風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

夜明け前

2013-10-28 05:55:40 | 徒然
おはようございます。

今朝は、4時過ぎにスッキリ目覚めてしまった。
朝の支度を1時間で済ませ、5時半には自宅を出た。

夜明け前、ドラマチックなグラデーションの空
ひんやりした空気
人や車通りの少ない道

去年の冬に買った厚手のストールを、アンサンブルの上に羽織り
坂道を自転車で下る。
このストールを羽織ったら、去年の出来事がよみがえった。
駅で落としたり、訪問先で忘れたり、旅から旅への秋冬だったのを思い出した。
なんだか懐かしくて、暖かい気持ちになった。
思わず、今年もよろしくねなんて言いたくなった。
だっていつも温かく、いつも一緒に旅をして見守ってくれたんだもの。
…何度か、なくしてもういいかと諦めそうになったけど。
同じ柄のストールを羽織る人を街中で結構見かける度に、
この柄にしたのを早まったような、しくじったような気がしていたけど、
こういうのを愛着って言うんだろうな。
大事にしよう。

そんなことを思った。

地元の駅に着くと、始発電車で家に帰る若いカップルや女の子とすれ違った。
ターミナル駅に着くと、都心に向かう電車は、まだ6時過ぎなのにほぼ満員。
こんな光景をみるといつも、皆、働き者だなぁとしみじみ思う。

朝、一日の始まり
ここにはどこかに忘れてしまった、ワクワクする気持ちの感触がある。
これ!って明確には言えないのだけど。

昨日は、表参道をぶらぶら歩き、入ったことのないお店にいくつか寄った。
何かしらの感動を求めてぶらぶらと。
結局、感動というほどテンションが上がるものはなかったけど、
気がついたことはいくつかあった。

一つは、自然体でいることが自分らしい美しさに繋がること
あと、あちこちに気持ちが振れても、真ん中に戻ることが無意味と思わない術、前に進む術であること
もう一つは、結果を求めて目標を持つことが、シンプルな思考を導くこと

悩まずにやる
そのためには、求める結果を明確にする
悩んでても、とにかく手を動かし体を動かす

そしたらびっくりするようなことが、叶うかもしれない。

そう思って寝たら、今朝は早く起きていた。
昨晩髪をしっかり乾かしてから寝たからか、
今朝は髪をセットする必要がないくらい、素直にまとまってくれたので
朝の支度もあまり時間がかからなかった。

10月も今日を入れてあと4日、月末は忙しい。
色々な仕事がたまっている。

…朝、会社に着いたら
ハーブティーを入れて、それを飲みながら
たまってる仕事に優先順位つけて、期限を決めよう。

何となく、できる気がする。
もやもやした頭を早くスッキリさせたい。
なんか楽しみ。

ドロップアウト

2013-10-16 22:57:29 | 徒然
久しぶりに、PCの前でブログの記事を書いている。
久しぶりだ。
この感覚、考える間もなく指先がキーボードを叩いて
自分の心をPCのモニターに写してくれる。
まるで呼吸をするように、音楽を奏でるように、絵を描くように、流れるように。

今、10月だから
1年間のうちに、こういう時間は1・2時間くらいしかとれないんじゃないかと思う。
いつも時間を気にして、体力を気にして、ごちゃ混ぜになった気持ちを
でも実はとても大切な気持ちを、色んなことをうやむやにして
急かすように、明日になだれ込んでいた。

こういう時間がきっと「心の隙間」っていうんだろう。
こういう「間」が、20代はたーーーーーーーーーーーくさんあった。

「無駄な時間」という名の、「不自由」という格好をした
どうしうようもないくらい能天気でいられた、言いたい放題言えた
守られた自由だったんだろう。

ああーーー

過去が恋しい。

がむしゃらだった過去が恋しい。

いつの間にか大人になっていく、真空パックの中で
気付かないうちに空気がなくなって、窒息しそうになる。

ああーーー

みんな大人になっていくんだ。
私は全然、変わらないのに。
何にも変わらないのに。
人は死んで、親もいつか死んで、私もいつか死んで
大切なものは皆消えていってしまう。

夢を追いかけていた頃や
毎日がキラキラしていた頃は
もう戻ってこないのか。
「生きている」という実感は、もうこの手に戻らないのか。
ヒリヒリするような、
夜風が心にしみるような
そういう、感覚はもう二度と感じられないのか。

自由ってなんだ?
幸せってなんだ?
分からなくなってしまった。

寂しい。
そんな自分がつまらなくて、悲しくて、寂しい。
ずっとバカなままでいられたらいいのに。
甘えだって、分かってるけど

こういうやり場のない、自分でもよくわからない感情を
処理する術を、昔はもっと知っていた気がする。

初めてのことが少なくなってきたのか
色んなことに慣れてしまったのか
挑戦する気持ちが、萎えてしまったのか

臆病になってしまったのか。

教えてほしい。
ねえ、誰か教えて。

こんな風に、無性に空しくなったりするもんなのか。
誰にでもあることなのか。

カタルシスに浸っているだけかもしれない。
それでもいい。そうだ、そういうことだ。
そうやって、自分をさらけ出す場所や人や時間が沢山あった。
今は、あまりない。

毎日忙しい。
毎日生きるのに忙しい。
好きなこと?やってる、はず。
この道は自分でえらんでる、はず。
毎日生きるのに疲れる。
でも、生きていきたい、前を向いて歩いていきたい。
私は一体なんなんだ。
自由ってなんなんだ。

ねえ、こんな風に
やりきれない思いに涙することはありますか。
大人になって、できることや分かってきたことは沢山あって
それを目指してきたはずなのに

なのに、

何もないんだ。
目指してきた場所には、何もなかった。
欲しいものなんて、何もなかった。

何かを目指して、頑張ることが楽しかった。

そうだ。

めんどくさい、自分。

自分をやってるのがめんどくさい。

でも、嫌いじゃない。
嫌いになりたくない。
いつも輝いていたい。
自分を好きになりたい。
自分の味方でいたい。

そうだ、みんなひとり。
だから寄り添って生きている。

これでいいんだ。
私は私で、いいんだ。
同じじゃなくて、いいんだ。

日々目に入る、耳にする情報の渦にのまれて
のまれるのに慣れて、魂の抜け殻になっていく。
心がなくなっていく。

でもこうやって、取り戻すんだったな。
そうだ。
悪くない。
そうだ。
いいじゃん、私らしい。
やりたいようにやる、人の言うことはあんまり聞かない。
でも実はすごく気にしている。
実はとても寂しがり屋。
でもかっこつける。
弱いところを見せられない。
これはもうしょうがない。
小さい頃から、ずっとそうだったから。
これでもよくなったほう。

心の塊っていうのが、アートなんだと思う。
昨日、高橋優の『Lonely』っていうインディーズ時代の曲をネットで聴いた。
前からそういう昔の曲がアップされているのは知ってたけど
しみじみ聴いたのは初めてだった。

胸の真ん中をえぐられるような感覚だった。
無意識のうちにずっと抑えていた気持ちが、涙になってあふれ出た。
ああ、これだったんだなと思った。
私がずっと求めていた、今っていうのは。
今の自分の心をそのまま現す、今の私っていうのをこの曲に感動する自分を通して理解した。

http://www.youtube.com/watch?v=tdHpJ0qJJYc
信じられないほどの名曲だと思う。
少なくとも、今の私にとっては大変な慰めになる。
別に、今、特にヤなことがあるわけじゃないんです。
ちゃんと仕事もあるし、ご飯も食べられるし、温かいお風呂にも入れる、ベッドで眠れる。
家族は相変わらずだけど、皆元気でいるし

一体何が悲しいんだ。
何が不満なんだ。
どうして涙がでるんだ。

…でもその問いは、人からみた自分。
人の評価を気にした、自分を責める見方をしているからくること。
その尺度をまず最初にもってきて、あてはめようとするから
涙が出るんだろう。

やっと、自分を出せた気がする。
これは負の自分かもしれない。
この場で出すべきじゃないことかもしれない。

でも、やっぱり、どこかで繋がっていたいんだ。
誰かも同じようなことを思ったりしていて、ああわかるっていう人が
もしかしたらどこかにいるかもしれないって
だから仲良くするとか、そういうわけじゃないけど
ひとりじゃないって、信じたいんだと思う。

そう、私は人前では自分の弱さをだせない、弱い人間だ。
だからこうやって表現できる場があること、手段があることに救われている。
気まぐれでもたまたまでも何でも、読んでくれた人に感謝です。
このブログという場があることに感謝。

秋の夜長に、独り言に付き合ってくれて
心から、ありがとう。

ああ、よかった。
私の心は、遠い遠いどこかじゃなくて、ちゃんとここにあった。
思い切って、いつもの私のルーティンから外れたからこそ見つかったんだ。

私はずっと輝いていたい。
子供みたいにワクワクしていたい。
ずっと青春がいい。
シワシワになっても。
ずっと恋していたい。
ずっとときめいていたい。
でも一人で生きていくのは嫌だ。
ずっと新しいことに挑戦していたい。
そういう年寄りになりたい。
楽しいことも、悲しいことも同じくらいあっていい。
同じくらいあっていいから、
ちゃんと生きていたい。
ちゃんと生きているって、感じていたい。
あー、今日は充実した!って一日の終わりに感じたい。
そうそう、分かるって言ってくれるパートナーに出会いたい。
バカでいたい。
真っ直ぐでいたい。
ずっと、ずっと、自分を好きでいたい。
ずっと素直な自分でいたい。
可愛い人でありたい。
笑って泣いて、楽しく生きたい。
何となく生きるのはいやだ。
いやだよー。
色んなことを、あきらめたくない。
でも、結構あっけらかんと生きたい。
身軽に、どこにでもひょいひょいと行きたい。
心身共に健康で、人の幸せを喜び、人の痛みにちゃんと涙できる
そういう人でいたい。

ああ~、良かった。ちゃんと自分の言葉が出てくる。
良かった。

ぴんと張りつめていた心の糸が緩んでいく。
外向きの私だって、私なんだけど
それがすべてじゃない。
内側の私がようやく出てこれた…そんな感じ。
この時間のために、今年入ってから走り続けてきたといってもいいくらい。

やっぱり人がどんなに幸せそうだねなんて言ったって
自分が幸せだと思っていなければ、幸せじゃないんだ。
だから、幸せは自分の心が決めるんだ。
だから、人のモノサシで自分の幸せをはかるのはやめよう。苦しくなる。

今夜はゆっくり眠れそう。
明日もいいこと、ありますように。

意外とできた

2013-10-14 01:37:41 | 徒然

先週の日曜日、初めて自分でジェルネイルをやってみた。

7月にネイルサロンでキットを購入して、ずっとクローゼットにしまったままだった。

ネイルサロンに通い始めて1年以上経ち、目の前でネイルを仕上げていくプロセスを見ていたからか

初めてにしては案外上手にできた。

まだ、ストーンやアートなど凝ったものは全然できない。

先週中に、シールの一部や爪の先端部分が剥がれた。

爪の両脇にカラージェルが溜まってはみ出してしまい、剥がれやすくなったり

まだまだ失敗だらけだ。時間もかかる。

ネイルの色もキットに付いている3色しかない。

先週は説明書を読みながら半日くらいかかった。

でもデザインを考えるのは楽しい。

きれいに塗れると嬉しい。

 

今日は、先週失敗したり剥がれたりした部分を補修した。

写真は今日の。

レースのシールが剥がれないように、トップコートを厚めに塗った。

塗り直し4本、一部補修4本で3時間かかった。

 

夜には、母の両手の爪に、ピンクのラメのネイルを塗った。

これも思いのほか、きれいに塗れた。

お風呂上がりに眠そうな顔で爪を眺めて「んー、きれい」という母を見て

とっても幸せな気持ちになった。

 

やってみたら意外とできることって、沢山あるのかもしれない。

これからもっと色々試してみようと思う。


思い出の場所

2013-10-08 21:24:00 | 徒然

只今、東京に向かう新幹線の中です。

今回の京都は、沢山の懐かしい思い出が蘇る旅でした。

もっと深く自分の世界に浸りたかったなぁ。

それは仕方ないか。1日だけだものね。

自分の世界に浸るというのは、集中する、没頭するということだ。

うーん、また時間をつくろう。

1日とはいえ、あちこち行きました。

清水寺、三年坂、二年坂、祇園、八坂神社、貴船神社、下鴨神社

東から北上して、自然豊かな京都を味わえたのはよかった。

貴船神社は電車で行ったこともあるけど

車で連れて行って貰ったことがあり、馴染み深い場所だった。

とにかく、懐かしい顔が浮かんだ。

元気にしているだろうか?

色々な出会いがあったから、今がある。

辛い気持ちから逃れるように、息継ぎをするように

京都に行くことが殆どだった私は、今、心に特に負荷がないことに気づいた。

何となく感じる物足りなさは、今、とても平和で幸せだからなんだと

京都に行って改めて思った。


ザ・京都!

2013-10-08 13:23:23 | 徒然

いやあ~
京都に来ちゃったなあ~。

昨日の宿は、清水五条駅近くのホテルで一泊朝食付で5000円。
宿に付いたのは23時半頃だったので大変眠かったけど、
部屋に付いているお風呂にしっかり入って寝た。広々12畳の和室は少し寂しい。

翌朝8時に朝食を予約するシステムらしく、遅れないように早起きした。
2つの大浴場があって、朝5時から入れるらしい。
せっかくリフレッシュしに来たのだからゆっくり広い湯船に浸かりたかった。
6時に起きて、大浴場に行ったらほぼ貸切状態だった。
気持ちよかったな~。

そして、何といっても朝食が最高だった。
お膳の上にお椀や小皿が15個も並んでいた。
沢山のおかずを少しずつ味わえる。
しかも一品一品が美味しい!

湯豆腐、湯葉、ちりめん山椒、きゅうりと沢庵のお漬物、蒲鉾、キャベツのおひたし、煮物、納豆、海苔、梅干、卵焼き、お味噌汁にご飯、リンゴのゼリー、柿、巨峰
もっとあった気がするけど覚えてません。
でも私の体の一部になってくれています、感謝です。
…ご飯2杯いただきました。

朝食後、チェックアウトまで1時間ほどあったので部屋に戻って少し横になったら
スーッと寝てしまった。

気付けばチェックアウト10分前、
まだ寝ていたかったけど、エネルギーは十分チャージされたので
京の街へ繰り出すことにした。

行き先は…

せっかく清水寺が近くなので、
久々に行ってみることにした。

この形がなぜか好きです。

世界遺産の清水寺と京都の街という、これぞ京都!という景色をみて
心から、来てよかったと思った。


心の旅、京都へ

2013-10-07 21:02:37 | 徒然

逆流していく。
1時間前に帰った道、
同じ道なのに
1時間後に再び行くこの道は、一人旅の旅路なのだ。
そう、今朝、通勤電車に揺られながら
京都に行くことを決めた。

振替休暇を使うなら、明日だ。
旅に出るタイミングを逃してはいけない。

仕事の期限の隙間
宿や新幹線の費用は安く済むか
今日は定時に上がれるか
旅支度に帰って新幹線に間に合うか
明日の天気
体力
旅に出たい気持ち

これらが揃ったのだ。
行くしかない。

というわけで、今、のぞみに乗って一路京都を目指している。
朝一番に、上司へ明日の振替休暇取得の許可をもらい
昼休みに駅まで行き、明日の帰りの新幹線を「ぷらっとこだま」の安いチケットでとり
とにかく日中は豪速球で今日中にやらねばならない仕事をやり
17時15分頃には会社を出た。

出られるものなのだな、と改めて思った。
私は仕事中に感情が揺れすぎる。
カチンときたことを表に出すのを、今日はやめた。
そんなエネルギーを使う暇はなかった。
いつもなら、引かない場面であっさり引いた。
いつもなら、相手の言い間違いを正すところを流した。
それだけで、一番済ませたいことが時間内に済んだ。

19時前に自宅に着き、着替えてから
携帯の充電器と、化粧道具と、替えの下着をカバンに入れて
夕ご飯を食べて、靴をスニーカーに履き替えて家を出た。

自転車で風を切り走るなだらかな下り坂
自由の風に黒いカーディガンの裾がなびく。

旅立ちにワクワクしながら自転車をこいでいる途中、
もし、今たとえ死んでしまっても
多分後悔しないな、と思った。
…いや、そんなのぜったい嫌だけど。

でも、行きたい時に好きな場所に行く
心のままに動くって、なんて満たされるんだろうと思った。
現実と折り合いをつけながらも
自分の心に素直に生きるのが、幸せのもとなんだと。

好きな人に好きと言い
行きたいところに行き
やりたいことをやって
全てのものに感謝する

そんな人生の旅路をいきたいと思った。

ああ、心に風が吹いている。
自由という名の風が吹いている。

些細なことのようだけど
私が私の為だけに用意した贅沢な時間だ。
心のままに、ありのままに
明日一日だけだけど、
思いつくまま、好きなように過ごそう。


OFF

2013-10-04 07:32:22 | 徒然

前回ブログを書いたのは、9月21日。

横浜に向かう電車の中でした。

山下公園からシーバスに乗り、みなとみらいまで行き

お腹が空いたのでレストランでパスタとデザートを食べ

赤レンガ倉庫まで歩いて

ベイブリッジの上に輝く美しい月を眺めていました。

なんだかもう・・・

みなとみらいは綺麗すぎて 、切なくなっちゃった。

 

今日は10月4日だから、あれから約2週間が経つ。あっという間だ。

昨日は9月の出勤簿提出の日だった。

休日出勤3日、残業時間は今年に入って一番多かった。

管理表の勤務時間の数字をみて、改めて「忙しかったんだなあ」と思った。

まるで他人事みたいに。

休みの日にただ眠っていたり、有意義な使い方ができないのは

私が、つまらない人間で人生を楽しめないからではなかったんだ、と ホッとしたのだった。

今年1~3月の休日出勤の振替休暇のうち、5日分はまだ消化できていない。

最近の振替休暇もきっと全て消化はできないだろうな。

 

忙しい、けど仕事は楽しい。

けど疲れている時は、つらい。

人生がつらくなる。

 

だから、私は旅にでたくなるんだな。

スイッチをいったん切るために。

そして新しいスタートをきるために。

 

また一つ自分を知ることができて、よかった。