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韓国歴史ドラマ、気になる話 その8(追加補足編3)

2011年01月01日 | 歴史・気になる話
韓国歴史ドラマの紹介、制作年度順に何回かに分けて掲載をしてきたが、今回はその8回目になる。
日本の歴史ドラマも面白いものがあれば紹介したいと思っているが、残念ながら難しいようだ。
NHKの大河ドラマも年の初めにはいつも期待して見始めるのだが、すぐに挫折してしまう。
一番の理由は、出演者の演技力にあると思う。
人気アイドルが主役級の役をもらってすぐに出てくるが、その言葉遣いやしぐさの不自然さがドラマのストーリーを楽しむ前にドラマそのものを壊してしまう。
何とかならないものかと思うのは私だけだろうか。

64.チョン・ヤギョン :<朝鮮王朝後期> <監督:キム・ホンソン> <主要キャスト:パク・チェジョン、イ・ヨンウン、ホン・ソクチョン> 2009年 全8話
チョン・ヤギョンとはどんな人物なのか調べてみると、思ったより以上に立派な人物なのに感心する。
「・・・1762~1836年、朝鮮時代後期に実在した実学者(実際の生活に役立つ医学、農学、建築学、商学などを学び教える者)で、生涯において500冊もの著作物を遺している。
英祖、正祖王(イ・サン)に寵愛され多方面に実績を残すなど活躍したが、正祖王没後は左遷されてしまう。
西洋の知識を積極的に取り入れ、愛国思想に立脚した行動により、今でも多くの国民から敬愛を受けている人物の一人・・・」とある。
実は最初の韓国旅行で彼だとは知らず、「茶山草堂」というところを訪ねていたのだが、そこはチョン・ヤギョン、字は丁茶山の流配地の居住先だった。
   
全羅南道の歴史と自然、古寺と古窯を巡る旅

65.鉄の王キム・スロ :<伽耶王国建国> <監督:チェ・ジョンス、チャン・スボン> <主要キャスト:チソン、コ・ジュオン、ペ・ジョンオク、ユ・オソン> 2010年 全32話 <私的評価:★★>
70年代以降、多くの遺物が発見されて注目を集めるようになった「伽耶」建国の主人公、キム・スロ(金首露)の一代記を描いた歴史大作。
海上貿易を掌握し、優れた鉄器文化でアジアだけでなく、西域までもその領域を広げた国といわれる伽耶、そして韓国国民の3分の1は伽耶の子孫だという。
そんな伽耶の歴史を訪ねるのが、このドラマを見る一番の楽しみと言える。
   

66.キム・マンドク~美しき伝説の商人 : <朝鮮王朝後期> <監督:カン・ビョンテク、キム・ソンウン> <主要キャスト:イ・ミョン、パク・ソルミ、ハ・ソクチン> 2010年 全30話 <私的評価:★★★>
18世紀末から19世紀初頭の李氏朝鮮時代に実在した済州島の女性商人、金萬徳(キム・マンドク、1739年ー1812年)の生涯を描いた作品。
キム・マンドクの実像を追ってみると、「・・・正祖14~18年、済州島が厳しい凶作の年、島民が飢えに苦しみ、国からの救護穀物もままならぬ状況の時、私財1千金を出して穀物500石を購入、人々に分け与え飢えから救ったという伝説をもつ女性・・・」とある。
  

67.近肖古王 : <百済王朝中期> <監督:ユン・チャンボム、キム・ヨンジョ> <主要キャスト:カム・ウソン、キム・ジス、イ・ジョンウォン> 2010年 全70話 <私的評価:★★★★★>
百済の全盛期を築いた第13代近肖古王(346~375年)の生涯を描いた歴史ドラマ「近肖古王(クンチョコワン)」。
ドラマは近肖古王が宮殿から中国・遼西地方に追われた王子時代から始まり、曲折を経て王位を継ぎ百済の全盛期を率いていく過程を描いたもの。
時代劇に似合うと思うので、好きなキム・ジスがどんな演技を見せてくれるのかがとても楽しみ。
「近肖古王」に続き向こう2年余りで、高句麗の広開土大王、新羅の太宗武烈王にスポットを当てた歴史ドラマ計画されているという。
   

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