(ガッティ&ロイヤル・フィル・1999来日公演プログラム)
今日は久しぶりに私も会場に足を運んだ1999年6月の「ダニエレ・ガッティ&ロイヤル・フィル来日公演」のFMエア・チェックテープを聴いてみた。東京での公演はサントリー・ホールで6月27日と28日の2回行われた。 当時の模様は28日の公演がNHK FMで公演から約3ヶ月後の9月17日に放送された。因みにプログラムは27日ーシューベルト/交響曲第7番ロ短調<未完成>、マーラー/交響曲第5番嬰ハ短調、翌28日がチャイコフスキー/幻想序曲「ロメオとジュリエット」、プロコフィエフ/舞踊音楽「ロメオとジュリエット」抜粋、ブラームス/交響曲第2番長調作品73である。ついでながら当初の予定では28日の公演は超個性的なヴァイオリニスト、ナイジェル・ケネディが確かブラームスの「ヴァイオリン協奏曲」を弾くことになっていたがケガのため来日できず上記のプロに変更されたと記憶している。私もケネディのヴァイオリンが生で聴けると期待していたのだが実現できずガックリした思い出も残る。しかし、この演奏を生で聴き期待通りガッティの鬼才ぶりを再認識した次第である。得意とするブラームスでコンサートは最高潮に達っした。「第1楽章」の前半提示部の反復も実行するなど丁寧な指揮ぶりが印象的だった。
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