原点

先月末から月初にかけて、仕事の場面で
自分の甘さを痛感させられることがあった。
たまたま仕事だっただけで、昨年の後半から
うっすらと感じていた虚無感が一定のところまで達し
表に現れた感じだった。

いつの間にか、頼れる存在に頼りきりの自分がいた。
頼れると思っていた存在が、完璧ではなかった。

完璧な人なんていない、そんなの当たり前なのに、
どうして私はいつもこうなんだ。
どうして人に期待しすぎるんだ
どうして人の言うことを気にして、自分の直感を素直に信じないんだ。

人とうまくやる心の持ち方が身についてきたように思っていたのに
自分の考えがぼんやりして何なんだか見えなくなっていた。

何の為生きるのか？
私の命がここにあることに、鈍感になっていた。

人とうまくやれると楽だ。

でも、私はそこに甘えてしまう。
その雲を掴むような刹那の温もりに。

今朝、目が覚めて布団の中で
「原点」という言葉が頭に浮かんだ。

同時に、大学を卒業してから
今の会社に就職するまでの4年間を思い出した。
その一部は、このブログに書いてあるんだなぁそういえば。

うーん感慨深い。

20代のうちに純粋に悩めることを色々悩んで、よかったなあ。
それが私の道しるべ、迷った時の原点なのだから。