1962年7月録音のミラノ・スカラ座における当時のベスト・メンバーをそろえたヴェルディ中期の傑作「トロヴァトーレの歴史的名盤である。(写真ー国内盤独グラモフォン60MG0098-100/ステレオ)主なキャストはルーナ伯爵=エットーレ・バスティアニーニ(バリトン)、レオノーラ=アントニエッタ・ステッラ(ソプラノ)、アズチェーナ=フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ)、マンリーコ=カルロ・ベルゴンツィ(テノール)といった具合である。指揮はトゥリオ・セラフィン、ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団、ライヴではないが録音も素晴らしい。思い起こし手元の1963年「NHKイタリア歌劇団公演」のプログラム(写真・右下)をめくってみるとダブル・キャストになっているがレオノーラはステッラ、ルーナ伯爵にはバスティアニーニの名前が載っていた。
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