登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

中央アルプス:木曽駒ヶ岳~麦草岳

2006-08-22 | 中央アルプス
2006年8月21日(月) 

コース・到着時間:ロープウェー千畳敷駅8:23~宝剣山荘9:04~木曽駒ヶ岳9:38~玉ノ窪山荘10:02~木曽前岳10:19~牙岩10:50~麦草岳12:20~牙岩13:20~玉ノ窪山荘14:19~木曽駒ヶ岳14:57~宝剣山荘15:28~ロープウェー千畳敷駅15:55=行動時間7時間32分




麦草岳が難山などとは露知らず、ピストンすることに。

【宝剣岳を眺めて通る】千畳敷のお花畑をゆっくり登る。ロープウェー営業終了17時までに戻るために、花撮影は封印する。


【木曽駒ヶ岳頂上】


【木曽駒ヶ岳をふり返る】


【木曽前岳頂上】前岳を過ぎると登山道が一変する。


【コマウスユキソウ】


【コマクサ】


麦草岳へは難路である。急坂(半端でない)、道幅が狭い(人幅)、崖っぷち(樹木が生えていない草付き崖)、足元が草藪で見えないなど等、悪条件の登山道をヘッピリ腰で進む。
帰りのロープウェーに間に合いそうもない。
リーダーだけにはピークを踏んでもらおうと、私にかまわず先へ行ってと申し出る。
崖に転落するといけないと思ったのか、リーダーは辛抱してつきあってくれる。
牙岩の手前でリュックをデポする。
ここでカメラも断念し、歩きに集中。
ここから先の映像はリーダー撮影。
時間をかけて麦草岳に到着する。
無上の喜び!
復路は登山道の様子が解っている分、怖さが無くスイスイと早い。
難山を制覇した感慨がじわじわ沸いてくる。


【麦草岳頂上】


【麦草岳山頂をふりかえる】


【牙岩から山頂へ続くルート】


【キオン】


【サラシナショウマ】


【トリカブトの実】



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南アルプスの花

2006-08-14 | 高山植物
2006年8月3日~8日

南アルプスに咲く花.
6日間、南アルプスを周回した時、写した花


【クロクモソウ】


【イブキジャコウソウ】


【シモツケ】


【ダイコンソウ】


【イワインチン】


【ミヤマツメクサ】


【ツガザクラ】


【ミヤマミミナグサ】


【オオヒョウタンボク】


【クロトウヒレン】


【ハクサンイチゲ】


【ミネウスユキソウ】


【コケモモ】


【シコタンハコベ】


【ミヤマオトコヨモギ】


【ミヤマホツツジ】


【ウラシマツツジ(実)】


【オンタデ】


【ミヤマクロユリ】


【キバナノコマノツメ】


【イワベンケイ】


【ハクサンチドリ】


【ミヤマシオガマ】


【シナノキンバイ(八重)】


【オヤマノエンドウ】


【チョウノスケソウ】


【イワオウギ】


【タカネコウリンカ】


【ニョホウチドリ】


【トウヤクリンドウ】


【イチヤクソウ】


【ミヤマシシウド】


【グンナイフウロ】


【ヒメシャジン】


【シコタンソウ】


【タカネビランジ】



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南アルプス縦走6日目(完):熊ノ平小屋~農鳥岳~広河内岳~白河内岳~笹山~伝付峠~二軒小屋ロッジ

2006-08-13 | 南アルプス
8月8日(火) → 

コース・到着時間:熊ノ平小屋4:20~三国平5:15~農鳥小屋7:18~農鳥岳9:19~広河内岳10:43~大籠岳12:12~白河内岳12:47~笹山14:37~白剥山16:35~奈良田越16:55~伝付峠19:50~二軒小屋ロッジ21:10=行動時間16時間50分




早朝、小屋主から台風情報がもたらされる。「四国に上陸の恐れ、昼ごろから雨」
予定では笹山でテント泊である。
リーダーと相談し、今日中に行ける所まで歩き通そうと決める。
日の出前、北アルプス山塊がくっきり見える。
農鳥・間ノ岳稜線に出たところで雨が降りだす。
農鳥岳は大きかった。周りはガスで隠れて見えない。
いつのまにか西農鳥を通り過ぎてしまう。
広河内岳で熊ノ平小屋のおにぎり弁当をいただく。焼き豚が絶品。
高山裏小屋主がガスなら広河内岳で引き返すこととアドバイスしてくれていた。
取り付きが判り難いということだったが、黄ペンキが続いている。
白河内岳を過ぎると、ペンキがなくなる。
白河内岳から進路を東へふる。
ケルンを見つけるまで迷う。
幅広い尾根が続く。
ところどころ二重山稜になっている。
ガスは相変わらず、立ち込めている。
ケルンが頼りである。
私は勘が鋭いリーダーに安心してついていくのみ。
笹山の前後はハイマツの太い幹に邪魔される。
登山道に不規則に横たわり、またいだり乗り越えたり。
ツルンと横滑りしようものなら、重いリュックのせいで、リカバリーできない。
あちこち痣だらけ。
最後の目標・笹山に到達。やったね!
ここでオヤツの残りを全部平らげる。腹が空いては戦ができない。
あと7時間歩くのだ。
雨は止むことなく、カッパはビッショリ。
奈良田越から林道歩き。林道は所々崖崩れで塞がっている。
林道残りあと30分あたりでヘッデン点灯。
大事に持っていた水を500mLだけ残して、あとは捨てる。
伝付峠から山道に入る。
二軒小屋ロッジまであと30分あたりで、わたしの足が悲鳴をあげる。
左足大腿四頭筋が攣って、スピードダウン。
ロッジの明かりがやっと見えた。
マネージャーはお風呂とおにぎりまで用意してくれる。
気配りの行き届いた人である。
特大おにぎりでお腹が満たされ、6日間の汗を流したら、あとは明日まわし。
カッパの始末をする元気がない。


【農鳥岳】


【大門沢分岐】


【広河内岳】


【大籠岳】


【白河内岳】


【笹山】


 
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南アルプス縦走5日目:塩見小屋~北俣岳⇔蝙蝠岳~北荒川岳~新蛇抜山~安倍荒倉岳~熊の平小屋

2006-08-13 | 南アルプス
8月7日(月) 

コース・到着時間:塩見小屋4:50~塩見岳6:11~北俣岳6:46⇔蝙蝠岳8:34~北俣岳10:36~北荒川岳12:16~新蛇抜山13:33~安倍荒倉岳14:58~熊の平小屋15:31(泊)=行動時間10時間41分



【塩見岳】早朝で、空いている。


【蝙蝠岳】後ろに塩見岳。眺望を楽しみながらピストンする。


【塩見岳】蝙蝠岳から


【北荒川岳】うしろ間ノ岳


【新蛇抜山】うしろ間ノ岳・農鳥岳


【安倍荒倉岳】


【間ノ岳山容】


【夕日に輝く農鳥岳】お月さまも。熊ノ平小屋から


北俣岳からザレ場の大下り。20人と17人のツアー2グループと抜きつ抜かれつ相前後しながら進む。塩見小屋で作ってもらった弁当はいなりずしだった。北荒川岳手前の管理小屋前で美味しくいただく。ここにはイブキジャコウソウがあちこち群れ咲いている。タカネビランジも今山行で初お目見え。新蛇抜山と安倍荒倉岳は登山道から外れている。勘の良いリーダーが難なく見つける。熊ノ平小屋は主が交替している。朝食はパンかご飯を選べる。小屋の造りがゆったりしている。ベランダで荷物の整理ができる。すぐかたわらを美味しい沢水が豊かに流れている。小屋のまん前に聳える農鳥岳雄姿を眺めながら、コーヒーを淹れ、至福のひととき。


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南アルプス縦走4日目:高山裏小屋~小河内岳~烏帽子岳~三伏峠~本谷山~塩見小屋

2006-08-12 | 南アルプス
8月6日(日) 

コース・到着時間:高山裏小屋4:52~板屋岳6:07~小河内岳8:33~烏帽子岳10:05~三伏山11:41~本谷山12:36~塩見小屋14:32(泊)=行動時間9時間40分



【マルバダケブキ】高山裏小屋を登ったところに群生している。


【板屋岳】シラビソ原生林に囲まれた山頂


【小河内岳】山頂直下で若者が大休止している。物言うのも辛そう。山頂に避難小屋があるから、無理せず泊まっていけばいいよ。


【小河内岳の山容】威風堂々、どっしり構えている。避難小屋は遠くから見て良い目印になる。


【塩見小屋】リュックは寝る場所に吊るす。寝返りがうてないっ!


塩見小屋は携帯トイレ方式。清潔で特有の匂いがないのも良い。

三伏峠小屋手前にある近道を辿り、本谷山へ出ようとするが、下りがいつまでも続く。不安になって元に戻る。もう少し辛抱すれば良かったと、あとで分る。


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南アルプス縦走3日目:百間洞山の家~赤石岳~荒川前岳~高山裏小屋

2006-08-12 | 南アルプス
8月5日(土) 

コース・到着時間:百間洞山の家4:50~百間平5:58~赤石岳8:13~大聖寺平9:38~荒川小屋10:15~荒川中岳コル12:58~荒川前岳13:08~高山裏小屋15:55(泊)=行動時間11時間05分



百間洞山の家の朝食が4時30分に供される。ここの食事はグッド、ほうれん草和え物・ひじき煮物など和食党には嬉しい。

【赤石岳】


【赤石岳から振り返る】昨日、踏んだ兎岳・中盛丸山・大沢岳ピーク。中央の平原が百間平


【赤石岳から荒川岳へ続く登山道】


【大聖寺平~荒川小屋へのコースが山腹をトラバースしている】


【荒川カールのお花畑】スケールの大きさに圧倒される。花の種類多し。


【荒川前岳】大崩壊地の反対側にコースが作られている。ここからしばらく急降下が続く。


【雷鳥】


【明日通る烏帽子岳・小河内岳を望む】


【高山裏小屋】秘境の別天地。小屋主がいい。


荒川小屋で昼食をつくる。ゆったり周りの人と談笑。初日から同じ行程だったワンゲルさんは荒川小屋幕営らしい。カールのお花畑で心ゆくまで撮影。高山裏小屋手前の水場で洗髪。明日の飲み水も汲んでいく。倒木が目立つシラビソ原生林帯を行く。小屋は3組の客で賑わう。夕食にレトルト牛丼を頼む。17時就寝。


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南アルプス縦走2日目:聖平テント場~聖岳~兎岳~中盛丸山~大沢岳~百間洞山の家

2006-08-11 | 南アルプス
8月4日(金) 

コース・到着時間:聖平テント場5:06~聖岳8:03~兎岳10:33~中盛丸山11:56~大沢岳13:49~百間洞山の家15:06(泊)=行動時間10時間00分



リュックの重さに参る。聖岳への登りは分っているからまだしも、中盛丸山を軽んじたらいけない。一日を通じ、コースタイムを相当オーバーしている。一番辛かった日。持っている食料を自炊して使い、荷を軽くする。

【聖岳】後ろは赤石岳


【富士山】聖岳から


【聖岳の山容】


【兎岳】後ろ聖岳。ここでへばり、早めの昼食を摂る。


【兎岳山容】聖岳から。見えているところまで高度を下げる。


【中盛丸山】


【大沢岳】


【百間洞山の家】



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南アルプス縦走1日目:聖岳登山口~聖平小屋

2006-08-11 | 南アルプス
8月3日(木) 

コース・到着時間:聖岳登山口10:16~聖沢吊橋12:05-12:33~滝見台15:47~聖平テント場17:04(泊)=行動時間6時間48分  



静岡5:43発バスを畑薙第1ダムで乗り継ぐ。
下車が可能になった聖岳登山口に9:50到着。3組下車。
7日間装備でふくらんだリュックを背によろよろ出発する。

【聖岳登山口】


【吊橋下で昼食をつくる】


【聖沢に落ち込む滝】


【聖平テント場】


上のテン場には12張のテント。
小屋の夕食は3交代の混雑ぶり。
この時点ではテントにして正解と思っていた。
営業小屋泊で通す予定で、シュラフカバーしか入れてこなかった。
寒くて眠れない。
文句なく翌日から小屋泊まりにすることに意見が一致。
テントは最終日、白峰南嶺:笹山で必要なため、担いでいるもの。


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