生演奏で聴きたかった「トーマス・シッパース」

　生演奏で聴きたかった指揮者の一人にトーマス・シッパース（Thomas Schippers
1930～1977)がいる。彼は４７歳の若さで肺ガンのためこの世を去った。ファンの一人として残念でたまらなかった。彼が生前残したレコードで私が最も好きなプロコフィエフの交響曲第５番変ロ長調作品１００に今耳を傾けている。なんとエレガントな演奏と感じるのは私だけだろうか？イギリスのフィルハーモニア管弦楽団との１９５７年ステレオ録音である。（米エンジェルＳ－35527）
　また、手兵シンシナティ交響楽団と入れたシューベルトの交響曲第８番ハ長調Ｄ．９４４も心に残る演奏である。（米Ｖｏｘ－ＭＷＣＤ7161）