今日紹介する写真のルドルフ・バウムガルトナー&「ルツェルン音楽祭弦楽合奏団によるモーツアルトのLPも懐かしい1枚である。(DG-国内盤SLGM1327/ステレオ)発売は1966年頃だったと思う。収録された作品は「ディヴェルティメント第1番・第2番・第3番(K.136~K.138)と「セレナード第6番ニ長調K.239<セレナータ・ノットゥルナ」の4曲で因みに録音年代は1959年から1965年にかけて行われたものである。
指揮をしているルドルフ・バウムガルトナー(Rudolf Baumgartner/1917~2002)はスイス、チューリヒ出身の名ヴァイリニストでもあり1956年に彼の師匠でもあったシュナイダーハンと共にこの「ルツェルン音楽祭弦楽合奏団」を結成し指揮者として活躍した。特にバッハ、モーツアルトを大変得意としこのレコードも名盤として輝いている。その後彼は1976年には「独オイロディスク」に同コンビでこれら4作品を再録音している。