クラシック 名盤探訪

クラシックの名盤紹介・おすすめ散策コース等、趣味の発信の場です。

JUDY AT CARNEGIE HALL 「ジュディ・アット・カーネギーホール」

2006年10月06日 | ジャズ&ヴォーカル
1961年、カーネギーホールでのライヴ録音。
その年、グラミー賞の「アルバム・オブ・ジ・イヤー賞」に輝くと同時に、彼女も最優秀女性歌唱賞を受賞。
ダイナショアの項でも述べたが、彼女の歌の上手さは図抜けていて特別のもの。
オープニング・ナンバー「君微笑めば」から始まり、”ミス・ビジネス・ショー”と呼ばれた通りの熱い歌を次々と展開する。
フィナーレに近づき、魂を絞って歌う「虹の彼方に」は、涙なしには聴けない。
その後、「スワニー」「君去りし後」と素晴らしい歌が続き、最後の「シカゴ」の歌唱は圧巻。
このアルバムは、ヴォーカル好きにはバイブル的な存在と言って良い。
彼女は1969年に睡眠薬の飲みすぎで、残念なことに亡くなってしまった。
47歳だった、その葬儀には約2万人のファンが参集したという。
・ジュディ・ガーランド、モート・リンゼイ指揮&オーケストラ <Capitol>

とっておきの名盤 その44 J.S.バッハ ゴールドベルク変奏曲BWV988

2006年10月06日 | とっておきの名盤「器楽曲」
これは名盤中の名盤として昔から幾度と無く語り継がれてきているし、ここでとやかく言うのは厚かまし限りなので、説明は省略。
とにかくグールドの天才的な演奏に脱帽。
眠れない人、音楽が好きな人、バッハが好きな人、ピアノが好きな人、全員この盤を座右に置くべきであろう。
この曲でレコード界にデビューし、センセーショナルを巻き起こした1955年の演奏も面白い。
愛聴盤を好きな順に並べると、
・グレン・グールド(ピアノ)1981年 <CBS>
・グレン・グールド(ピアノ)1955年 <CBS>
・アンジェラ・ヒューイット(ピアノ) <Hyperion>
・スザナ・ルージィチコヴァ(チエンバロ) <ERART>
・ロザリン・テューレック(ピアノ) <Grammophon>
・ウィルヘルム・ケンプ(ピアノ) <Grammophon>