Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

帆立貝の季節

2007-12-04 13:48:26 | 魚貝料理 poissons
帆立貝の美味しい季節になりました。
手に入りやすいお値段です。今日は行きつけの牡蠣を求めるお店で貝殻付 1kg 5ユーロ。6つ買ったらちょうど1kg。今日の家族3人のオードブル。クリスマスに近くなるほど値段が上がるので今のうちに楽しまなくては。



何といっても美味しいのはグリルで焼いて 半ば焼けた頃 バターを一寸のせ お醤油を回しかけ お醤油の香ばしい焦げる匂いがプーンとするのを熱々食べるのが一番。好みでレモン。

一度この料理フランスの御友達呼んだ時 8人に3つずつ用意。私は台所と食堂の行き来で食べられなかった苦-い経験が在ります。なんとも美味しい匂いをかぐだけで必死に熱々のサーヴィスに努めたのです。(笑)

その後人をお呼びする時にはマリネサラダとかサフランソースなど落ち着いて接待するものしか作りません。それにフランス料理のほうが此方の方には喜ばれるみたい。何より私も楽です。



魚屋三代日記さんのブログでお菓子用のスパチュルで開けるのが一番と書いてあったので試してみたら。本当。一つ目は一気にスパチュル差し込んだら凄い勢いで締まり危うく指を挟みかけたけれど。(苦笑)。魚屋さん 魚の捌き方 いつも頼りに 参考に 有難うございます。



開けると中はこのよう。襞が動いていてなんて自然はなんてこのように完璧な姿を生み出すのだろうとしばらく見入ってしまいました。



よほど生で何品か作ろうかなとも考えたけれど。



全部綺麗に洗い食べられる部分だけを貝の中に戻し 下ごしらえは完了。直前に白ワインと荒引き胡椒を一寸で後はグリルするだけ。

此方のお魚屋さんには捌いてはもらいません。だって紐など捨ててしまうのですよ。なんてスキャンダルな事?



その間に。冷蔵庫に前に御友達に頂いた干し貝柱が使わずに可哀相。戻してその汁で白菜のくたくた煮に(白菜ってくたくたとろける様に煮込むと美味しいと思いません?) 炊き込みご飯を用意。今日は帆立 帆立。

白菜は半分を使用。それ又4つに切って軸の部分と葉の部分を交差してたこ紐をかけてロール状になるように煮たのだけれど写真には見えませんね。
味付けは昆布だし 味醂 醤油 生姜 のクラッシックなものです。最後に片栗粉でゆるいとろみをつけました。

頂く時に私達夫婦の好物の柚子とんからしを添えて。(娘は駄目なので。)

混ぜご飯は干し椎茸をと思ったのだけれど在庫切れ。お米もBioのタイ米だけれど炊き込みご飯のふっくら味には一寸欠けています。でもいいの。何となくの日本料理だから。
それにしても それにしても。
ああ三つ葉があったらなー。大きな私の溜息聞こえるでしょうか?



日本から持ってきたキムチのパック。食べた後 汁が沢山残り勿体無いので白菜の千切りを軽く塩で揉み混ぜたら何と美味しいサラダに変身。(唐辛子と胡麻油を少々追加。)遠い日本から持ってきたキムチ最後の最後まで楽しみました。作ってみようかな なんて思っています。


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