風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

買っちゃった

2006-11-25 00:56:42 | 徒然
 22日、現場事務所に設備(電気、空調・衛生)の担当者の人が打ち合わせに来て、その後そのメンバーで飲み会となった。事務所のすぐ裏にあるしゃぶしゃぶ屋さん。今月そのお店での飲み会に参加するのは2度目だ。

電気屋さんは前の現場と同じ会社で、あまり喋ったことはないけれど挨拶を交わしたことがあった人で、空調・衛生設備屋さんは始めて聞く会社の人だった。

今回は大手~中堅のゼネコンの現場事務員として働き始めて…もうすぐ2ヶ月。
仕事内容について書く事はあまりなかったけれど、
全回の内装監理室とは仕事内容は若干異なる。
設計事務所の人たちは…どちらかというと自立心があるというか…
なんというか、個人でそれぞれ技術を学んで蓄積していくという感じ。
だからえも言われぬ緊張感があり、うかうかしていると置いていかれる感がある。

甘えのない環境では、かなり神経がすり減ったけれど、
今思えば、内装監理室ではお互いに高めあえる環境を作っていたんだな…と思う。
私も今は女子社員(バイトだけど)扱いだけど、
前はそんな気は遣われなかったもんね。いや、気遣ってくれていたんだろうけど…
多分普通の女の子じゃ、もたなかったと思うぞ。なんとなく、それは自信がある。
いや、単純に私の力不足か。

そして、ゼネコンの力は組織力だ。
勿論、個人の能力の向上もさることながら、チームワークが大事になる。
だから多少技術や経験が少なくても、やる気があれば育ててもらえる。
…とはいちがいには言えないけれど、そういう傾向はあると思う。

 今私が毎日やってること、それは設計事務所にいたら経験できなかったことだ。
掃除や、お茶だしやら、電話・来客応対、お弁当の注文などは同じだけど…
前の現場で心がけたことは、1月に受けた設計事務所の秘書の面接を受けた時にそこの社長から聞かされた「プロとしての秘書」の話がいつも頭にあって、それを意識しながら仕事をしていた。
そして、どちらかというと、事務というより秘書的な役割を求められることが多かった。

 しかし、今の現場では違う。
「現場事務」としてやるべき仕事がある。
伝票整理、
各種書類のファイリング、
安全衛生管理書類の作業員名簿と新規入場者の照合、
月報の作成、
工程表の清書、
会計伝票の作成、
請求書チェックの下準備、
産廃処理マニフェスト伝票のデータ入力、

などなど、
今おもいつく限りだとこんな感じです。
とにかく、管理する書類や処理する書類の数が多い。
CADよりワードやエクセルを使うことの方が多い。

本当に一日中パソコンに向かっていたりするので、
気が滅入る時は滅入るけど、上尾で学んだこと…「面倒くさがらないですぐやる」
を実践していると、本当にちゃんと仕事が片付くからそれはそれで楽しい。

 でも、仕事は仕事だなと思う毎日だ。

「私」の時間が寂しいと、仕事もあまりのらない。
でも仕事させてもらえることは本当に感謝だなと思う。

 話は戻って、22日、飲み会があって、次の日の23日私はまったくダウンしてしまった。
心と体は繋がっているというけれど、私は殆どベッドから起き上がれなかった。
最近風邪っぴきなのもあるけれど、何より、精神的なものだと思う。

 自分の心に空いた風穴からピューピュー風が入ってくると、ダメだ。
ああ、私はあの人が好きなのだと改めて思い知らされる場面があると、ダメなのだ。

だけど、仕方ないと思う。

 23日、殆ど寝て過ごしたお陰で今日はちゃんと仕事に向かえた。
そして、帰りにサマンサ・ベガで白いバッグを買っちゃった。
一年前にサマンサの姉妹ブランド、バイオレット・ハンガーで買ったバッグが
ワインに染まったことがあり、それと似た形のバッグで、痛い思い出を思い出した(笑)
でも、この形とキャンパス地が気に入って、即決だった。
最近持ち歩いていたバッグは、なんともおちゃらけたピンクのチューリップハットを逆さにしたようなバッグだったので、そろそろ欲しかったのだ。
最近洋服などにかける出費を抑えていたのだけど、どうにももう、大学生に間違われることに耐えかねて思い切って買うことした。

 キャラじゃないと言われてしまえばそれまでなんですが、
かわいいものは、かわいいんだもん。
白いから、段々薄汚れていくんだろうけど…
ちゃんと防水スプレーして、大事にするんだ。

そして女子である喜びを感じるひと時でもあった。
そして、単純に、もっとキレイになりたいと思った。

そういうのって実はとっても大事だと思った。

なんでもない休日

2006-11-19 23:18:34 | 徒然
 今日は、何か書きたいのだけど、さて何を書こうか考えてしまった。

寒くなり、最近体調を崩しているので、今日は大人しく家で過ごすことにした。
毎朝、母がカーテンを開けに来る。
毎朝「うざったいなぁ、もう私の部屋なんだからいちいち開けにこないでよ」と思う。
私のことはいいから、台所の片付けとかそういうことを一番にやってよ、
ほら、ペットボトルまた水切りカゴにたまってたじゃん、
私の布団なんて、直さなくていいから、休みの日はゆっくり寝てたいの。
だからほっといて。
子供扱いされることを嫌う私はついそう思ってしまう。
親に甘えてるんだなと思う。
とはいえ、やっぱりうちの母はお節介だとは思うけどね。

いつか、こんな時代を懐かしく思い出す日が来るんだな。

日曜日、休み2日目といっても何もやる気が起きない。
そして体と精神の休養のために、昼すぎに3時間ばかり昼寝をした。
ムサシと共に寝る。
それにしても、つまらない。

土曜日は浅田次郎の小説『椿山課長の7日間』を読み終えた。
映画は昨日公開だったらしいので、観に行きたいと思う。
『プラダを着た悪魔』も、なんだか元気になりそうなので、
女子としては観に行きたい。
誰か一緒に行ってくれる人、いませんかね。
今日はつい最近買った『リアル』6巻を読み返し、
何度も読んだ一条ゆかりの『天使のツラノカワ』を読み返し、
また横になった。

なんとも、私の部屋は味気ない。
悪い部屋じゃないのに。
昔は自分の部屋をどうやって快適にするか、理想に近づけるか、
そういうことに情熱をもやしてたのに、
いつからこんなに自分の部屋に興味がなくなっちゃったんだろう。
フローリングの床が冷たい。

簡単に掃除をしてから、ベッドの位置を変えた。
基本的に、あまり物を置くのが好きじゃないのと、ベッド自体が軽いので、
ベッドの位置を変えることはものの3分でできる。

そして、クローゼットの上の方に眠っていた一畳大のホットカーペットを取り出し、
ほぼ物置状態の縁側に眠っていたムートンをその上に敷き、机を置いたら
それなりに快適な空間になった。

そして、今日は一番にお風呂に入ろうと、風呂掃除をしてからお風呂に入り、
『ハウルの動く城』を観ながら、事務所で使う雑巾を一枚チクチク縫った。
そして前からやろうと思っていた、ニットにボタンをつける作業もやった。

ニットの袖にボタンをつけたら可愛いだろうなぁと思ってから、
ボタンを買って、実際につけるまで、約1ヶ月。
付けてみたら思いのほかぴったりだし、可愛いので、一人ではしゃいでしまった。

 つまらないって思ってた午前中が嘘のようだ。
私は寒いのが苦手なのと、一人でいるのは嫌いじゃないくせに寂しがりやなので、
家にじっとしているのが耐えられないくせに、寒いから外に出たくないという、
冬はストレスがたまるタイプなんだな…と思っていた。

でも、工夫次第なんだな。

机の上は、色んなノートやら、手帳やメモ、レシートやカードの明細、
ポイントカード、ダイレクトメール、図書館でだいぶ前に借りてきた本、
読んだまま本棚に戻してない本や筆記用具などが机の半分を占領していた。

でも今日はそれを片すことができた。
たったそれだけのことなのに、なんて気持ちがスッキリするのだろうか。
お風呂掃除をしたときも、別に隅々まできれいにしたわけでもないのに、
なんだかすがすがしい気持ちになった。

面倒だなと思うことほどさきに片付けてしまうのがいいのかもしれない。

 今日は、これから、また自室に戻ってホットカーペットの上に座布団を敷いて座り、机に向かう。
去年は即席の製図版を置いて、平面図や立面図、断面図をT定規を使って
描いた机に向かって、今年はスケジュール帳や日記帳と向き合いながら、
少し調べ物をして、今後の目標やら、お金のやりくりなどを考える。

 あとは、大事な人たちに手紙を書いたり、メールをしよう。

後悔のないように、今を生きるってこういうことでいいんだよね。
一日の終わりにそう自分に問いかける時間を持てることに感謝します。

可愛いベイビー

2006-11-18 00:53:41 | 徒然
 17日の夜、中学・高校からの付き合いの友達に子供が生まれたというメールがきた。

なんだか、実感が沸かないぞ~

ママになっちゃったの?

子供…

子供って、当たり前ですが、自己中心的ですよね。
それに耐えられないなら子供作っちゃいけないと思う今日この頃ですが…
私は自分より、大事だと思える存在がこの世にあるっていうことの実感を
これも当たり前ですが持てません。

それを手にした友達、しかも一緒に部活やら青春やら、恋愛やらを語りつくした友達がそういう人生の新たな節目を迎えたということは…
やはり少なからず、衝撃を受けます。
このブログによくコメントをしてくださる先輩にも子供がいて、
1歳上っていうだけで殆ど変わらないはずなのに、
やっぱり先輩だから色々経験してるものっていう感覚がある。
なんだろう、同い年の身近な友達の体験って自分にも迫ってくるものがあるな。

命の重さを感じるのだろうか。
自分、自分というエゴを捨てることができたら、
そういう経験をする日が来るのだろうか。


 ちなみに今日は、高校時代の部活仲間とバイト仲間の誕生日。
人生って何が楽しいんだろうって考えてしまった。
結局、一生懸命仕事しても、着飾っても、さよならしてしまえば終わりでしょう。

何が楽しくて、毎日こうやって生きているんだろうって思った。
何が楽しくて、飲んだり、騒いだり、遊んだりするんだろうと。
別に、悲観してるわけじゃなく、
ただ漠然とそう思った。
そういう醒めたところが私にはある。

そういう時に思い出したのはちょうど誕生日を迎える友達の顔や、
苦楽を共にした友達や、
可愛がってくれた方々や、
仕事に生きると燃えていた頃の自分や、
好きな人と過ごした、充実した日々だった。

なんだろうな、
もう浮ついたうわべだけの日々なんていらないんだよな。
服がダサイとかそういうの、もうどうでもいいんだよな。
いくら身なりを可愛くしてるママでも、子供ほったらかしにしてるんじゃ、
どーしようもないんだよ。
そういう光景をたまに見かけると、哀しくなる。
いや、たまにじゃないな、よく見かける。
もうこれからはそういうのやめようよって言いたくなる。
もうやだよ、これから自分の子供が生きる時代どうなっちゃうの?って思う。

ほんと、幸せの源はどこかきらびやかな遠いところではなくて、心の中にあり、
それに気付けることが実は幸せなのだと思った。

心から、出産おめでとう
そして、誕生日オメデトウ!!!

11月になって

2006-11-13 23:04:20 | 徒然
 私はすさんだように思う。
ただ、自分を偽らなくていいぶん、ラクだ。
先月までは「こうしなきゃ」ということを常に頭に考えて自分の行動を決めていたけど、(って結局達成できずに凹むことが殆ど)
今は「こうしたい」で行動している。

そういえば、去年の11月、私は某美大の建築学部3年次編入試験を受験することを決めた。

闇の中を手探りで、自分なりにがんばってたな。

でももう二度とやりたくない。
確かに色々チャレンジしてみて分かったことが沢山あった。
所詮私ができることなんて、ちっぽけなもんだ。
なーんて大それたことを考えてたんだろう。
結局それが叶ったところで、私は幸せなのか?と思ってしまった。
勿論、その時は一生懸命だったし、そんな私を支えてくれた方々には
今も本当に感謝しています。一人じゃ絶対に頑張れなかった。
1年前があって、今がある。
そう考えると人生を楽しんだもの勝ちだな。
誰が為の人生だってんだ。
これからどんなことが起こるか全然予想がつかない。
不安になることもあるけど、何が起こるかわからないから楽しい。

さて…今年はあと1ヶ月半しかないけど、11月中に何か目標を決めようかな。
自分の肥やしになることを。

色とりどりの光

2006-11-13 19:25:31 | 徒然
先週の金曜日、私は仕事を休んだ。夜中殆ど一睡もできなくて、この状態じゃ仕事にならないし迷惑をかけると思ったからだ。本当は休むのが怖かった。これからもこれが癖になったらどうしよう…という自分への不安があった。なにせ…今の私は初めて出会う自分ばかりでどうなるのか全く予測がつかない。
その日、私はずっと木曜日だと思い込んでいたのだけど、昼に『笑っていいとも』をみていて金曜日だったことに気がついた。つまり確信犯ではないのだけど、結果的に私は3連休をとってしまったのだ。職場にはあわてて「すみません、私、今日は木曜日だと思っていて、朝『明日は出られるようにします』と言ったのですが、月曜日出でもいいですか?」と電話したら、「おう、今日金曜日だよ」「はい、木曜日だと思い込んでました、すみません」こんな具合におさまった。

金曜日、休んで正解だった。3日間休んだおかげで、眠れない!と、焦る心を落ちつける時間ができた。

今日はこれから歯医者へ行く。それまで少し時間があったのでまた新都心まで歩いた。
すると、さいたま新都心駅のけやきひろばでは毎年クリスマスシーズン恒例のイルミネーションが輝いていた。いつもは青一色なのに今年は赤やオレンジのライトがメインで水色や緑も混ざっていて、そんな光が家族を象徴しているようだ。青一色も澄んだイメージで美しいけど、温もりを感じられる色は安心する。

そして去年の11月に写メールを撮ったペガサスが今年も同じ場所にいた。

とっても懐かしい。

女の人

2006-11-13 01:39:36 | 徒然
 このところ、ブログを書く気になれなかった。
どうしてか?

同じことをずっと考えていたからかな。


 11月に入って、風はすっかり冷たくなって、もう秋から冬へと季節が変わっていく。
もう気が付けば失恋しただの書いてから、2ヶ月が経っている。
私は惚れっぽいから1ヶ月もすれば何とも思わなくなると、友人から言われていたのだけど、
案外そうでもなくて、
まだ全くもって引きずっている。

 ただ、考えるのに疲れてきて、どうでもよくなる時もある。

 でも、相手を大事に思う気持ちは失いたくないなって思う。


 今日は夜一人でドライブをしながら、車の中で叫んできた。
そしたらちょっとスッキリした。
そして今日はちょっとオシャレな靴下やニットなど、ちまちまと冬物を買いながら、
好きな人が隣にいないことの寂しさを感じた。
今回の恋愛で、私は女の人は男の人がいないと生きていけないんだなと思った。
当たり前のようで、実はあんまりみんな気付いていないんじゃないかと思う。
これから先の人生を描く上で、私にとってこの事は重要な柱になると思った。
だから私はちゃんと女の人になろうと思った。
だから今は寂しくても当然なのだ。

よろしく!

2006-11-08 00:38:05 | 徒然
ながらく更新できず、コメントにもレスできずですみません。いつも読んで下さってる方、ありがとうございます。
最近、心情が揺れている毎日です。

そんな中、日曜日に我が家に新しい仲間がきました!
スコティッシュ・フォールドのムサシ(オス、生後約1ヶ月半)です。

今日は来て3日目でハプニングがあり、夜21時に開いている動物病院を探し回っていました。
頭を打ったらしく…体が動かなくなってしまったのです。もー、とにかく小さくて消えそうな命とこれから付き合うと思うと…めちゃめちゃ可愛い反面小さい命が自分達に委ねられてると思うと怖くもあります。
でも4件目に行った動物病院で注射をしてもらったら家に着く頃には少し歩けるようになり、今は元気になりました。
小さな命のはかなさと尊さを感じて切なくて、泣きたくなります。
ムサシという名前はもちろん『バガボンド』の武蔵からとりました。
強い名前にしてよかった!新しい家族です。どうか健康でミーコの様に長生きしますように。