教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

テストの本当の信頼性

2008-02-04 14:16:06 | 文化・芸術
問題と間違え解答配る 漢字検定・伊丹会場(神戸新聞) - goo ニュース

三日、全国一斉に行われた日本漢字能力検定の伊丹会場(伊丹市)で、監督者が一部の受検者十九人に、問題用紙と間違って、解答を書いた紙を配るミスがあった。受検者の指摘ですぐに回収され検定は続けられたが、主催の日本漢字能力検定協会(本部・京都)は十九人の受検を無効とし、次回検定を無料で受けてもらうことにした。

☆たいへんなことといえばたいへんなことだけど、誰にでも間違いはあるということでなんとかなりそうかな。

☆本当に大事なのは、問題自体が信頼性があるのかどうかのチェック。そのチェックがないと、妥当性も信頼性もないテストを受けることになる。テスト学を本格的に市民が学ぶ必要がある。国でも民でもなく、個が学ぶことがポイント。

暗唱が勉強を変える

2008-02-04 08:16:05 | 文化・芸術
産経新聞(2月4日7時50分配信)によると、

子供たちの国語力の向上とコミュニケーション能力を高めようと「子供暗唱大会」(和歌山城南ロータリークラブ主催)が3日、和歌山市民会館で開かれた。同市内の小学生345人と中学生67人が参加し、心を込めた声を会場に響かせた。・・・会場に詰めかけた多くの保護者らを圧倒するように、子供たちは声に抑揚を付け、迫力のある暗唱を披露した。10人前後のグループで取り組む群読の部では、物語仕立てにした劇のような暗唱から、手拍子や足踏みなども取り入れたパフォーマンス形式まで多様なスタイルの暗唱が登場。

☆実によい学び体験ですね。ハーバード大学のガードナー教授が言うGood Workとはこのことです。

☆このような暗唱体験は、実は机の上で勉強するときにも良い影響を与える。この体験があることによって、単純に視角から脳に信号を送る勉強から、静かで気づかないくらいの反応かもしれないが、五感が体験から得たイメージで反応しながら勉強ができるようになっているはずだからである。

☆茶道の奥義に通じるなあ。