教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

世界経済回復へ?

2010-04-25 08:08:26 | グローバリゼーション
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は23日夕(日本時間24日朝)、共同声明を採択して閉幕した。声明は「世界経済の回復は予想以上に進んでいる」としながらも、米国をはじめ多くの国が高失業率に苦しむなど、回復速度には地域差があることを指摘。日本や中国など貿易黒字国を念頭に内需拡大を求め、安定的な成長を実現するため、不均衡是正の重要性を訴えた。時事通信2010年4月24日9時6分配信

☆世界経済が回復とは何を意味するのだろうか。

☆貿易黒字国にとって、輸出が活況を帯びるということか。

☆金融資本主義が安定感を回復するということか。

☆クリエイティブ資本主義が躍進するというのか。

☆いずれでもあるのだろう。

☆近代社会であれ、その延長上のポスト近代社会であれ、

☆大前提が、人は1人ではな生きられないということと

☆人は独りでは生きられないということの差異がないことだ。

☆ショート、矛盾・・・。これが近代の矛盾の発源だろう。

☆人は1人では生きられないが、独りで生きていければ、

☆国家の経済成長はあまり意味がなくなる。

☆EUで始まっている帝国個人主義は、この大前提を

☆国家ではなく1つのヨーロッパという帝国に設定する。

☆国家的制約が薄れるから、国民意識は無化し、

☆市民という個人主義の意識が膨らむ。制約引力の希薄化による

☆目の前の個人主義は拡大する。

☆しかし、これではグローバル経済は基本は変わらない。

☆大きな経済格差の中での正義が作動するだけだ。

☆社会は大事だが、個人は1人ではなく独りという考え方。

☆個人社会主義とでも呼べばよいのか。

☆人口問題。それは1人と独りは違うということで

☆解決の糸口が見いだせる。

☆人口問題は、経済成長の問題でもある。

☆1人=独りとなると、出産は労働力生産と同意になる。

☆これでは、人は自由であるはずがない。平等であるはずがない。

☆政府の政策がガスヌキ政策やファンタジー政策にならざるを得ない

☆のも、独り=1人のパラダイムが問題なのではあるまいか。

EMFへの道 EU版IMF

2010-04-25 07:54:11 | グローバリゼーション
欧州連合(EU、加盟27カ国)のファンロンパウ欧州理事会常任議長(大統領)は23日、ブリュッセルで毎日新聞など日本人記者団のインタビューに応じ、欧州単一通貨ユーロがギリシャ財政危機を乗り越え、信認を維持できるとの自信を示した。危機再発防止のため、国際通貨基金(IMF)の欧州版となる「欧州通貨基金(EMF)」などを念頭に常設支援機関の創設の検討に来月、着手する考えを表明した。毎日新聞2010年4月24日10時48分配信

☆EU版なのか、欧州版なのか、

☆それとも1つのヨーロッパと言う意味では

☆同じだなのか・・・。

☆それはともかく、帝国と個人主義の統合という新しい道

☆だな。

☆IMFを通すと、アメリカも日本も口を出す事ができるから、

☆1つのヨーロッパとしては、議論のプロセスがめんどうになる。

☆1つのヨーロッパという、グローバルな世界にとっては

☆帝国化ということになる。

☆しかし、1つのヨーロッパにとっては欧州共和国。

☆個人と社会正義の統合なのだが・・・。帝国として社会正義があるから、

☆国家の制約は希薄化する。実質個人主義の意識が広まる。

☆帝国個人主義の始まり。立ち位置によっては、解放感を感じ、

☆抑圧感を感じる・・・。