カラヤンはベルリン・フィルと生涯に3つのブラームスの「交響曲全集録音」を行っているがこれが最初のステレオによる全曲録音であった。レコーディングは「イエス・キリスト教会」において1963年10月、一気に「第1番」・「第2番」・「第4番」が行われ残る「第3番」が翌年1964年9月に行われている。確か日本での全集盤としての初出は当初ドイツ直輸入LP盤セット(SKL133~139/7枚組)でこれら4つの交響曲に「ヴァイオリン協奏曲」、「ドイツ・レクイエム」を加えたかたちで1965年ごろ発売された。因みに国内盤での交響曲の分け売りはその後のことで最後に録音された「第3番」(1964年録音)は筆者が高校時代の1966年だったと思う。
(写真の一連のジャケットはラウターヴァッサー撮影)
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