去年の9月、会社の研修で行った尼僧体験でもらったお経集、『勤行要集』に載っている
大変ポピュラーなお経『般若心経』、
このお経は「般若」=「神仏」の心にいたる教えなのだと教わった。
去年の9月、このお経の意味を教えてもらったとき、少し心が救われた思いがした。
般若心経の教えは「一切が空」であるということだけど、
その、つらいことも苦しいことも、嬉しいことも楽しいことも「すべてがない」
ということがその時の私にとって救いだった。
嬉しいことや楽しいこともない、となると悲しいようだけど
でもその悲しみが「ない」なら心穏やかでいられる。
死後の世界で成仏できず、苦しんでいる人に唱えるこのお経は
何度聴いても心が癒される、救われる歌のようなものだ。
だって、私もこのお経の意味を分かって聞いたとき、どこにもやり場のない
心がすっと楽になるような思いがしたんだもの。
このごろ、私は何のために生まれてきたんだろうってまたよく考える。
私の命なんて儚くて、小さくて、できることなんて少ししかなくて
むしろ親兄弟と喧嘩したり、迷惑かけたり、会社に対して不平不満を持ったり、
自分より何かが劣っている人をばかにしたり、蔑んだり、羨んだり、
人と比べて自分の幸せをはかる、そんな時もある。
言ってしまえば、生きているだけで環境汚染をしている。
けど、必要のないものはこの世界にはない。
いる必要があるから、私はいる。
だから、私が与えられた役割は何なのかと考えるんです、最近。
きっとあると思う。
たとえ小さなことであっても、きっと私にしかできないことがある。
そして、心が満たされる時がくる。
たくさんの人が今この瞬間に生き、死に、
そしてそれを繰り返してこの世界は生まれ変わっていく。
人は生まれる時も、死ぬときも一人。
大阪に行って、そこで出会った家族より濃いかもしれない人の情や温かさに触れて
そこにとどまりたくなってしまったんだな。
今まで欲しかった人とひととの絆がそこにあった。
そんな出会いができたことに感謝して、でも私はわたしの道をいかなければ。
もしいつか、同じ想いで共に歩めるパートナーと出会うことができても
その人にぶら下がることなく、とどまらず、一緒に前を向いて歩んでいける関係を作りたい。
この体にまとわりついた弱い心ちをはらうような、強い風に吹かれて一人、目をつぶる。
もう一度、一人で歩いていこうといういう強い思いの宿した目を開き、
真っ直ぐな心でこの世界を渡る。
まだまだ、やるべきことがたくさんある。
守りたいものもたくさんある。
強くしなやかな心でもう一度真っ直ぐに、自分の信じる道を歩んでいこうと思う。
今日はそんな決意を書きたくなった。
なんでだろう?…きっと自分で自分の思いを確認したいから、かな。
私らしく、好きなように生きればいいんだ。
大変ポピュラーなお経『般若心経』、
このお経は「般若」=「神仏」の心にいたる教えなのだと教わった。
去年の9月、このお経の意味を教えてもらったとき、少し心が救われた思いがした。
般若心経の教えは「一切が空」であるということだけど、
その、つらいことも苦しいことも、嬉しいことも楽しいことも「すべてがない」
ということがその時の私にとって救いだった。
嬉しいことや楽しいこともない、となると悲しいようだけど
でもその悲しみが「ない」なら心穏やかでいられる。
死後の世界で成仏できず、苦しんでいる人に唱えるこのお経は
何度聴いても心が癒される、救われる歌のようなものだ。
だって、私もこのお経の意味を分かって聞いたとき、どこにもやり場のない
心がすっと楽になるような思いがしたんだもの。
このごろ、私は何のために生まれてきたんだろうってまたよく考える。
私の命なんて儚くて、小さくて、できることなんて少ししかなくて
むしろ親兄弟と喧嘩したり、迷惑かけたり、会社に対して不平不満を持ったり、
自分より何かが劣っている人をばかにしたり、蔑んだり、羨んだり、
人と比べて自分の幸せをはかる、そんな時もある。
言ってしまえば、生きているだけで環境汚染をしている。
けど、必要のないものはこの世界にはない。
いる必要があるから、私はいる。
だから、私が与えられた役割は何なのかと考えるんです、最近。
きっとあると思う。
たとえ小さなことであっても、きっと私にしかできないことがある。
そして、心が満たされる時がくる。
たくさんの人が今この瞬間に生き、死に、
そしてそれを繰り返してこの世界は生まれ変わっていく。
人は生まれる時も、死ぬときも一人。
大阪に行って、そこで出会った家族より濃いかもしれない人の情や温かさに触れて
そこにとどまりたくなってしまったんだな。
今まで欲しかった人とひととの絆がそこにあった。
そんな出会いができたことに感謝して、でも私はわたしの道をいかなければ。
もしいつか、同じ想いで共に歩めるパートナーと出会うことができても
その人にぶら下がることなく、とどまらず、一緒に前を向いて歩んでいける関係を作りたい。
この体にまとわりついた弱い心ちをはらうような、強い風に吹かれて一人、目をつぶる。
もう一度、一人で歩いていこうといういう強い思いの宿した目を開き、
真っ直ぐな心でこの世界を渡る。
まだまだ、やるべきことがたくさんある。
守りたいものもたくさんある。
強くしなやかな心でもう一度真っ直ぐに、自分の信じる道を歩んでいこうと思う。
今日はそんな決意を書きたくなった。
なんでだろう?…きっと自分で自分の思いを確認したいから、かな。
私らしく、好きなように生きればいいんだ。