先日、『下町ロケット』を読み終えた。
昨年の暮れからずっと手元にあったのに、最初は中々読み進められなかった。
後から読み始めた『永遠の0』の方が早く読み終わってしまった。
なぜだろう?
下町ロケット、というタイトルで、ある程度ストーリーが想像つくからか。
それともその時によって、私の求めるものや興味が変化しているからなのか。
今の私にとって、この小説の内容は共感できることばかりだった。
半沢直樹の原作シリーズ『俺たちバブル入行組』『俺たち花のバブル組』のような
絶対絶命からの起死回生、勧善懲悪という池井戸潤の作風が、単純に好きなのかもしれない。
今の私に必要なのは夢だ。
今の私には夢がない。
夢を追うことを夢みていただけだ。
いや、それすらも忘れていた。
そりゃあ、無理にひねり出すことはないけど
あったはずだ。
ワクワクする気持ち、どんどん世界が広がって
思わず空を仰ぎたくなるような、深呼吸したくなるような
そんな気持ちにさせる何かが。
今はわかる。
一通り、これはやっといた方がいつか役立つかなとか、無難かなとか
ちゃんとした人に見られるとか
そうやって、本当に自分がやってみたかったことにチャレンジするのを
後回しにしていると、失敗が怖くなって、ずっと後回しにしたままになる。
そしてその臆病さが、一時の安定と虚無感を生む。
長い目でみたら今の失敗なんて小さなことなのに、結果を焦ってしまう。
『下町ロケット』は、そんな大切なことを思い出させてくれたのでした。
昨年の暮れからずっと手元にあったのに、最初は中々読み進められなかった。
後から読み始めた『永遠の0』の方が早く読み終わってしまった。
なぜだろう?
下町ロケット、というタイトルで、ある程度ストーリーが想像つくからか。
それともその時によって、私の求めるものや興味が変化しているからなのか。
今の私にとって、この小説の内容は共感できることばかりだった。
半沢直樹の原作シリーズ『俺たちバブル入行組』『俺たち花のバブル組』のような
絶対絶命からの起死回生、勧善懲悪という池井戸潤の作風が、単純に好きなのかもしれない。
今の私に必要なのは夢だ。
今の私には夢がない。
夢を追うことを夢みていただけだ。
いや、それすらも忘れていた。
そりゃあ、無理にひねり出すことはないけど
あったはずだ。
ワクワクする気持ち、どんどん世界が広がって
思わず空を仰ぎたくなるような、深呼吸したくなるような
そんな気持ちにさせる何かが。
今はわかる。
一通り、これはやっといた方がいつか役立つかなとか、無難かなとか
ちゃんとした人に見られるとか
そうやって、本当に自分がやってみたかったことにチャレンジするのを
後回しにしていると、失敗が怖くなって、ずっと後回しにしたままになる。
そしてその臆病さが、一時の安定と虚無感を生む。
長い目でみたら今の失敗なんて小さなことなのに、結果を焦ってしまう。
『下町ロケット』は、そんな大切なことを思い出させてくれたのでした。