クラシック 名盤探訪

クラシックの名盤紹介・おすすめ散策コース等、趣味の発信の場です。

「ポートレイト・イン・ジャズ」 ビル・エヴァンス

2007年02月08日 | ジャズ&ヴォーカル
これはビル・エヴァンスの代表的傑作で、ジャズファンなら誰でも持っているだろうし、もし持っていないのなら今すぐレコード店へ足を運ばなければならない。
私もジャズが好きになって、一番最初に買ったのがこの盤。
リバーサイド時代の盤はどれもとにかく素晴らしい。
夭折したベーシストの天才スコット・ラファロに刺激されたせいか、エヴァンスのピアノは官能的というか幻想的というか、とにかく繊細なタッチで絶妙なプレイを繰り広げている。
この盤の「ブルー・イン・グリーン」で見せる二人のインタープレイの傑出ぶりを何といって表現したら良いのだろう。
この盤を聴いた後、ビル・エヴァンスに魅せられてどれだけ彼のCDを買わされたことか。
でも購入して後悔させられた盤が一枚も無かったのが、彼の凄いところ。
なかんずく、ピアノ・トリオが好きな人でこの盤を持っていないと、エセ・ジャズファンと言われても仕方が無い。
ビル・エヴァンス<P>、スコット・ラファロ<b>、ポール・モチアン<ds> <Riverside>

最新の画像もっと見る

コメントを投稿