風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

現場に戻る

2007-11-11 03:19:51 | 徒然
 立て続けに書きますが、

今日は家の車を借りてCDレンタルショップにいくついでに
夜のドライブをしてきた。

そして、上尾の現場に行ってみた。
行くたびに思うことが違うのだけど、

今日はほんとに、「ああ、楽しかったなぁ」と思った。
輝いていた日々は、しっかりと建物や風景として残っている。
だから沢山の思い出が甦るんだよ。

だって、大きく照らされた看板は私がテナントと直接やりとりして、
配置を決させてもらったものだし、
照明の角度も調整させてもらったものだし、
5m×5mの看板の一つは私が選んだ写真で設計のFさんにOKをもらって、
業者と交渉して施工までみたものだし・・・。
あの頃の夢がつまってる。
そしてあの時必死で取り組んだことが結果として、形として残っている。
この建物や風景はまるで自分の子供のようで愛おしくて仕方ない。

だからものすごく元気をもらった。
ああ、私はあの時手を抜かずに全力でがんばったんだなと。
それは私にとって誇りだ。
だからものづくりの現場が好きなんだと思った。
ああ、私はこの道でいいんだと思った。

そうやって色々あったけど、昔の自分が残したものが、
今の自分を支えてくれる、そういう世界と出会えたことはなんて幸せなんだろう。
純粋な気持ちを取り戻せる。
自分の子供ができたら胸を張れる。

 夢は夢で終わらせちゃぁもったいない。
やっぱり叶えないと。
私はものづくりの現場が好きだから、
この会社に入って修行をして、いいものを作る手助けができるように
できるだけのことをしよう。
これからまだまだ、長い道のりだー!

実家

2007-11-11 02:25:40 | 徒然
 昨夜は、会社の女の子から電話がかかってきて、
2時間以上喋って、沢山笑った。
その子は年下で、とても明るくて正直で、人生経験豊かで、
どんなにいやなことがあっても、「なにも死ぬわけじゃないし」
とケタケタ笑う、とても強い人だ。
そして無邪気に人に甘えられる。
私とはまるで正反対だ。

その子によく言われるのが、
「ほんださんはマジメすぎますよ、アバウトにいきましょ。
つか、気にしすぎっす」
「ほんださんは強がっています」
「ほんださんは勝手です。自分はひとりだなんて、誰もわかってくれないなんて、
みんな心配してるよ。ほんださんが自分と同じような人がいたらどうでもいい
と思いますか?そういうひとの思いに気付けないなんて、勝手です」

 どうですか、グサリと刺さるようなことばかり言うこの人は
私の寂しい心を丸裸にしていくのだ。
「あなたのようになれたら」と羨ましく思ってしまう。
そして、その人のようになれない自分がいること、それを思うと涙が出る。
私にも、25~26歳までこういう時期があったことを懐かしく思い出す。
自分の成長がとても楽しくて、周りの人が大好きだったあの頃を。
それは、いつもいつも助けてもらってきたからなんだな。

人を頼らない、甘えないことが人として自立した生き方ではなく、
人を助け、人に助けられ支え合いながら生きることが人間らしい生き方なのだと
家を出て、会社勤めを始めてみてよく分かった。

 
 このごろ、このまま一人暮らしを続けようか実家に戻ろうか迷うことがある。
もしかして、一人暮らしが自分を追い詰めているんじゃないかと。

実家にいた頃は家族に対してマイナスの感情を持ってしまう自分が
嫌でしかたなかった。
でも今は、用もないのに実家に電話をして、両親やムサシの声を聴いたりしている。
自分にとって家族はかけがえのない存在だということや、
私がどのくらい恵まれていたのか、父に守られていたのかを知ることができた。
弟はこの間旅行に行ったらしく、今日おみやげをもらった。
「カトレア」と書かれたミニタオル。
おみやげって感じのおみやげだ。
でも、そうやって思い遣ってくれることをありがたいと思える自分がいた。
たった一人しかいない私の弟は、姉である私をどんな風に思っているのだろうか。
姉らしいことを私はしてやれているのだろうか。

 ほんとに、会社の女の子が言うように、
そういう周りの人が私を思ってくれてることに気付かないで、
一人で悩んで孤独になっているなんて、勝手なんだなと思った。

ただ、そう思ってしまう心を理解できる経験をしていることは
とても貴重なことだと思っている。
孤独感を味わうことは意味のないことじゃない。

 一人暮らしをしたのは、一人暮らしをしたかったから、したのだ。
同じ市内に部屋を借りて一人暮らしをして、
土日は実家に帰ってというのは端からみたら意味のないことのように
思えるのかもしれない。
進学や就職で地方から上京してきたばかりの若い子なんて、
もっともっと心細いのだと思うと、
それに比べて私はほんとに臆病で弱いなと思う。

私なりに家族のありがたみや一人暮らしの大変さを知って
「実家に戻ろうかな」とも正直思った。
当たり前だけど、やっぱり私の家は実家なのだ。

私の部屋に入ると、無垢の杉板の壁がたまらなく優しくて、
なんていい部屋なんだろうって思う。
やっぱ家が一番だなぁと。

私の借りたマンションは、駅から徒歩5分だし、新築だから設備は新しいし、
とにかく文句のつけようがないほど理想的な部屋だけど、
実家にはかなわない。

 でも、それがわかっただけで、意味のあることだと思っている。
それをわかった上で一人暮らしをするのもいいよね。
贅沢なことなのかもしれないけどさ。
特に自慢できるものがあるわけじゃないけど、
やっぱ生まれ育った地元が好きだしさ。

そう思ったら少し気が楽になった。

一人暮らしの部屋は仮住まいで、私はこの家と家族を愛している。
今までは一人でこれから自立するぞと、家や家族から離れようとしていたけど、
これからは実家を自分の本拠地にして、
一人暮らしの部屋を自分だけの空間として使おうと思う。

 多分そういうスタンスが一番自分に合っている。

3ヶ月

2007-11-09 22:18:31 | 徒然
そうか、長く勤めようと思うから辛くなるんだ。

とりあえず、3ヶ月は頑張ってみよう。
どうしてもいやなら、他を考えるのはそれからでも遅くはない。
あと2ヶ月。

だったら頑張れるかもしれない。

破壊と創造

2007-11-09 12:49:05 | 徒然
前にも書いたけど、今の私いる部署での事務の仕事の役割は
明確には決まっていない。
会社全体の総務は独立して部署があるし、
建築部門にも建築部の総務を担当する部署があるので…

実はやることが決まってない。
今までは部門内にスーパー事務員さんが一人いて、
その人が作った事務処理の色々なシステムが出来上がっているのだ。

そのシステムが既に出来上がっているのすごく楽なのだけど、
理解するのに時間がかかる。
自分が作ったならどれが何と解るけど、まだわからないし、
その人の作ったマニュアルが完璧なだけに、その通りにやっていると
頭を使わなくてもできる。

こうするという、やり方のマニュアルであって、
なぜそういう流れか考えるのに時間がかかる。

数学でいえば、
問題と答えが目の前にあるのと同じ。
どの方程式を使えば解けるのか、これはどんな問題なのかさえ
ぱっと見ただけじゃわからない。

私がやってる作業は、会計伝票を起こしたり、
現場でやってることと変わらないはずなのに、
とても時間がかかる。
かかってるように思える。

とにかく、今はこの事務処理をいかに正確に迅速にするかを考えて、
上司が仕事しやすい環境、現場の要望に応えられる環境をつくりたい。

あばれている

2007-11-09 08:07:47 | 徒然
好きなことに夢中になれていたときは、
好きなことしか見えてないから幸せなんだと思う。
でも感情を大きくゆさぶられるような出来事が目の前になくても、
毎日健康でご飯を美味しいと食べられることはとても幸せなことだと…
気付けたならそれは幸せなことなんだ。

そんな謙虚な気持ちをつい忘れてしまいそうになるけど、
太陽や風、空や河、季節の移ろいがそんな気持ちを感覚として感じさせてくれる。
ああ、明石家さんまの言う通り、「生きてるだけでまるもうけ」だなぁと。
都会の真ん中のオフィス街にある会社、
しかも内勤でいるとそんな当たり前の幸せに気付くチャンスが減る。
確かにみだしなみをキチンとして、ビルの谷間を颯爽と歩くのは
憧れたこともあったけど、その場にふさわしい格好をするのは現場だって
会社だって、プライベートで出かける時だって一緒。

うーむ、
なんでこんなことを思ったかというと…
会社に入って、周りに対して「なんで?」と思うことや
自分自身の未熟さにいちいちひっかかる自分がいて、
つい会社に色々求めてしまいそうになる。
私が思うことが正しいことかそうでないかは別として
「なぜわかってくれないの?」と。
具体的なことは書けないけど、常識が通じないこともある。
そう場面に直面すると「もういいや、何を言っても仕方ないな」
って遠い目をしてしまう…

今朝は起きるのが辛かった。
「ああ、今日は金曜日か…今日を乗りきれば休みだ」
という気持ちがむくりと出てきた。

ん…?

なんか違くないか?
別に仕事に行きくなきゃ行かなきゃいい。
やりたくなきゃやらなくていい。

でも就職して仕事すると決めたのは自分だ。
働かされてると思ったら毎日辛くて仕方ないし、長くはもたない。

ただ毎日を惰性で送るのだけはいやだ。
限りある時間を有効に使いたい。

仕事になんとか生きがいを見出だそうとか、
無理して目標をつくる必要なんてない。
けれど自分という人間を向上させる為に仕事や会社を手段として利用するなら
とても有意義な時間になるし、仕事は真剣勝負なわけだし、
一人で見る世界よりも視野が広がり得るものも大きい。

高校や大学時代は学校に甘えていた。
もちろんそこでできた友達は宝物だから意味がないなんて思わないけど、
もう少し視野を広くもち、積極的に自分を磨けばよかったと思う。

どこにいたって、自分が変わらなきゃ変わらない。
やるかやらないか、簡単にいえば変わるか変わらないかはこの差だ。

今は会社のシステムを覚えよう。
私の自由は会社で働くことで得られるのだから。

正直、そこに色々なことを思ってしまうのだけどさ。
流れに身をまかせ、でも流されず、会社に慣れてきたら自分の道をいく。

でも流されそうになるんだよなぁ…

そんな時はまた風に吹かれて旅に出るかな。

粗末な黒い服

2007-11-07 08:00:44 | 徒然
私の毎日の服装は、無難な黒パンプスに黒いストッキングに、タイトだったりフレアだったりするスカート、ニットのトップス

はっきり言って毎日ピアノの発表会気分だよ。
全然自分の好きな格好じゃない。
私はエレガントになりたいと憧れつつ、全然そういうキャラクターじゃないもん。

制服があるならその方がずーっと楽なのになぁ…
制服だったらそれはそれで不満を持つのかしら。

別に仕事にいくなら清潔できちんとまとまってれば私の個性が出る格好なんてする必要ないのに…

それができない…
なんかおかしい…
もどかしい…

おそらく、今の私はまだ一人暮らしを始めて半年、バイトから契約社員になったばかりで生活や職場環境の変化が続いて、生活の基盤が安定してないというか、まだ精神的にも経済的にも落ち着いてないんだと思う。

不安定なのは仕方ない。
もう、そう思うしかないな…

カーテンだって未だにシーツだしさ。
そろそろカーペットがないと寒いだろうし…

『暮らすって物入りね…』
「ほんとよね…」
今ここにテレビがあったらキキに向かってつぶやいてしまうよ。

『魔女の宅急便』の画集でキキがショーウインドーの赤い靴を眺めているシーンのページには確かこんな宮崎監督のコメントが載っていた
「黒い服というのは一番粗末な服で、それで人前に出なければならないというのは娘にとってはつらいことなんです。それで堂々と表を歩けるようになったとき始めて修行の意味がわかるようになるんです」

こういう気持ちになるのもおかしいことではないんだな。

そうか…修行の身か…
ビバ青春…

要らないものを脱ぎ捨てる

2007-11-06 22:51:01 | 徒然
きっと、無理しているように見えるのは、余計なものを沢山抱えているからなのだと思う。

自分が楽でいることが一番大事なことだ。
なんだろうな、私は何にしがみついてるんだろう。

一人暮らし?
今の仕事?
うまくいかない恋愛?

仕事=お金に縛られてるのかなぁ
周りからどう見られるかを気にしてんのかな、まだ。

エレガントな人

2007-11-06 20:46:41 | 徒然
日にちが前後してしまうけど、
昨日はステキ女子のYさんとランチをご一緒してきた。

最初はクールな印象が強かったけど、話してみたらざっくばらんに話せる人で、二人で沢山笑った。
…先日の電話の失敗を話したら大ウケだった。
よく、自分が高校生くらいに描いていた20代のイメージとその年齢になった自分は全く違うというけど、
その人は10代の頃私が描いた20代後半の女性のイメージと重なった。
とても落ち着いていて、かわいらしくて、仕事もできて、センスもよくて、その人に似合う服や物をまとっていた。

ふと帰りに見たら、エルメスのフールトゥトートを通勤かばんにしていたけど、それが嫌みなくしっくりきていてびっくりした。
なかなか、若くしてエルメスとつり合う人っていないと思う。
上品で、シンプルで、どことなく中性的で、気負わずエレガントな人。
コテコテエレガンスではなく、こざっぱりしている。

なかなかいない。
その人と実は歳がほとんど変わらないことが昨日わかった。
その人と自分と比べても、卑屈になったりうらやましいとは思わないから不思議だ。

「やっと、やりたかった仕事のできる部署にきたから、仕事は楽しい…ねぇ」
「私はずっと仕事を続けたいと思ってるから」

その人が落ち着いていながら輝いているわけをこれから少しずつ知りたいと思った。
そこになりたい私の姿をみたような気がしたから。

しかも、ランチをご馳走になってしまったのだ。
お礼のメールをして、またランチいきましょう!と書いたら「是非に!」と返ってきて嬉しかった。
更に昨日の午後は仕事がはかどったとのことでした。

私はまだまだだなぁ。
一歩ずつだな…

メリハリ

2007-11-06 08:04:12 | 徒然
おはようございます…

眠い…

昨日は24時半頃寝たのに…

当然ですが、人間にはリズムがあるんですね。
感情と勢いに任せて生きてきた私はその現実を忘れて無茶をしてしまいます。

あ~…今日は帰って寝たいなぁ…
そんな風に思うことあんまりないのになぁ。

自己管理は社会人の常識ですが、私はまだうまくいきません。

・23:30就寝-5:30起床
(睡眠時間6h)
・8:00-17:00仕事

・8:00-21:00自由時間(3h)

そうか…純粋にまるまる私が私でいられる、好きなことできる時間は、
平日は多くて3hなのね。

何に使おうかしら…

2007-11-05 07:58:54 | 徒然
今日も新しい朝がきました、
通勤電車の中からおはようございます。
今日もいい天気だ!
私の目の前にいるお兄さんのスーツには長さ4~5センチの白い毛がついてて、多分猫か犬を飼ってるんだな~と
こっそりほのぼのしています。

昨日~今日はある現場の所長から電話がかかってくる夢をみました。
なんだか夢なのか現実なのか、起きたばかりのときはよくわからなかったよ…
そんな自分に気合いを入れる為に、布団の上で数年ぶりにブリッジをしてみた。
「ちゅ~ぼ~ですよ」で押切もえがブリッジを披露していたのが頭に浮かんで、私もしなやかになるべし!と、思ったりしてさ。
早口で10秒、実質5秒が限界だった。でも全くできないと思ってたから「おっ意外とまださびついてないじゃん」と思ったりしてね。やってみないとわからないことって気付かないだけで意外と身近に沢山あるものなのかもしれません。

さて、私の場合、仕事をやる上で、甘いと言われようが何かしらロマンがないと現実の社会ではやっていけないタイプなのだとつくづく思う今日この頃です。
だから東京タワーにすがったりするのよね。

昨日の夜あたりかな…
ひらめいたことがあって、
それは、私が描く夢なんてチリのようなものなんだよなぁって。
一人暮らしをして、興味のある業界の会社に就職して、年収いくらで、結婚はいくつで、子供は何人で、趣味は…

ちっちぇ~なぁと。
毎日顔洗って、きちんとしてるのが面倒になるくらい、それだけの為に生きることは私にはあまり魅力を感じないことなんだ。
夢って、やっぱりないと生きていくには辛すぎる。
生老病死四苦八苦という言葉に表されるように、人の一生なんて大変なことばかりだ。
若いうちは気付かないかもしれないけど、時に笑顔が消えてしまうくらい。
夢は、私ひとりで叶えるもんじゃないって思ったんだ。
そのくらいスケールの大きな夢を持って、その実現の為に努力してる過程が楽しいんじゃないかと…あくまで自分はそう思ってると全く気持ちが違うだけで、もちろん人それぞれだと思います。

でも、私ひとりじゃ叶えられないけど、会社で仕事していく上でのスケールの大きな夢は見つけたんだ。

まだまだうちの会社も、その夢に届くには長い道程だし、私の力もたいしたことないけど、そう思ってるとなんだか心が明るいんだ。
まるで、建築に興味を持ち始めた頃のようなキラキラした気持ちになる。今そう思えるって幸せなことだよね。

さぁて…もうすぐ会社のある駅につく。
今日もラジオ体操をしたあと、月曜日だから朝礼があり、今日から一人設備課の人が増える。

多分今日も色々あるけど…頑張ろう!
今日も生きてることに感謝!