この石垣は、「穴太(あのう)積み」というそうです。
3日ほど遡りまして先週の日曜日、
私は京阪坂本駅から日吉大社までの参道を歩いた。
この場所は落ち着いていて品があり、風情がある。
またその日は雨の予報だったのに運よく天気も良くて、人もまばらで
私は一人「うわ、ここは穴場だ!」と静かに興奮しながら写真を撮った。
前にブログにチラリと書いたとおり、5月末に一度訪れてはいるけれど、
改めてそう感じた。
そうそう京阪電車で終点の坂本駅に着く前に、
途中に「穴太駅」という駅があった。
その駅に停車したら「あのう~、あのう~」という車内アナウンスが流れた。
「はい?なにか御用ですか?」と
なんて思わず返事をしたくなるような
変わった駅名だな~と思っていた。
「穴太」と書いて「あのう」と読むんですね。
初めて知りました。
そして京阪坂本駅から日吉大社までの参道には
道の両側に石垣が続いている。
その途中、植木の間にこの石垣についての案内板がそっと佇んでいた。
この地域には穴太積みという石垣があり、穴太衆という石工がいたらしい。
さっきの駅名にあった「あのう」って、このことか~と繋がった。
穴太積みは、石があるべき場所に収まるように石の声を聴きながら積み上げ、
整形せずに石の自然な形を生かす積み方なのだそうです。
この整然とした、まるで全てがつながっているようなピタリとくる感じは、
石をそのままの形で使っているからなのだろう。
ありのままで無理なく役目を果たせる場所に石(意思とも言える)を配置するのは
ただの建築材料ではなく、石を命ある自然として活かす理にかなった技術なのだ。
…こういった脇道も素敵です。
日吉大社や比叡山の門前町である坂本の街は、
凛としてとても癒される。
ここは新しいお気に入りの場所になった。
またぶらっと行きたいな…
その時は、もう少し石の声に耳を傾けられる私でいたい。
3日ほど遡りまして先週の日曜日、
私は京阪坂本駅から日吉大社までの参道を歩いた。
この場所は落ち着いていて品があり、風情がある。
またその日は雨の予報だったのに運よく天気も良くて、人もまばらで
私は一人「うわ、ここは穴場だ!」と静かに興奮しながら写真を撮った。
前にブログにチラリと書いたとおり、5月末に一度訪れてはいるけれど、
改めてそう感じた。
そうそう京阪電車で終点の坂本駅に着く前に、
途中に「穴太駅」という駅があった。
その駅に停車したら「あのう~、あのう~」という車内アナウンスが流れた。
「はい?なにか御用ですか?」と
なんて思わず返事をしたくなるような
変わった駅名だな~と思っていた。
「穴太」と書いて「あのう」と読むんですね。
初めて知りました。
そして京阪坂本駅から日吉大社までの参道には
道の両側に石垣が続いている。
その途中、植木の間にこの石垣についての案内板がそっと佇んでいた。
この地域には穴太積みという石垣があり、穴太衆という石工がいたらしい。
さっきの駅名にあった「あのう」って、このことか~と繋がった。
穴太積みは、石があるべき場所に収まるように石の声を聴きながら積み上げ、
整形せずに石の自然な形を生かす積み方なのだそうです。
この整然とした、まるで全てがつながっているようなピタリとくる感じは、
石をそのままの形で使っているからなのだろう。
ありのままで無理なく役目を果たせる場所に石(意思とも言える)を配置するのは
ただの建築材料ではなく、石を命ある自然として活かす理にかなった技術なのだ。
…こういった脇道も素敵です。
日吉大社や比叡山の門前町である坂本の街は、
凛としてとても癒される。
ここは新しいお気に入りの場所になった。
またぶらっと行きたいな…
その時は、もう少し石の声に耳を傾けられる私でいたい。