風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

心を救う音楽

2012-06-27 00:18:00 | 徒然
さっきお風呂から出て、すぐに寝ようと思ったけれど、もやもやは消えなかった。

いつも、そのまま眠って朝を迎えることに慣れてしまっていたから寝てしまえ、とも思ったけど
まだ24時前だったのでPCで久石譲さんのコンサート映像を観ることにした。

『となりのトトロ』のテーマをチェロとピアノで演奏したコンサート映像がある。
これは元気をなくしたときや感動したいときに観ており、元気を貰っている。

YouTube動画を再生したら…また、沢山泣いてしまった。

だって、まるで自分が10歳の子供に戻って、トトロが風とともに夜空へと連れて出してくれているような
色んなものを超越したワクワクとドキドキと懐かしい温もりがその音楽にはあるんだもの。
大きな優しい何かに抱かれているような、そんな心からの安らぎを感じられる。
「何にも心配いらないよ」って言われているような気がする。

そりゃあ、200万回以上再生されるわけです。
いくつになっても、この演奏に感動する私でいたいな。
泣いたら、ちょっとすっきりした。

もう一回だけ観て、寝ます。↓
http://www.youtube.com/watch?v=oAFvoh8rYls&feature=related

等身大の私にかえる

2012-06-26 22:11:24 | 徒然
今日、電車の中でブログの記事を書こうと思ったとき、思っただけで自分の部屋に帰ったような安堵感があった。
…結局、心がざわついて電車の中では書けなかったので、自分の部屋に帰って書いた。

外の世界ではメディアや街をいく人を見て刺激を受け、私だってやってやるさ…と思う。
でも沢山の情報に晒されて、いつの間にか心が乱れる。

家に帰って、今の私はただもがいているだけだなぁと、ベッドに寝転がって溜め息をついた。

なぜだろう、泣けてきた。
今の私だって捨てたもんじゃないって分かっているのに。

高く飛びたいけれど、まだ飛べない。
そんな理想と現実のギャップを涙が洗い出す。
そうやって等身大の私の姿に戻っていく。

でも…素直な気持ちを表に出せる場所があるのは嬉しい。ホッとする。
普段は、人に弱いところを見せられないし、甘えるのも苦手です。
…皆そんなものかな?
気が晴れない私だってやっぱり私なんだ。

このブログという場と、独り言のようなブログを読んでくださる方に感謝です。
ありがとうございます。

さて、ゆっくりお風呂に入ってこよう。

新しい世界

2012-06-25 07:55:35 | 徒然
「勤める」ということから、「自分のやりたいことをやる」ことに情報のアンテナが変化しているなと最近気付いた。

私の中身をどう充実させれば良いか、そこに意識をもっていけるようになったのは、今の会社に慣れてきて仕事の進め方も少しずつ分かってきたからだと思う。

私は元々建築や設計、デザインに漠然と憧れてこの業界に事務職で入り込んだのだけど、入って数年は組織で働くことに中々慣れなかった。技術はないくせにモノづくりとはかくあるべきという私の中で高い理想があったから、上司や先輩とぶつかりまくった。
何度も何度も何度も辞めようと思った。

でも、ここまで続いたのはやっぱり興味があって好きな業界だからなんだと思う。

ただ、近頃は本当に建物をつくることに興味があるのか、設計やデザインに興味があるのか
分からなくなっていた。
私が求めている本質的なことは何なのか、考えるようになった。

でもそしたら、今居る環境で私なりに頑張ってきたことは無駄ではなかったと思った。

間の言い訳

2012-06-24 18:01:59 | 徒然
書きたいことが沢山あって、詰まっております。

こういう状態はすごく気持ちが悪い…。

それなら書いたらいーじゃないと思われるかもしれませんが、たまってしまうと、整理するためのまとまった時間と落ち着ける空間が必要なようです。

いいことを書きたい欲があるのかなぁ…

あるんだろうなぁ…

でもこればっかりは、どうしようもないなぁ…

ハァ、スッキリしたい。

出張は、なし

2012-06-19 08:15:47 | 徒然
今日から1泊2日で広島へ出張!


…の予定でしたが、中止になりました。

昨日の昼前に決定しました。





台風の影響もあるけれど、それだけではないみたい。

当初私は同行者について勉強させて貰いながら回る予定だったけれど、今回はベテランの人だけで行って貰うということになった。

私にはどうやら別の任務があるようです。





切り替えよ。

先送り父の日ミッション

2012-06-18 07:36:02 | 徒然
「あ、お姉さまおはようございます。」

「ん、おはよー。」

今朝、出勤前に玄関の上がりかまちに座り、コンバースの靴ひもを結ぶ私の背中に弟が声をかけた。

「今日、射手座は3位だよ。」
「おっ、結構いい方だね。」

「ちなみに1位は双子座、2位は天秤座。」

「ワンツースリーじゃん!すごいね!」

何の話かと言えば、朝の情報番組でやっている「今日の占いカウントダウン」のことである。
弟はこの12星座の運勢ランキングを毎日必ずチェックしており、順位が良ければたまにこうして報告してくれる。

弟が双子座、母が天秤座、私が射手座
「今日の占い」で4人家族のうち、3人がちょうど上位3位を占めたのだ。

「うお座は最下位。」

「ええっ!よりによって最下位って(笑)
…よし、じゃ、いってきまーす。」

そうです、父はうお座であります。
うお座はダントツで最下位率高し。
しかも今日は、父以外はトップ3というこの落差にちょっとびっくり。

お父さん、思わず笑ってしまってごめん。

それでも家族の為に頑張る父の姿が際立って何か絵になるなぁと思ってしまったのです。

さらに懺悔をすると、今年は3月の還暦祝いにエネルギーを費やし父の日ミッションを完遂する気力もなく、スルーしてしまいました。
昨日は父の日だって、気付いていました。
…ちゃんと埋め合わせします。

お父さん、占い最下位だけど、今日も頑張ってね。

いつも守ってくれてありがとう。

来週再び広島へ

2012-06-13 18:33:34 | 徒然
「また広島に帰ってきたいなと思う」と、ブログに書いたのはつい3日前。

…今日決まったことなのだけれど、来週、今度は仕事で再び広島に行くことになった。

広島行きが決まって、しばし唖然とした。
だって広島に行ったのつい3日前ですよ、まだ全然消化できていない。

また私の場合、出張そのものが大変稀なことなのです。
しかも、いつもなら名古屋以西は、関西支社の担当者が回るエリアなのです。
たまたま今回は東京本社から私が出向くことになりました。

なんだか運命を感じております。何が待っているのだろう?

今回は、2日間で広島を広く回る旅になる。
しかも帰りはフェリーで愛媛に渡り、飛行機で松山から東京に戻ります。
結構なハードスケジュールです。当たり前だけど、今度は全然ぶらり旅じゃないな。

だがしかし…心の中で、ぶらり旅しちゃおう。えへへ、空き時間は楽しんじゃおう。
無論、行かせてもらうからには仕事はきっちりやります。
久々の「風に吹かれてぶらり旅 BUSINESS」in 広島・愛媛!!!

先月まで、32年間一度も広島に行ったことがなかったのに
今月になって月に2度も訪れることになるなんて…

縁のある時ってあるんだなぁ。

しみじみ(`-`)

自分をデザインする

2012-06-13 08:00:06 | 徒然
先週の一人旅は自分へのご褒美だった。

「頑張った」なんて自分でいうのはおこがましい思いもあるけれど
ここは人と比べずに、色んなものの間で頑張った自分へのご褒美ということにする。

行きたいところへ行って、今一番会いたい人に会っておいでってね。

とっても贅沢な時間だったなぁ。
ドキドキして、でもそれを抑えようと平気なふりをして、でも抑えきれなくて
知らない土地に行って、何かが起こるんじゃないかって期待したりもして。
いつもの旅とは少し違う旅だった。

そんな夢見がちな私でも、帰ったら少しずつ自分の道や現実と向き合おうと決めていた。
今までの経験をまとめ、方向性を決め、自分を磨きつくり上げていく。
たった一度の人生の主人公は、世界でたった一人の私だから。

365日×80年=29,200日
80年ちょっと、もし無事に生きることができたら人生は約3万日。
この間たまたま見たインターネットの占いのサイトにそう書いてあった。

今まで生きてきた日数をざっと計算すると
365日×32年=11,680日

もう、3分の1は過ぎていった。

さあ、あとこれから3分の2をどう使おう。
辛いことも沢山あるだろうけど、それは生きている証拠なのだ。
どんな人間になりたいか、どんな最期を迎えたいか。
この人生で私は何を残したいのだろう。

思えば昨年の暮れから3月末~4・5月と怒涛のような日々が続き
息つく間もなく色々なことが起こった。
そんな中でもマイペースにやってきたけれど、やっぱり体には疲れが出ている。
気持ちの整理もできないまま、ただ目の前のことに夢中になって走ってきたけれど
この6月、梅雨の時期はクールダウンして心と体のメンテナンスに充てようと思う。

…無理はしないけれど
今のままでいられないのは、自分の中ではっきりしているので
一度余計なものを削ぎ落とす作業をする。

甘え、自惚れ、恐れ、執着…それらを全部手放す。

人のことは人に任せて自分のことだけ考えて、思いきり自己チューになる。
自分の幸せだけを考え、自分の核をつくる。

そうでなければ、誰かを守ることなんてできない。
「誰にでも何かの才能がある」と人に言いたければ、まず私自身が「自分には才能がある」と信じることだ。

私は、どんな状況でも希望はあると言える人間でありたい。
これは前を向いて生きるために色々な道を探した結果、至った考えだ。
真っ直ぐに私の中を柱となって貫いている。これが私の軸なのだ。
あっちに揺れ、こっちに揺れても必ずここに戻ってくるだろう。

自分の幸せを一番に考えると、ゾクゾクするほどの「生」がそこにある。
今生きている実感と、生かされている喜びをもう一度感じてから
自分の弱さや小ささを痛感してから、穏やかで謙虚な私にもっていけたらと思う。

…そんなに頭考える通りには、いかないのだろうけど。

真夜中の目覚め

2012-06-13 01:37:46 | 徒然
今日は仕事から帰り、自宅で夕飯を食べた後
着替えもせずお風呂にも入らずきちんと布団をかぶって寝ていた。

最悪。

今、目が覚めた。

もういやだ。

こんな風にうやむやに一日が過ぎていくのがいやだ。

帰ってからがやっと自分の時間なのに
それをとばして明日がきてしまうなんて
どこで息継ぎをすればいい?

私は何をしているんだろう?

今日は、高校時代の部活仲間と仕事帰りに会う。
私は友達をつくるのがあまり得意じゃない。
知らない人とお話するのは好きだし
相手の気持ちを知りたいから、まずは自分について結構オープンに話すけど
本心から自分の思いを話せる人はごくわずかだ。
相手にとって重荷になるかもしれないし聞きたくもない話かもしれない。
私は文章で一度考えを整理してから伝えるのは割と得意だけど
その場のおしゃべりで伝えるのは下手です。
言葉をいっぱい使って、全部伝えたくなって、そんなまどろっこしい自分に途中で気づいて恥ずかしくなっちゃうから。
結局言いたいことを言えなかったりもして、自信を失う。
でも私の友達は、私が言葉にしていないところで私を分かってくれているのではないか、と思っている。
存在を認めてくれるっていうか
頑張らなくてもいいというか。

今日はそんな古くからの友達に、説明しにくいこのうやむやな胸の内を聴いてもらおうと思っている。
そして友達が今何を感じているのか聴きたい。

心と心で話したい。

コーヒーを飲む石ころのススメ

2012-06-11 21:37:12 | 徒然
6月8日(金)、平日はフルタイム出勤で土日休みの私は
前に土曜出勤した分の振替休暇をとった。

午前6時前、
私は友達にもらったハート柄のマグカップにコーヒーを注ぎ
それを片手に寝間着のまんま庭に出た。

春と夏の間の早朝
濃紺タイル張りの玄関先にしゃがみこんで空を見上げれば
まだかすかに夜の気配が残っている。

東の空はだいぶしらけて

ちゅんちゅんと鳴く小鳥たちのさえずり
ご近所さん同士、挨拶する声
家の前を通る自転車の音(きっと駅に向かうのだろう)

庭にはビオラやミニバラ、スィートピーなどの小さな花や
ネギやパセリやサニーレタスなどの野菜
ゆずやツゲ、ツツジや楓などの植木

名前の分からない草や石、庭の土
土の中にうごめいているであろう虫たちの気配

まだ少しひんやりした空気に微かな風が吹いて

「おはよーどしたの?珍しいねー」と外の世界の色んなものが
清々しさをもって私に語りかけているような気がした。

コーヒーをすすりながらしゃがみこんだ私はその一時
コーヒーを飲みながら地面に転がるただの石ころになってみた。

もし私が本当に石ころになっても
道行く人に「おはよう」って言いたいし
太陽には「やあ」って挨拶したいし
「泣いている人」にはどうしたの?って問いかけたい。
言葉は通じなくても、相手を思う石ころでいたい。

朝がきて昼がきて夜がきて
明るくなって暗くなって

春がきて夏がきて秋がきて冬がきて

雨に濡れ風に吹かれ
時には雪に埋もれ
人に蹴られて踏まれて
太陽に焼けるように照らされ
月の夜に癒される

そんな風に何十年も何百年も何千年も
終わりのない毎日を繰り返しながら
じっとしていながらも、相手を思う石ころでいたら

綺麗な心でいたらきっと綺麗な石になれる気がする。

綺麗な心をどんどんどんどん純化していったら、
パワーストーンみたいになれるかな。

そう考えたらパワーストーンってすごいな。

石にもちゃんと心があって
こちらの話をじっと聴き、よく見ているのではないか

…石だったらコーヒーなど飲みませんけどね。
でもお酒好きな石など、もしかしたら石にも嗜好があるかもしれないなぁ。

広島への旅の前日、
週末の金曜日の朝はそんな始まりだった。

そして朝早く無防備な格好で
庭に出て飲むホットコーヒーはインスタントでも格別だった!

気が向いたら、また石ころになってみようと思う。
「無」になれるのでおすすめですよ。