風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

言うからには

2010-07-29 20:59:06 | 徒然
カッキーン!
今日もかっ飛ばしてきました、ほんです!

と、勢いよく言いたいところですが
無難に過ごしました、ほんです。

さて近頃は、4~6月の全社の予算使用状況の集計と
小口経費の出金伝票チェックに力を入れております。

「あれ?これ予算オーバーしてませんか?
なんでオーバーしちゃったんですか?ちゃんと管理してますか?オーバーした理由を説明して下さい」
「打ち合わせジュース代を立て替え払いしたのね…あれ?
この領収書、大衆酒場って書いてある
仕事の打ち合わせ場所に居酒屋はふさわしくない
これは経費として認められないな」

という具合で予算書や伝票に書いてある金額とその根拠を照らし合わせて
適切な処理か、不備はないかをチェックしているのです。

これがまー

ストレス溜まる溜まる

なにせ、不明瞭な点は社員に訂正や説明を求めたりするのですから。
「なぜ訂正が必要か」
「なぜ認められないか」を説明しなきゃいけないんだもの。

私は入社3年目で、
もう10年以上事務をやっている人に対して
「これは受付られない、直してほしい」と
ノーを言わなきゃいけないのだ。

先週の金曜、22日にはある部署の予算書のオーバーについて経理部長から
「この科目がなぜオーバーしたか理由は?」と聞かれた。
金額がそれほど大きくもなかったのと
それまで予算は数字を集計するのみで、内容の精査はできず
予算書は経理部長にダイレクトに回り決裁されていた。
だからチェックにひっかかるポイントとして気がつかなかった。

全社予算の決裁をする経理部長が指摘したのだからこれを問い合わせなきゃいけない。

「え?そっちで調べれば分かるんじゃないの?
それに個々の費用ではオーバーがあっても、部署の予算全体でオーバーしてなければいいんじゃないの?
理由…?
計上もれ、計上するときに計算間違えちゃったのかも」

その部署の予算管理担当者に聞いたらこんな気ののらない答えが返ってきた。

私はとにかく、まずその態度にムカッときてしまった。
なあにがそっちで調べれば?だ!
アンタ何の為に予算管理をしてるのさ!
私の独断じゃなくて経理部長が理由が必要と言ってるのになんですぐ対応しようとしないの!?
ナメとんのかー!!!

「でもこの費用についてはこの金額、ということで予算が下りていますよね。
だから当初の見込みよりどんな内容がなぜオーバーしたか理由を教えてほしいんです。
でないと経理部長決裁が下りませんので」

これ以上言っても無駄だと思い、予算書を差し戻して席に戻った。

私はその聞く耳を持たないその担当者の態度に
腹が立って、また管理する部署からの要求なのに真剣に聞いてもらえないことが情けなくて
また、私よりベテランの事務員である人がそんないい加減な態度をとる
(そのあとすぐに直して部長に説明してたから、
単に私から言われたのが気にくわなかったのだろう。
ま、私はその人の責任者じゃないんだから、そりゃそうだよねと今なら思う)
のが許せなくて

これからもこんなことを繰り返さなきゃいけないと思ったら嫌気と怒りが込み上げてきた。

「必要ならそっちで調べればいい」
これは管理者や担当者の意識の問題だと感じた私は
「相談したい事がある」と上司を捕まえて事の次第を話した。
だって経理に集まった会計データや領収書や請求書の束から予算オーバーの根拠を探すなんて、間違ったデータを出すかもしれない。
ちょっと時間かければできるけどさ。
でもそれじゃ部署で予算を管理しているとは言えない。

「まず、これくらいのことで興奮してはだめだ。
担当者の態度が気に入らなくて今君は感情的になっている。
あの人の態度が気に入らないから何とかしてと私に言うならそれは幼いよね。

まず、担当者が予算書作ったとしてもそれを承認したその部署の部長がいるのだから、
そこに聞かないと。
これは組織の問題だから、その部署の長が問題を認識しなきゃいけないでしょ。
だからこの件は私からその部長に明日話しておくから
明日、担当者じゃなくて部長に聞きなさい。
部長から担当者に指導がいくから。

こんなことでカッとなっちゃダメよ」

上司はそう言って帰っていった。

怒り心頭だった私は、上司の話を最初は素直に受け取められなかった。
理屈はわかっている(つもりだった)、だから感情的になり余計に淡々とこなせない自分がいやで、上司の言葉がすぐ心に入って来なかった。
「幼い」と言われ
こんな理不尽を我慢しなきゃいけないの納得いかなかった。
だって私は間違ったこと言ってないんだもの。
(…でも相手を間違えていた)

もちろん、さすがに役員である上司をつかまえて思いのたけをぶちまけてしまったことは恥ずかしくなり
次の日に謝った。

…1週間経った今
短い間にいろんな感情の波がきて
体が重かったり、頭が重かったり
自分を嫌いになったりしたけど

失敗しても頑張ろうと思った。
アプローチの仕方に問題はあったけど
自分が「これはおかしい」と感じたことを上司に言ったのは結果的にはよかった。

本当はもっとスマートに仕事をこなしたいけど
現実はそうはいかない。

理不尽なこと、腹立たしいことは沢山ある。
でも、言わなきゃいけないことはあるし、
自分が正しいと思い込んでいるだけのことがあるかもしれない。

今目の前のことから逃げずに一つひとつ乗り越えていくことで
きっと仕事もできるようになり、人間的にも成長していくんだと思う。

だからね、今は会計伝票のチェックをして
訂正を要求したり、根拠を説明して下さいと言うからには
しっかり勉強して、逆に質問されたらちゃんと答えられるようにならなきゃと
思ってるんですのよ。

からっぽの時間

2010-07-28 19:59:03 | 徒然
今日は会社帰り、半年ぶりに「幹」に来た。
こんな風に気の向くままぶらっとカフェに寄ること自体久しぶり!

『an・an』をパラパラとめくりながら、いつものパスタセットをオーダーする。
いつ食べても美味しい鶏とキノコのチーズクリームパスタと
ホッとするアイスコーヒー
そしてまたミニデザートをつけてくれたマスターの優しさ…

心地いい洋楽のBGMと白熱電球のオレンジ色の光

ああ… 帰ってやらなきゃいけないことや
明日中に仕上げなきゃいけない報告書や
やはりなかなか難しい宅建の勉強や
職場の人間関係や
パッとしない恋愛や
先の見えない将来のことは

とりあえず置いといて一息つける、つかの間のこの時間が好き。
自分の為に頭をからっぽにできる時間だ。

明日もいい日にするために、こういう時間は大切だなあ…

さあて、
インテリアショップをぶらっとして、帰りますかぁ~!

ダメになる

2010-07-26 08:22:30 | 徒然
 実家に戻ってきて早1ヶ月、この間に急に3kg太った!

一日に1.5kg増えた日もあり、焦れば焦るほど体重が増える。
根本的な原因はよくわからないけど・・・
単純にご飯を沢山食べるようになったからだと思う。

なぜ食事の量が増えたかといえば
・実家のご飯が美味しい
・心に満たされない何かがあり、食べ物を摂ることでそれを埋めている

という理由だと思う。

とにかく、このままではよくない。
それは確かだ。
余計なものを体にためこんでいる。
そしてその状態を私自身が不快に感じているということは
今の状態は望んでいないということだ。

心身共にいい状態のときは、
体重も体型もバランスがとれていて無駄がない。
(ま、そんな状態は高校3年と仕事も恋愛も安定していた24才の時、
くらいなもんだけど)

自分の体や心の状態は自分が一番良くわかる。
何か特別大きな問題があるわけじゃないけど、
毎日何となく憂鬱な気分でいる割合が多い。

このままではダメになる。
自分の能力や生命力がどんどんなくなってしまいそうだ。

でもこういう時こそ、
「このままじゃいけない」ということを自覚する。
自分が生きる道を探そうと必死になる。
そういうもんじゃないかと思います。

 やっぱり、今度はちゃんと準備をして
実家に戻ることは考えずに、家を出ようと思います。
親や家族は大切だし、なんだかんだいってやっぱり落ち着く存在だけど
私は甘えてしまう。
どんな場所にいても、しっかり自分を持っていられればいいのだけど
「甘えていいよ」という環境だと寄りかかってしまう。

だから、家族という場所、安心して眠れる場所を離れることは
私にはどうしても必要なんだ。

実家に居るのが普通なんじゃなくて、
本当は親元を離れているのが私にとっての普通なんだ。
だけど、疲れたり、弱ったり、色々な事情があって
一人じゃ暮らせないときは親元に帰る。
前向きな決断として実家に戻ることはアリなのだ。
勿論親がOKしてくれたらだけど。

…「親元にいなきゃ何もできない自分」に対するストレスもきっとある。

単純に家を出るのはいくらでもできる。
また別の寮暮らしをしないかと上司は言ってくれたし、チャンスはある。
でも別々の家に暮らすことだけが自立じゃない。
一時的に実家を出たって
結局戻るつもりだったら、どこにいたって同じだ。

 もう親元には帰らない、頼らない覚悟が自立だ。

それには親や家族に対する感謝、
自分がここまでくるのにお世話になった人への感謝
これが動機のベースになっているはずだ。

うまくいかないのを自分以外の人のせいにしているうちは
まだ子供なんだ。

…私はもうとっくに一人立ちできる年齢だし、きっと力もある。
でも実家にいたらそれを発揮する必要がない。
自分でも知らないうちに
楽な方に流れて、どんどん生きる力が弱っていく。

それだけは嫌だ。

家族の顔をみれば、
快適な家に帰れば、ついうやむやになって忘れてしまう。

でも私の中では無意識のうちにかなりストレスがたまっているんだと思う。

 でも焦ってはだめだ。
今すぐ家を出られるほど、お金も体力も余裕がない。
予定外の寮暮らしは色々得るものもあったけど、
予定外の出費も多く出た。
そもそも今年は「自立の為の準備の年」として、自分でも目標をたてたのだ。
焦って家を飛び出せば、また立ち行かなくなって実家に頼ることになってしまう。

 仕事でのストレスはあって当然、
それを解消できるようにならないと一人暮らしはできない。

あと半年、現実を見ながら、でも焦らずに一歩一歩前に進みたいと思う。

猛暑の三連休

2010-07-19 22:13:32 | 徒然
 梅雨、明けちゃいましたね
…あぁぐったり
初夏の陽気の中でゆっくり気を休めたかった私は
「何も三連休に合わせて梅雨明けしなくてもいいのにさ」と思ってしまいました。
でも子供達にとっては夏休みと同時に本格的な夏が始まるなんて
嬉しいよねきっと。

 さて皆様はこの三連休、いかがお過ごしでしたでしょうか?

私は昨日の夕方近所のスーパーに買い物に出たくらいで、
ほとんど家にいました。

ぱんぱんに張ったふくらはぎをお風呂で2時間くらいマッサージをしたり
(なんとこれだけで1キロ痩せた!)
アイスを食べながら『平成狸合戦ぽんぽこ』を観たり
(本当はトトロをみるつもりがつい先に録画してあったぽんぽこを観ちゃった)
机の上及び段ボールに入ったままの一人暮らし用食器・雑貨など
細々したものの片付け
(集中力がないとできない)
あとは居間や自分の部屋の掃除を丁寧にしたりしていました。
やはり三連休あるとやりたいことが少し思い通りにできるものだ。

といっても突然一気に暑くなったから体が全然ついていけず、
鉛のように重くて、てきぱき動くことはできなかったけど…

 土日の二日間の休みは、土曜日は疲労回復に終始し、
日曜日は月曜日を意識してあまり活動的になれずに過ぎ、あっという間に休みが終わってしまう。

6月末の土日に引越しをした後、7月に入ってからの土日もなんだかんだ用事があり
今回やっと落ち着いた「お休み」を過ごせた気がする。
ほんとはスッキリ片付いた空間でお金のやりくりも、仕事の準備も全部済ませた状態で、
安心して「なんにもしないお休み」を1日でいいから過ごしたい…けど
なかなかそこまで整うのはまだ難しいです。
今年の暮れには余裕のある状態にもっていければと思っています。

 今回、空いた時間はほぼ昼寝…
とにかく申し訳ないくらい沢山寝たなあ…

今日も昼下がりの暑い時間はクーラーのきいた部屋でずっと昼寝をしていた。

まだ寝足りない感じはあるけど、体にたまった疲れはだいぶとれた。

15日、社外に出掛ける機会があり久しぶりにスーツで出勤した為、
通勤から一日中ヒールを履いていた。
おかげで両足裏土ふまずに強烈なコリができた。
しかし確かにあったそのコリもすっかりほぐれて楽になった。
ちなみに普段、通勤時は人目も憚らず
タイトスカートでもスニーカーですホホホ。
(↑道行くOLの中でそんなの私だけ)

 ハァ…あとは心にたまったものを吐き出す時間と空間が欲しいなあ。
だいぶ詰まっている。

この夏は静かに自分の心と向き合うアウトプットの時間を贅沢にとって過ごします。

ぼんやりと

2010-07-14 12:51:52 | 徒然
昼休み、久しぶりに芝公園へやってきた。
過去の自分のブログを読みながら

楽しかったことも沢山あるけど
ああ、あの頃は今よりずっと辛かったな

と、今自分が幸せであることを思った。

さて、会社に戻らなきゃ!

解散

2010-07-02 19:11:36 | 徒然
昨日の日本代表の帰国後の会見、面白かったですね。
岡田監督があの場で
「今野がいいたいことあるみたいなので」と振り、
まさかモノマネと南アフリカの歌をみられるとは思いませんでした。
チーム解散前の会見で、死闘を繰り広げた監督や選手たちがまさか冗談言えるとは思わなくて
テレビの前で父と爆笑しました。
最後に笑って終われるなんて、本当にいいチームだったんだな。
解散か…寂しいな…。

一流の選手になればなるほど、技術はもちろんよりメンタルの強さが求められるのだと思った。
サッカーを通して人として磨かれていく。
中村俊輔選手や中澤選手など(大会直前にキャプテンマークを剥奪されたのを知らなかった)サッカーが好きで上手いだけでは足りないのだと感じた。
それを知って「サッカーって面白い!」と思った。

…かく言う私は
今どうしても仕事を面白いと思えない。
こんなこと言うとバチがあたりそうだが、はっきり言ってつまらない。

ついこの間までは
資金繰りや予算策定、会計伝票チェックの業務を掘り下げていこうと意気込んでいたけど

先輩達からしたら
私がやっていることは私じゃなくてもできることなのだ。

一応担当者になっているけど
私をスルーして処理されていたり
先輩の仕事に合わせて私の業務進捗について指示されたりする。

まるで「私の方が経験も知識も任されている仕事の重要度も上なのよ」と言われているみたい。

確かにそれは事実だし、だから注意されないように頑張ろうと思っていたけど、

どうやら頑張りを素直に認めて貰えるわけではないみたいで
なんだか疲れました。

簿記を取って、仕事を引き継いでから
益々風当たりが強くなった気がする。
第一四半期、4月から3ヶ月経ってそう思います。

決算業務も今までは忙しくて残業してたのに
今回は期日前に終わるものがほとんどで今日も定時に上がった。
「こんな簡単なことを前は訳も分からずこんなに時間かけてやってたんだ」と
決算の流れや処理の意味が理解できた今だから言えることもあるけど、
やっぱり私が担当している業務は誰でもできることなのだ。

低いハードルを何回飛べてもちっとも達成感がない。
しかも上司から今は「あいた時間は勉強していい」と言われており
他の担当業務を持つ人の隣りで勉強をするのも肩身が狭く
なんとなく落ち着かない。
何を目標にするか
目標に掲げた内容は今必要か
から考えなきゃいけないから…

やりづらいし、難しい。


…なんだか
ただ狭いシェア、ポジション争いをしているだけみたい。
日本代表のような人同士の信頼関係で結ばれたチームとは程遠く
職場の雰囲気は殺伐としています。

前は人は完璧じゃないんだから、なんとかやっていこうと思えていたけど
この間ついに限界がきてしまい
「明らかに相手が悪いのに、これ以上気をつかって合わせてられるか」と心底思ってしまった。

私もそれだけ相手や職場の環境に期待していたんだと思う。
変わりたければ、自分が変わらなきゃな。

経理の経験は必ず財産になるけど、この道を極めたいとはどうしても思えない。

焦らず、でも確実に方向転換の準備を始めようと思う。

8年前の手帳

2010-07-01 08:13:09 | 徒然
先月26日、一人暮らしに終止符をうち、実家に戻ったその日の夜
私は8年前の手帳の裏表紙にサッカー日本代表GK川島選手のサインを見つけた。

26日の夜、都内マンションから荷物を実家に送り、帰ったら
父と24日デンマーク戦の話になり
「ゴールキーパーの川島ってお前と同じ高校なんだよなー」と父が言った。

私の母校の高校はサッカーが強くプロ選手も何人か輩出している。
公立なのに8年前から今もサッカー部の監督である先生は異動せず変わらないから県としても特別に力を入れているんだと思う。
だからいつかW杯に出場する選手が出てもおかしくはないと思っていたけど、やっぱり鬼の形相で必死にゴールを守ったあの川島選手がOBだったなんて驚いた。
現役サッカー部員たちは川島の活躍をみてさぞ励まされただろうな。

…そして、同じ高校と聞いてなんとなく
私はどこかで川島選手に会ったことがあるような気がした。

ん?
んんん!

あーっ

昔の手帳を取り出してみると
…あった

2002年日韓W杯、大学4年の時に使っていたB6サイズのノート型の手帳に
サインペンで
「Eiji Ardija 22」と書いてあった。
そう、確か剣道部の顧問の先生を尋ねて高校の体育教官室に行ったら
川島選手がいたんだ。
脚が長い人だなあと思った。
「こいつJリーガーなんだぞ」とサッカー部の監督に言われて
「凄いですね!サイン貰っていいですか」と言ったらサインしてくれた

んだと思う、確か。

その時なんの用事で顧問の先生に会いに行ったのかよく覚えていない。
進路の相談に行ったのか、剣道部の夏合宿?OB会?
とにかく一人で教官室に行ったことは覚えている。

あの高校のグラウンドから、南アフリカまで
夢を追い続けたんだと思うと
胸が熱くなる。

8年前の手帳のサインは
夢は叶えるものだと教えてくれる。

日本代表のみなさん、結果は残念だったけど
沢山の感動をありがとう。

2014年は日本の優勝を信じています。