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ヴィッカーズ、デルネッシュを起用 - カラヤンの「トリスタンとイゾルデ」

2015-04-06 12:12:37 | ヘルベルト・フォン・カラヤン

  先日取り上げたドレスデンのR.ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」に続く「トリスタンとイゾルデ」の全曲録音である。1971年12月より翌72年1月にかけての「イエス・キリスト教会(ベルリン)」におけるセッションである。管弦楽はベルリン・フィル、ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団。(写真 LP/独ELECTROLA」の初出盤-1C 193-02 293/7) 注目はカラヤンが起用した豪華歌手陣だがとりわけトリスタン=ジョン・ヴィッカーズ、イゾルデ=ヘルガ・デルネッシュが気になった。当時のエピソードにカラヤンはヴィッカーズに高い信頼をおき特に第3幕は通しで録音したと伝えらている。そのほかブランゲーネ=クリスタ・ルートヴィヒ、クルヴェナル=ワルター・ベリー等々とカラヤン好みの歌手がつらなる。尚、カラヤンは’72年、’73年「ザルツブルク・イースター音楽祭」でこのプロジェクトによる上演を行った。

 



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