあ自分が話せるかといったら
頭と心が整理できてないから話せないし、積極的に聴けないですもん。
受身になってしまう、それが辛い。

人は人との交わりあって磨かれていくものだけど、
今は自分の好きなように過ごしたいと思っています。

今年は…少しは現実を見られるようになって、大人になったのかなぁ。
でもこのまま冷めたつまらない大人にはなりたくない。

 来年は、今年広げた自分の可能性を活かし
自分の色を出す、感性を磨く楽しい一年にしたいです。

ワクワクドキドキよ、戻ってこーい。

Silent Night

2010-12-27 13:01:23 | 徒然
クリスマスイブの夜、
仕事から帰ってすぐに
先月末にあった、高校時代の友達の結婚お祝いパーティーの写真を送りに宅急便の配送センターへ車を走らせた。
どうしても25日に間に合うように届けたくて。

そんな帰り道
夜空にはぽっかりと大きなお月様が出ておりました。
月あかりだけの風景を見たくて、
国道から横道に入り、脇に田んぼの広がる農道を走った。

太陽に照らされて光る月は、
宇宙の闇があるからこそ美しく輝く。
もちろん、太陽があるから輝けるのだけれど。

昼の太陽は
直視できないほど眩しくて、明るくて、そこらじゅうを照らしてくれる。
活動的なエネルギーを与えてくれる。

それに比べて夜の月の光は
月という天体に反射した光、限られた光だ。
でもその弱い光だからこそ、人は夜空を見上げ“夜の太陽”を拝むことができる。

暗闇と月は、
人間が儚く弱い存在である事をただ静かに教えてくれる。

沢山のものが目に入ると、
一番大切なものは何か見えなくなるのかもしれない。

私にとって暗闇の中の光は何だろう?
余計なものの削ぎ落とされた、シンプルな私だけの光。

何かを選べば、何かを捨てることになる。
前に進む為に今私は何を選ぶべきなのか…

答えは自分の心の中にある。
光の方へ進もう。