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登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

長野:編笠山~権現岳

2012-08-29 | 長野
長野:編笠山~権現岳

2012年8月23日(木)~24日(金)

Sクラブ山行に参加する

今回、登った富士見高原から編笠山への登路は
フカフカの落ち葉が足にやさしい。
ほぼ樹林帯を歩くので、強烈な陽射しを遮ってくれる。
苔蒸す原生林に生えるキノコは採取禁止である。

時折、樹木の間からのぞく南アルプスの山には、早くも
雲がかかり始める。
編笠山頂上では、遮るものがない大展望を満喫する。

供される食事が良いと評判の青年小屋に泊る。
夕食、大根(おでん)、鯵のフライ、ヒジキ酢の物、具だくさん豚汁
朝食、手作りエビシュウマイ、甘いオムレツ
舌もお腹も大満足する。

翌朝、権現岳を経て天女山へ降る。
ノロシバで大展望を満喫する。
槍・穂、甲斐駒、御岳、うっすら・・と白山も。
夏から初秋に咲く高山植物が美を競って歓迎してくれる。

お天気・山小屋・展望・花、4拍子揃った山旅だった。


《往路》8月23日(木)
JR大月駅8:00(貸切バス)
⇒富士見高原ゴルフ場9:30

《帰路》8月24日(金)
天女山駐車場12:45(貸切バス)
⇒日帰り温泉13:00-14:00
⇒JR大月駅15:50

《日程》
8月23日(木)
富士見高原ゴルフ場~編笠山~青年小屋(泊)

8月24日(金)
青年小屋~権現岳~天女山
《費用》
¥15600円(バス・宿)

《歩程》
8月23日(木) 
富士見高原ゴルフ場9:50~不動清水10:20
~編笠山13:55(大休止)-15:00~青年小屋15:15(泊)

行動時間 5時間25分 5.1キロ
地形図2.5万:八ケ岳西部


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キノコが多いが、採取禁止の看板がある
苔蒸す原生林
どこまでも青い空
アルプスに早くも雲がかかる
編笠山に着く
編笠山からの展望 
    ギボシ・権現小屋・権現岳
    北八ケ岳の山々
青年小屋への下り
青年小屋ゴール
青年小屋から編笠山を振り返る
青年小屋の夕食
********
8月24日(金)  
青年小屋6:20~ノロシ場7:00~ギボシ7:50
~権現岳8:14~三ツ頭9:38~前三ツ頭10:12
~天女山駐車場12:45

行動時間 6時間25分 8.0キロ
地形図2.5万:八ケ岳西部・八ケ岳東
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早朝、青年小屋から富士山、御嶽山を望む

セリバシオガマ咲く原生林
樹間から南アルプスを見る
富士山
南アルプス
蓼科山
左に低い恵那山
後立山連峰
南アルプス
槍・穂高
後立山連峰
南アルプス
仙丈岳・鋸岳・編笠山
農鳥岳・甲斐駒岳・仙丈岳・鋸岳
富士山
ギボシ
重畳たる山並み
鳳凰三山・高嶺・間ノ岳・仙丈岳
編笠山・青年小屋を振り返る
権現岳
ノロシバ
権現岳・権現小屋
阿弥陀岳・硫黄岳・中岳・横岳・赤岳
御嶽山・槍・穂高
南アルプス・御嶽山・北アルプス
権現岳頂上
ギボシ・権現小屋を振り返る
三ツ頭
紺碧の空
前三ツ頭
海抜2300m
秋の訪れを告げるススキ
権現岳を振り返る

        
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百花繚乱

マルバダケブキ
オダマキ
シャクジョウソウ
コケモモ(実)
トウヤクリンドウ
キオン
キツネノボタン
オヤマノリンドウ
オトギリソウ
アカバナ
ミヤマオトコヨモギ
ヤナギラン
ハリブキ(実)
カニコウモリ
トリカブト
エゾカワラナデシコ
ウメバチソウ
ノミノツヅリ

ミネウスユキソウ
イブキジャコウソウ
ミヤマオトコヨモギ
イワツメクサ
ベンケイソウ
コゴメグサ
タカネヒゴタイ
ホソバヒメシャジン
ムカゴトラノオ
ダイモンジソウ
ムシトリスミレ
メイゲツソウ
シロウマアサツキ
マツムシソウ
サラシナショウマ
タカネビランジ
オヤマソバ
クガイソウ
ミヤマクルマバナ
ミヤマモジズリ

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1年前の今頃:妙義山(2011年08月18日)

妙義山中間道
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2年前の今頃:乗鞍岳(2010年08月15日~17日)

乗鞍岳
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3年前の今頃:朝日連峰縦走(2009年08月16日~21日)

朝日連峰縦走
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6年前の今頃:木曽駒ケ岳~麦草岳(2006年08月21日)

木曽駒ケ岳~麦草岳
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長野~新潟:信越トレイル縦走

2012-08-03 | 長野
長野~新潟:信越トレイル縦走

2012年7月23日(月)~27日(金)

Sクラブ山行に参加する。

起点である長野県斑尾山から終点は新潟県津南町天水山まで80キロ続く信越トレイル。
端から端まで五日間かけて歩きつなぐプランである。
古来、信州と越後間で物流に使われた16もの峠道を丁寧に復活したという。
重い米・酒・塩などの荷役に馬が使われ、馬頭観音塔が現存する。
トレイルは、ほぼブナ自然林帯を歩く。陽射しを遮り、冷気すら感じる。

宿の主人が登山口、下山口まで毎日送迎してくれる。
梅雨明け直後の晴天続きが、何よりありがたい。

行けども行けども続くブナの新緑にどっぷりひたる。
ホトトギスやウグイスの囀りが絶え間なく聞こえる。
ヒメギフチョウ・ヒョウモンチョウ・ショウキラン等など珍しい蝶や花に出会う。。
参加されていた博識の方に花・樹木・蝶を教わることができ、充実した五日間を過ごす。


《往路》7月23日(月)
JR東京駅6:24(長野新幹線)
⇒長野8:05-8:34(飯山線)
⇒飯山9:23-9:30(送迎車)
⇒斑尾登山口10:00

《復路》27日(金)
JR戸狩野沢温泉駅15:10(飯山線)
⇒長野16:00-16:10(長野新幹線)
⇒東京17:40

《宿》
戸狩温泉・ペンション4泊

《日程》
23日(月)飯山駅⇒斑尾山登山口~赤池⇒宿
24日(火)宿⇒赤池~桂池⇒宿
25日(水)宿⇒伏野峠~津南松之山口⇒宿
26日(木)宿⇒桂池~関田峠⇒宿
27日(金)宿⇒関田峠~伏野峠⇒宿

《費用》
宿泊4泊(2食付き) ¥39000
交通費 JR ¥16000

《歩程》
23日(月) 
斑尾高原登山口10:10~斑尾山11:25~大明神岳11:35(昼食)-12:05
~斑尾山12:20~万坂峠13:21~袴岳14:41~赤池15:50

行動時間 5時間 40分 12.4キロ

斑尾山登山口
ヤナギラン群生
斑尾山頂上
大明神岳から野尻湖を見下ろす
斑尾山に戻る
万坂峠
県境(長野・新潟)を通過する
袴湿原に生えるヤマドリゼンマイ
ブナ林
袴岳頂上
赤池
宿の夕食
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24日(火)  
赤池7:10~沼の原湿原7:45~希望湖8:41~毛無山9:24~涌井11:29
       ~富倉峠12:24~黒岩山14:20~桂池14:50

行動時間 7時間 40分 19.6キロ

宿の靴マットにはハーブが敷いてある
ブナ林
妙高山が見える
希望湖
毛無山(大平峰)
キノコ勢揃い
シシウド咲く涌井新池

涌井
富倉峠
里の集落

黒岩山・狼煙台
里を見下ろす

桂池
宿の夕食
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25日(水)  

伏野峠7:00~須川峠7:45~野々海峠10:22~深坂峠11:46~三方岳12:25
       ~天水山13:38~津南松の山下山口14:30

行動時間 7時間 30分  11キロ

伏野峠
菱ケ岳が見える
須川峠
ブナ林
雪の重みでブナの根元が曲がっている
ヒメギフチョウがハナヒリノキに、とまっている

上部で枝分かれしているブナ
ブナ林
野々海峠
ブナの新芽
深坂峠にある馬頭観音塔
ブナ林
三方岳
クロヒメギフチョウ(正しくはキンモンガ・フタガオ科だそう)
ヒメギフチョウ
ブナのオブジェ
イワカガミの葉が大きい
雪にめげないブナ
ブナ林
ノリウツギに群がるヒョウモンチョウ
ヒメギフチョウ
ブナ林

天水山
ブナ美人林
津南松の山口
3.11地震で長野・栄村にある6体のお地蔵さんが落下することなく向きだけ変えた
宿の夕食
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26日(木) 
桂池6:50~仏ケ峰登山口8:41~仏ケ峰10:09~小沢峠10:37
~鍋倉山12:46~黒倉山13:13~筒方峠13:45~関田峠14:05

行動時間 7時間 15分 11.5キロ

桂池から歩き始める
ブナ新緑
ホウノキが大きな葉を広げる
仏ケ峰登山口
ブナ林
新緑に染まる
ブナ林

青空にブナが映える
ブナにヤドリギが纏う
ブナ林
仏ケ峰頂上
小沢峠
展望が広がる
ヒメギフチョウ(正しくはヒョウモンエダシャクだそう)
鍋倉山
久々野峠
黒倉山
展望かすか
モリアオガエルが生息する池・筒方峠近く
筒方峠
ブナ林
関田峠
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27日(金)  
関田峠6:51~梨平峠7:36~牧峠8:55~花立山9:37~宇津ノ俣峠10:23
      ~幻の池11:02~伏野峠12:18

行動時間 5時間 27分  10.6 キロ

関田峠スタート
階段にもブナの樹がつかわれている
梨平峠
ツルアリドオシの群生
ブナ実生
ホウノキ
アオダモ(野球バット材に適す)
ブナ林

根が曲がり苔蒸したブナ(踏まれても生きている)
牧峠
花立山
ブナ林
ヒョウモンチョウ
カエデの新緑
宇津ノ俣峠・展望
ブナ林
幻の池
ウスバサイシン群生(ギフチョウの食草)
ホウノキ
菱ケ岳が見える
伏野峠にゴール

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花・樹木写真集 
23日(月)斑尾山登山口~赤池
オカトラノオ
ウツボグサ
クロヅル(蔓は赤い)
ヤナギラン
イケマ(ガガイモ科)
ミヤマニワトコ
カエデドコロ(実)
ハナヒリノキ(毒草)
ミドリユキザサ(別名ヒロハユキザサ)
イチヤクソウ
サワラン
オオウバユリ(蕾)
オニルリソウ
マタタビ

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24日(火)赤池~桂池
ウメガサソウ
ドクゼリ(三大毒草の一つ)
クサレダマ
チダケサシ(きのこのチダケを傷まないように、この花に挿して収穫した)
ツルアリドオシ
オオマツヨイグサ
キブシ(実)
マタタビ
クサアジサイ?
オニノヤガラ
ハナイカダ(実)
イチヤクソウ
マルバフユイチゴ
ルイヨウショウマ(実)
クモキリソウ(葉が広い)
クララ
ハンゴンソウ
ネジバナ(別名モジズリ)
ミヤコグサ
クガイソウ
ハギ
トンボソウ
ハエドクソウ(蛆虫殺しに用いた)
クジャクシダ(クジャクが羽根を広げた様)
オニグルミ(実)
ゴマノハグサ
ヤマホタルブクロ(ガクが一重)

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25日(水)伏野峠~津南松之山口
ノリウツギ
クロヅル
コシノカンアオイ(ギフチョウの食草)
シシガシラ
クルマバハグマ(雪国特有)
オトギリソウ
シオデ(実・ツル性・若芽は食べられる.山のアスパラガスといわれる)
タムシバ(若葉)
ホウチャクソウ
ヒロハユキザサ
ホツツジ
コシノカンアオイ
ハナニガナ(花びらが7枚以上)
カラスシキミ(実)
オオイワカガミ(花ガラ)
ヒロハユキザサ(花
ツクバネソウ
ヒメカイウ(ミズバショウに似る)
ウスバサイシン(ギフチョウの食草)
ホウチャクソウ
ウスゴ(実)
クロヅル
ホツツジ
クルマバハグマ
ヒトツバカエデ
キクバオウレン(咲き終わりの花がら)

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26日(木)桂池~関田峠
ヒメサユリ
イボタノキ
シオデ(若芽)
ミヤマナルコユリ(実)
オニシモツケソウ
トチバニンジン(花)
クサアジサイ
コナスビ(実と花)
カラムシ(茎を蒸して繊維をとり、越後上布など上質の織物をつくる)
クルマバムグラ
ヒメアオキ
ナツノハナワラビ
サンカヨウ(実)
オオナルコユリ(実)
ヨツバヒヨドリ(葉が輪状につく)
ツルアリドオシ(花は2輪.実は1個)
キソチドリ
エンレイソウ(実)
ヒルムシロ(浮草.花がでている)
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27日(金)関田峠~伏野峠
ウスバサイシン(葉)
ショウキラン(笹に寄生する)
コシノカンアオイ
ノリウツギ
オオカメノキ(実)
オクモミジハグマ
コキンレイカ
アオダモ(野球バットの用材)
タチドコロ(実)
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2年前の今頃:スイスアルプス(2010年07月12日~20日)

スイスアルプス

5年前の今頃:会津駒ケ岳(2007.7.26~7.27)

会津駒ケ岳

1年前の今頃:大真名子山(2011年07月28日)

大真名子山

3年前の今頃:高峰山・角間山・烏帽子岳(2009年08月03日~04日)

高峰山・角間山・烏帽子岳


2年前の今頃:北海道・五色岳~忠別岳~小泉岳~緑岳(2010年07月26日~30日)

北海道:五色岳~忠別岳~小泉岳~緑岳

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長野:小川山

2012-06-23 | 長野
長野:小川山

2012年6月21日(木)夜~22日(金) 雨、はれ

Sクラブ山行に参加する。

雨天を突いて、スタート。小川山頂上では雨が止む。
当初プランどおり、瑞牆山荘まで縦走する。
山ツアー団体とすれ違う。
小川山をシャクナゲが取り巻いているという感じ、フカフカ落ち葉の絨毯登山道
にもシャクナゲの葉が散り敷いている。
小川山頂上から八丁平までの登山道両脇には、太古の原生林が広がる。
雨露を帯びた苔が生きいき、緑色している。

《往路》
6月21日(木)JR大月駅22:00(貸切バス・車中泊)
⇒22日(金)金峯山荘6:15

《復路》
瑞牆山荘14:40(貸切バス)
⇒大月駅17:30

《費用》
¥6300(バス・入浴)

《歩程》
6月22日(金)雨のち晴 
金峯山荘6:30~尾根コース
~小川山10:07(昼食)-10:40~八丁平12:30
~瑞牆山荘14:30

行動時間 8時間 00分 11・3キロ
地形図2.5万:金峰山・瑞牆山

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梯子をいくつか越える


苔蒸す原生林


小川山頂上

シャクナゲ


八丁平

野苺


キバナノコマノツメ

瑞牆山をまじかに望む




瑞牆山登山道に合流する


天気回復、青空がのぞく

ミズナラ巨樹

瑞牆山荘まで、あと5分

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2年前の今頃:東海自然歩道:神海~養老(2010年06月14日~19日)

東海自然歩道:神海~養老
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3年前の今頃:北海道:ニペソツ山・石狩岳(2009年06月30日~07月03日)
北海道:ニペソツ山・石狩岳
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7年前の今頃:岐阜:三方崩山・平家岳(2005年06月18日~20日)

岐阜:三方崩山・平家岳
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4年前の今頃:神奈川:同角ノ頭~檜洞丸(2008年06月17日)

神奈川:同角ノ頭~檜洞丸
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長野:鍬ノ峰

2012-06-12 | 長野
長野:鍬ノ峰

2012年6月7日(木)夜~8日(金)

Sクラブ山行に参加する

今日のコースは樹林帯の木陰を辿るので涼しい。
大町高校山岳部が開拓した登山道だという仏崎口から鍬ノ峰頂上までは
見事なシャクナゲ群生林が続く。
この時期は山頂近くのシャクナゲが見頃をむかえている。

鍬ノ峰頂上で昼食を摂りながら、蓮華岳・北葛岳・船窪岳・針ノ木岳の展望を存分に
楽しむ。烏帽子岳も天辺をチラットのぞかせている。

鍬ノ峰山頂から白沢登山口までは急降下が連続する。
猿数匹の騒ぐ声が近くで聞こえ、後ろ姿をチラと目撃する。
休憩中のハイカー1組3人に会ったほかは、誰もいない山だった。


《往路》
6月7日(木)大月駅22:00(貸切バス・車中泊)
⇒8日(金)道の駅安曇野松川2:00(仮眠)-4:50
⇒仏崎観音寺5:05

《復路》
白沢登山口12:05(貸切バス)
⇒日帰り温泉12:35(入浴)-13:30
⇒わさび園14:00-14:30
⇒大月駅17:00

《費用》
¥5500(バス・入浴)

《歩程》
観音寺5:20~p1292m7:28~p1526m8:26
~鍬ノ峰頂上9:33(昼食)-10:30~白沢登山口11:50

行動時間 6時間30分 7.4キロ
地形図2.5万:大町南部・大町

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登山口・仏崎観音寺

レンゲツツジ

巨樹

樹林のすきまからチラとのぞく鹿島槍

シャクナゲ

イワカガミ

新緑

ムラサキヤシオ

蓮華岳・七倉ダム

不動岳・船窪岳・蓮華岳・針の木岳

鍬ノ峰山頂

コヨウラクツツジ

船窪岳・北葛岳・針ノ木岳・蓮華岳

アカモノ

ゴール:鍬ノ峰登山口
鍬ノ峰へはここからピストンするハイカーが多い

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2年前の今頃:山梨:鹿倉山(2010年06月07日)

山梨:鹿倉山
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3年前の今頃:東海自然歩道:家山~三河大野(2009年06月07日~10日)

東海自然歩道:家山~三河大野
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6年前の今頃・栃木:日光・社山~黒檜岳(2006年06月11日)

栃木:日光・社山~黒檜岳
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1年前の今頃:栃木:茶臼岳~三本槍岳(2011年06月09日~10日)

栃木:茶臼岳~三本槍岳
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長野:南木曽岳

2012-05-14 | 長野
長野:南木曽岳

2012年5月10日(木)夜~11日(金)

Sクラブ山行に参加する


木曽路はすべて山の中である・・藤村。
18世紀に木曽五木を伐採禁止としたので、ヒノキ天然林が残っているという。
「ヒノキは葉の裏面に白い気孔線があり、Y字形に見える」と教わる。
三留野登山口から南木曽岳へ登りは緩やかである。
樹木の学習をしているうちに頂上へ着く。雪をかぶった中央アルプスがまじかに見え、しばし展望を楽しむ。
下りは一変し、急坂が延々続く。手作り感あふれる材木階段が次々に出現する。
酷使した膝を温泉で癒す。
帰途、バスで256号沿いを通ると、清内路村「ハナモモ街道」がある。今、まさに見頃の紅白ハナモモが咲き誇っている。
延々続き、見応えがある。
高速中央道に入ると、雪を被った仙丈岳がどっしりした山容を見せ、眼をたのしませてくれる。
おまけ付きの楽しい帰途だ。


《往路》
5月10日(木)大月駅22:00(貸切バス・車中泊)
⇒11日(金)道の駅きりら坂下(仮眠)5:00⇒三留野5:20

《復路》11日(金)
南木曽避難小屋13:10
⇒日帰り温泉13:30-14:20
⇒大月駅17:50

《費用》
¥6500(バス・日帰り入浴)

《歩程》11日(金)
三留野登山口5:30~第二鉄塔6:26~巨大樹の森8:11
~南木曽岳10:32~摩利支天11:11
~(下り専用コース)~上り専用合流地点12:26
~南木曽登山口12:39~ゲート13:02

行動時間 7時間32分 9.8キロ
地形図2.5万:南木曽岳・兀岳

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朝陽を受け輝く
カキツバタがきれい


ここから登山道

園芸種?

若葉にみとれる

ブナ実生
去年は7年に1度の豊作だったのか、あちこち芽生えている

ミツバツツジ

ミズナラの巨樹

オオバツツジ

キツツキが虫を探した痕跡

電信柱のように直立しているヒノキ

タケシマラン

アカヤシオ

バイカオウレン

御嶽山

中央アルプス

ショウジョウバカマ

南木曽岳頂上

山頂を振り返る

恵那山(最奥)

イワウチワ

上り専用と下り専用ルートの合流地点

アスナロ
木曽五木の一つ
あとの四つは、ヒノキ・サワラ・コウヤマキ・ネズコ

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2年前の今頃:袈裟丸山(2010年05月10日~11日)
栃木:袈裟丸山
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5年前の今頃:栃木:薬師岳~夕日岳~地蔵岳(2007年05月16日)
       新潟:アオネバ~金剛山(2007年05月08日~10日)
栃木:薬師岳~夕日岳~地蔵岳

新潟:アオネバ~金剛山
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長野:太郎山

2011-10-08 | 長野
長野:太郎山

2011年9月27日(火) 

Sクラブ山行に参加する

《日程》
太郎山裏登山口~太郎山神社~太郎山
~太郎山表登山口


《往路》
池袋 7:00(貸切バス)
⇒太郎山裏登山口 10:50

《復路》
太郎山表登山口 15:20(貸切バス)
⇒池袋 18:50

《費用》
¥6500(貸切バス)

《歩程》
太郎山裏登山口10:50~太郎山神社12:19~太郎山12:41
~太郎山表登山口15:20

行動時間 4時間30分

地形図2.5万:坂城・真田


登り下りとも、けっこうな急坂が続く。
地元の人達が何組も登ってこられるのに出会う。
山道に沿い、あちらこちらで「タマアジサイ」が自生している。
山頂からは、槍・穂高・鹿島槍などの名峰をクッキリ眺められる。


***************
稜線にでると、素晴らしい眺望
鹿島槍 五竜 白馬


穂高  槍


サラシナショウマ


四阿山 根子岳を遠望する


巨大鳥居


極小鳥居


山並みはるか


上田盆地を流れる千曲川


太郎山頂上


オヤマボクチ


表参道登山口にゴール


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黒部源流:赤木沢遡行、5年前の今頃(2006年9月29日~2006年9月30日)


黒部源流:赤木沢遡行

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4年前の今頃(2007年09月23日~2007年09月25日)


白山で見た花
白山

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長野:黒斑山

2011-06-20 | 長野
長野:黒斑山

2011年6月16日(木)  

Sクラブ山行に参加する

《日程》 車坂峠~黒斑山


《往路》
新宿7:00(貸切バス) 
⇒車坂峠10:03

《復路》
車坂峠(貸切バス)14:50   
⇒新宿18:30

《費用》
¥7000(バス)

《歩程》
車坂峠10:15~(表コース)~避雷小屋11:48
~トーミの頭12:08~黒斑山12:25(昼食)~(往路を戻る)
~トーミの頭13:19~(中コース)~車坂峠14:25

行動時間 4時間10分 5.1キロ
地形図2.5万:車坂峠・嬬恋田代

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夕刻から降雨ありの天気予報である。
蛇骨岳までの計画を縮小して、黒斑山で折り返す。

表コース登山道はイワカガミ・アズマシャクナゲ・ツガザクラのオンパレード。

背丈が低いカラマツの緑が眼に心地よい。

浅間山はガスに隠れ、最後まで姿を見せることはなかった。


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車坂峠


シロバナヘビイチゴ


ハクサンイチゲ


ツガザクラ


アズマシャクナゲ


ツバメオモト


カラマツごしに、車坂峠を振り返る


オオカメノキ


ミネザクラ


トーミの頭は、あの坂を登りつめた地点


左の高みが黒斑山


崖の下に湯の平が見える


名は体を現す「牙山」


仙人岳~鋸岳へ続く稜線


黒斑山頂上


蛇骨岳~Jバンド


イワカガミ


カラマツの緑


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長野:北横岳~縞枯山~茶臼山

2011-02-10 | 長野
長野:北横岳~縞枯山~茶臼山

2011年2月6日(日)~7日(月)

《往路》2月6日(日)
JR新宿駅5:38
⇒八王子6:26-6:35
⇒茅野9:23-10:25(諏訪バス)
⇒ピラタスロープウェイ山麓11:20-11:40(ロープウェイ)
⇒ピラタスロープウェイ山頂11:47

《復路》2月7日(月)
ピラタスロープウェイ山麓13:15(諏訪バス)
⇒JR茅野14:05-14:19(JRあずさ)
⇒新宿16:36

《日程》
2月6日(日)北横岳~縞枯山荘(泊)
2月7日(月)縞枯山~茶臼山~ピラタスロープウェイ山麓

《宿》 縞枯山荘

《費用》
JR 往復    ¥3410×2
  特急(片道) ¥2100
バス 往復   ¥1200×2
ロ-プウェイ(片道) ¥890
宿泊      ¥8000

《歩程》
2月6日(日)  
ピラタスロープウェイ山頂12:18 ~縞枯山荘 12:44~北横岳13:56
~七ツ池14:33~縞枯山荘15:35(泊)

行動時間3時間17分  5.6キロ
地形図2.5万:蓼科・蓼科山

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縞枯山荘
不要な荷物を預けて、北横岳を目指す
小屋は「婚活スノーシューツアー」団体さんで、いっとき大賑い


青空が広がる


北横岳頂上
後方・蓼科山

眺望・赤岳、阿弥陀、権現、編笠

硫黄、横岳、赤岳、阿弥陀

蓼科山の後方に美ヶ原
さらに後ろは、うっすら北アルプス、後立山連峰

鹿島槍、五竜、白馬


ここは七ツ池
池は雪原に隠れている

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2月7日(月)  
縞枯山荘7:10~縞枯山7:56~茶臼山8:35~五辻9:25
~東屋9:53~ピラタスロープウェイ山頂10:46~ピラタスロープウェイ山麓・登山口11:56

行動時間4時間46分 9.7キロ
地形図2.5万:蓼科・蓼科山


縞枯山への急登
昨晩のうちに積もった新雪がフカフカ、交代でラッセルする


縞枯山頂上


五辻への分岐


茶臼山頂上


凍る樹木


茶臼山展望台
ガスって眺望なし
エビノシッポが見事


霧氷


五辻


雪の造形


樹木に雪花


東屋でコ-ヒ-ブレイク


兎の足跡
 

霧氷


カリントのよう


展望台
すれちがったスノーシュー3人組は、ここから直に道なき道を下降するそうだ


白銀の世界に浸る


縞枯山荘からのルートにでる


坪庭


ピラタスロープウェイ山頂駅
ここから登山道を歩いて下る



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長野:乗鞍岳

2010-08-19 | 長野
長野:乗鞍岳

2010年8月15日(日)~17日(火)
   2泊3日(夜行バス車中1泊)

Sクラブツアーに参加する。

現地は熊出没のため、登山禁止になっていた!

《往路》8月15日(日)
新宿22:00(貸切バス・車中泊)
⇒16日(月)乗鞍高原・肩ノ小屋口

《復路》8月17日(火)
乗鞍高原・肩ノ小屋口(貸切バス)
⇒東京

《日程》 熊公出没のため、変更を余儀なくされる
8月16日(月)
乗鞍高原・肩ノ小屋口~乗鞍岳肩ノ小屋(泊)
8月17日(火)
乗鞍岳肩ノ小屋~乗鞍岳⇒帰宅


《宿》
8月15日(日)貸切バス・車中泊
8月16日(月)乗鞍岳肩ノ小屋

《費用》
ツアー代 18000
 貸切バス往復・山小屋1泊2食・温泉入浴

《歩程》
8月16日(月) 
乗鞍高原・肩ノ小屋口6:40~乗鞍岳肩ノ小屋7:21(泊)

【行動時間41分 0.9㌔】
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乗鞍高原・肩ノ小屋口

大雪渓のスキーヤー達


乗鞍岳肩ノ小屋(泊)

小屋周辺を散策


夕食


『8月13日畳平で熊が目撃される。14日と15日にも別の場所で目撃される。
そのため、乗鞍岳全山が立ち入り禁止となっている』
小屋に到着して初めて、上記を知らされる。
事前に知らせてほしかったな。

去年、乗鞍畳平レストハウスで熊捕獲騒動があった。
そのためかどうか、今回当局は全山登山禁止にした。
あまりにも過剰反応すぎはしまいか?

我々30余名は、籠の鳥状態に陥る。
時間を持て余す。
唯一、許されている「バス停肩ノ小屋口~肩ノ小屋」間へ
みんなで花を撮影しに行く。


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8月17日(火) 
乗鞍岳肩ノ小屋8:22~剣ヶ峰9:23~熊目撃地点9:55
~剣ヶ峰へ戻る10:20~肩ノ小屋へ戻る11:07-11:30
~乗鞍高原・肩ノ小屋口11:57

【行動時間 3時間35分 4.0㌔】

千町尾根~丸高尾根~国立青年の家まで歩く計画が実行できなくなる。
車山高原へ向かおうと決まる。

天気晴朗なり、視界良好。

「8時半に登山禁止が解除されるらしい」ニュースをキャッチ。
事態が急転直下、眼前にある乗鞍岳剣ヶ峰へ登れる。嬉しや。
千町尾根へも足を踏み入れてみよう、せめてお花畑がひろがっている
とこらへんまでは・・となる。

剣ヶ峰山頂から、槍穂の山並みを飽きるほど眺める。

千町方向へ、ゴロゴロ岩を慎重に下り、大日岳を巻きはじめる。

「熊だ! 退却しよう」突然叫び声が挙がる。
前を歩いていたメンバーは熊を視認できたそうだ。
熊は走って逃げ去ったという。
我々も進む気が失せ、もはや十分納得してUターンする。

頂上小屋の主がびっくりしている。
「何だ。お花畑まで行かなかったのか」


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乗鞍岳肩ノ小屋
小屋から日の出を拝す

旭光に輝く山々
八ヶ岳連峰;左・天狗岳.右・赤岳

乗鞍岳剣ヶ峰(左)

左から甲斐駒・農鳥・間ノ岳


肩ノ小屋&剣ヶ峰


遠望;剣ヶ峰へ登る途中、北アルプスが顔をだす。
左・野口五郎.右・槍ヶ岳.手前・西穂高連峰


コロナ観測所.左・笠ヶ岳.右・野口五郎


コロナ観測所.北穂.奥穂


槍ヶ岳.北穂.奥穂


権現池.・・この水は小屋の貴重な飲料水らしい


乗鞍岳剣ヶ峰まであと100歩


乗鞍岳剣ヶ峰頂上

乗鞍岳剣ヶ峰から大日岳&屏風岩を望む

乗鞍岳剣ヶ峰から遠望
左・野口五郎.右・槍ヶ岳.北穂
手前・焼岳・西穂高連峰


コマクサ群落


乗鞍岳剣ヶ峰から千町方向へ進むとこの標識がある


この草原で数人が熊公を目撃。
熊公は我々の進む方向へ逃げる。
我々も退散することに・・


乗鞍岳剣ヶ峰まで戻る。
登山禁止が解除されたので、続々と登ってくる
観光客も混じり、行列が絶えない。
売店のおじさんもホクホク笑顔。

肩ノ小屋のベンチで昼食休憩。

乗鞍高原・肩ノ小屋口に待機してくれていた貸切バスに乗り込む。
乗鞍スカイラインを通る。窓外の山々が素晴らしい景観を見せる。

湯の花浮かぶ平湯温泉も良し。
終わりよければ全て良しだ。

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乗鞍岳の花

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長野:志賀高原・池めぐりトレッキング

2010-06-03 | 長野
長野:志賀高原・池めぐりトレッキング

2010年6月1日(火) 


Sハイキングクラブのバスツァー

ムラサキヤシオの花がお目当て、咲いているといいな。

《日程》
池袋7:00 出発
⇒志賀高原・散策 11:30~15:44
⇒東所沢20:40 帰着


《交通》
貸切バス

《費用》
¥7000

《歩行》
硯川バス停11:30→前山湿原→渋池11:58→四十八池12:41→大沼池14:30
→池尻14:45→大沼池入口15:44

行動時間 4時間14分  10.3km

地形図2.5万 岩菅山


池めぐりコース(硯川~大沼池入口)
湖沼や湿原をめぐるトレッキングコース。
笠岳を眺望する前山湿原、
湿性植物の花が咲く四十八池湿原、
コバルトブルー色の大沼池


硯川バス停


前山湿原
笠岳の左に熊の湯スキー場


渋池
後方に横手山


四十八池
休憩所でランチ



志賀山をバックに四十八池湿原が広がる

ミズバショウは蕾


トレッキングルートは未だ雪に埋もれている
固く締まった雪で、踏みぬくおそれもなく、歩きやすい。

道中、「志賀山まで足を延ばした」2人連れとすれ違う。


大沼池
この池の美しさには言葉もでない、魅せられる。


山肌を彩るダケカンバ林


大沼では食堂・売店が営業中、
店は閑散としている。
大沼池は観光スポットになっているのだろう。

池尻からゲートまで林道歩き

ムラサキヤシオは、未だ蕾


ヤマザクラが咲く


大沼池入口

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イワカガミ                        ナガミノイヌツゲ

 
ミズバショウ                       ムラサキヤシオ(蕾)


ベニドウダン                        アケボノスミレ


イワナシ


思ってもいなかった残雪歩きを存分に楽しむ。

花博士は、葉を見ただけで花名を同定される。
アオジクスノキ ツルコケモモ リンネソウ・・
「ゴゼンタチバナは葉が6個になると、花をつける」
そうだ。
こちとらも、少しばかり物知りになった気分。


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