この魚の名前はMaigre メーグル この単語フランスの形容詞、名詞に使い痩せているとか肉なら赤身のことを指します。フランス大西洋側から北アフリカ セネガルにかけての近海で獲れる魚です。ことにラロシェルこの近海では沢山獲れる土地の名物の魚なのです。しっとりした身の癖のないノーブルな美味しいお味で私の大好きな魚の一つです。鯛に似てもいますがもっとさっぱりしています。鯛のほうが脂がのっているように思います。辞書を見たらいしもちの一種とか。カルパッチョやタルタルにしても美味しいものです。痩せているとはヘルシーなお魚なのですよね。
一匹の魚を使うときには大体このようにオーブン焼きにしてしまいます。なんといっても簡単なのです。野菜を敷いて魚を載せその上にまた野菜を載せ香草を振りかけオリーブオイルを少しふりかけ焼くだけです。鯛で作るととっても美味しいです。
メーグル(Maigre)のプロヴァンス風オーブン焼き
魚と相性の良いフェンネルと赤パプリカ トマトのプロヴァンス風の野菜の組み合わせです。野菜はたっぷり入れました。魚と一緒に焼けてお魚には美味しい野菜の香りがつくし野菜は魚のだしで美味しく煮えるし簡単だし。いいところだらけだと思いませんか?
材料
*フェンネル 中型 3-4個
*赤パプリカ 1個 こちらのものは本当に大きいです。300g位あるのではないでしょうか。
*セロリ 軸 1本
*玉ねぎ 大1
*大蒜 3-4片
*タイム、ローリエ (フェンネルが大層香りが高いので他の香料は使いません)タイムの代わりのローズマリーでもいいですね。
*塩、胡椒
*エスプレット唐辛子 (お好みで)
*白ワイン 大 3-4
*クールブイヨン(チキンブイヨンでもよいです。薄めのもの)1/4カップ
焼く前
1玉ねぎと大蒜はみじん切り、他の野菜は皆角切りにして置く。
2魚は両面何本か切り身を入れ おなかの中と外側ともに胡椒タイムを振りかけておく。おなかの中にはフェンネルの葉の付いた軸の部分と玉ねぎ大蒜のみじん切りの一部、ローリエの葉を一枚を入れる。
3耐熱皿または鉄板にクッキングペーパーを敷いて(取り出すとき下の部分の皮が剥がれてしまわないように私はいつも敷きます。でもお皿ごとそのまま出すのなら省いてもよいでしょうね)オリーブオイルを少し振り 野菜と玉ねぎ 大蒜を混ぜたものを敷き ローリエを2枚、その上に魚を載せ残りの野菜を周りに入れ塩、胡椒 上から白ワインとクールブイヨンを振り オリーブオイルを少し振りかけて180度のオーブンで約50分-1時間位焼く(魚の大きさによりご調節ください)。初めはアルミホイルをかぶせ蒸し焼きのようにそして最後の20分はアルミホイルを取り除ききれいな焼き色を付ける。最後にお好みでエスプレット唐辛子を少し振ってもよろしいです。
ソースは2つ用意しました。
1 アイオリソース
2 レモン汁+ナンプラ+大蒜の擦りおろし+唐辛子+玉ねぎの微塵切り 全部を合わせたもの
ガランマサラのピラフ
付け合わせには人参のみじん切りを入れたピラフ。
玉ねぎと大蒜と人参をオリーブオイルとバターと半々炒め1時間前に洗って水切りをしておいた米を加え透き通るまで炒めガランマサラを振りかけチキンブイヨンを加えて炊いたものです。炊き上がったときにお醤油を少し掛けまわしました。これは家族の好みなのです。今日使用した新しく買ったガランマサラは余りターメリックが入っていないようで茶っぽく黄色の色は出ませんでした。でもかなりシナモンの香りの高い香ばしいものでこんな簡単なピラフなのにすごく気に入られました。私はいつも油をけちるからちょっとくっついてしまったのですが。(苦笑)人参のみじん切りを入れたピラフはとってもお味が出ると思います。
サラダ
サラダはさっぱり エンダイブ、蕪、林檎、オレンジ。ひまわりの種を炒った物とエストラゴンを加えました。ドレッシングはオレンジの汁+マスタード+大蒜の卸したもの+レモン汁+オリーブオイル+塩、胡椒です。
チーズプレート
左から時計回りに 熟成のチェダー、山羊、ロブロッション、オーベルニュ地方のブルーです。
次女のカップルの滞在中4人での食卓です。この後デサートもあったのですがレシピも入れたいのでまたの機会にします。
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そしてコメントとても楽しみに待っております。