教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

慶応大学 入学金削減

2008-03-22 11:00:29 | 文化・芸術
産経新聞(3月21日22時8分配信)によると、

慶応義塾大学(東京、安西祐一郎塾長)は21日、平成21年度から入学金を約4割引き下げ体育実習費を廃止するなど学費の抜本見直しを発表した。安西塾長は「国際的に優秀な学生を集めるため、諸外国にない入学金を近く廃止する一歩としたい」と説明。徴収趣旨があいまいとの指摘もある入学金廃止を視野に、世界標準の学費制度で人材を集めるねらい。・・・優秀な学生を集めようとする動きは他大学にも広がっており、東京大では20年度から家庭年収が400万円未満の学生は授業料53万5800円を免除する。東京工業大も博士課程に進学する学生に授業料(同)相当額を報酬として支給し、事実上免除する。

☆よいことに間違いはない。ただ、経済格差による学歴格差をなくすことが目的ではないことは要注意。慶応大学自身の都合である。「優秀」を測定する尺度が肝心肝要。