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FMエア・チェックから生まれた名演 -(13)サヴァリッシュ&ギレリス N響定期公演

2009-03-12 00:25:50 | 想い出の演奏会
 1972年4月のNHK交響楽団第576回定期公演(Aチクルス)はロシアの巨匠エーミル・ギレリスをソリストに迎えブラームス/ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品83が注目を浴びた。指揮は当時名誉指揮者(現在桂冠名誉指揮者)のウォルフガング・サヴァリッシュであった。演奏会は東京文化会館で19日と20日の2日間上野の東京文化会館で開催された。このブラームスのピアノ協奏曲の演奏は今でも私の頭の中に焼きついている。放送では初日19日の演奏会の模様が後日NHK FMでオン・エアされ私はすぐさまオープン・テープに録音した。(写真)あれから37年の年月が経過した今も時々再生し当時を懐古しながら楽しんでいる。特に後半の第3楽章、第4楽章は素晴らしくギレリスの巧みなピアノ・タッチが光っている。
 巨匠ギレリスも今は故人になってしまいこのテープも貴重な記録になった。最後に余談になるがこの時のBチクルスにサヴァリッシュはブルックナーの交響曲第8番を取り上げ名演を聴かせてくれた。
 
 


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