登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

山梨: 兜山~棚山

2007-11-16 | 山梨の山
2007年11月15日(木) 

《往路》 JR長津田05:59 ⇒ 八王子6:33 ⇒ 高尾6:42 ⇒ 春日居8:00 

《歩行》 JR春日居8:11~岩下温泉8:37~夕狩沢古戦場跡8:50~兜山登山口9:07~兜山10:07~夕狩沢出会~棚山登山口10:43~棚山分岐11:45~【ルートミス59分間】~棚山分岐12:44~棚山13:05~舗装林道出会14:16~【ルートミス1時間44分】~舗装林道出会16:00~ほったらかし温泉16:41=行動時間8時間30分

《帰路》 ほったらかし温泉17:30・・ ⇒JR山梨市17:46⇒高尾19:04⇒新宿19:45



「人気沸騰中の‘ほったらかし温泉’から夕映えに輝く富士山を眺める」という本日の主目的をかろうじて達成する。

今日は「標識」に祟られっぱなしである。
一つ目は棚山を指す標識が90度回転していた。
棚山だと思い込んでたどり着いた山頂にNTTの社員がいなかったら~~~想像するだに怖い 
もとに戻って事なきを得たが、ロスタイム1時間。 

「標識」の祟り、その二
‘ほったらかし温泉’を探しあぐねて林道を右往左往する 
日没が迫ってくるし、‘ほったらかし温泉’はともかくとしても、林道を行けども行けども人里が近くならないので あせる 
もしやと思い、「笛吹フルーツ公園」標識とは逆方向を辿ったところ、アナ嬉しや、観光バスやマイカーで賑わう温泉が突如、出現する 
助かった。

それもこれも、元はと言えば、私が現在地を把握できていないということ。
反省の至り 
全くもって、自信喪失の一日ではあった。


【兜山山容】春日居駅付近から


【牧洞寺石仏】お寺がやたら多い山村である


【夕狩沢出会】右は夕狩沢沿いに棚山へ登る道


【兜山】誰にも会わない


【棚山登山道入口】


【幹の赤ペンキが良い目印】杉の植林帯


【棚山分岐】この標識が90度回転しているのに気付かず、直進してしまう


【棚山】戻って山頂に立つ。ヤレヤレ・・


【紅葉】


【幅広い道におりる】


【山梨市街地を見下ろす】町は見えども、道が分らず。


【すすき原】


【ほったらかし温泉】日が暮れたので、タクシーを呼んでもらう



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栃木:那須【朝日岳~三本槍岳~茶臼岳~南月山~白笹山】

2007-11-03 | 栃木の山
2007年10月29日(月)~30日(火)

《往路》 10月29日(月)JR上野5:36 ⇒ 大宮6:12 ⇒  宇都宮7:37 ⇒  黒磯8:28ー8:45(東野バス) ⇒バス停・那須ロープウェー9:45 

《歩行》 10月29日(月)バス停・那須ロープウェー9:53~峰の茶屋避難小屋10:45 ~朝日岳11:25 ~ 三本槍岳12:48~大峠14:02 ~三斗小屋温泉・煙草屋15:37(泊)=行動時間5時間44分

《歩行》 10月30日(火)煙草屋5:57 ~峰の茶屋避難小屋7:16~茶臼岳7:50~牛ヶ首8:47~南月山9:34~白笹山10:11~沼原湿原11:50【湿原周回】~ 乙女の滝14:17 =行動時間8時間20分

《帰路》 10月30日(火) 乙女の滝14:17  ・・ ⇒ バス停・板室温泉14:25-14:30(東野バス) ⇒黒磯駅15:05 -15:15(JR) ⇒宇都宮16:11 ⇒ 大宮17:36 ⇒ 渋谷18:17



10月29日(月)
三斗小屋温泉はどんなかな。一度は泊まってみたいな。
天気がよさそうなので、前日に三斗小屋温泉の宿を予約する。その後、コースを慌てて決める。地形図で見ると、沢を三回渡るようだ。この夏の台風で沢が荒れたりしていないかな。

観光客で大賑わいのロープウェー乗り場を横目に登山道へ入る。
噴火の跡が歴然と残る朝日岳が聳える。

三本槍岳で、三斗小屋温泉を経由して日帰りできるか迷っている人がいる。
周りの人に尋ねて、あきらめたようだ。

煙草屋・露天風呂は眺めが抜群。ぬるめの方で長湯する。
夕食時、300名山の話で盛り上がる。節電のため、そろそろ部屋へお引取りをと催促される。ふすまで仕切られた隣室の団体が賑やかに騒ぐのも意に介さず、熟睡。

【朝日岳山容】 峰の茶屋跡への登路から見る


【流石山~三倉山稜線】 峰の茶屋跡から見る


【朝日岳頂上】ダウンを手に持ち、登ってくる人がいる。今日は暖かくて、ダウンはお荷物。


【茶臼岳山容】朝日岳から


【三本槍岳山容】


【流石山~三倉山稜線】熊見曽根から


【三本槍岳】


【鏡ヶ沼】須立山でスケッチを終え、戻ってくる人に会う。スケッチブックを見せてもらう。帰宅後、彩色するのが又楽しいようだ。


【ナナカマドの実】後方は旭岳


【流石山山容】大峠への下りから。高山植物が咲く夏に登ってみたい山。



【ダケカンバの大群落】白い幹が遠くからでも目立つ



【大峠】朽ちたお地蔵が何体か、祀ってある。大峠は戦跡らしい。


【三斗小屋温泉・煙草屋】


【煙草屋・露天風呂】眼前に流石山~三倉山を眺めながら、ゆったり浸かる。


10月30日(火)
早朝、月明かりのもと露天風呂で温まる。外気が冷え込んでいるので、熱い方で丁度良い。
朝食の‘おにぎり’を貰って、早発ちする。

三斗小屋温泉から峰の茶屋跡までの登山道は幅広く歩きやすい。
燃料用木材を、牛が引く荷車で硫黄鉱山まで運んだ道と看板にある。

‘延命水’水場でペットボトルに水を詰める。水場から少し歩くと、こじんまりした避難小屋がある。2人ほど、泊まっていた。

旧三斗小屋宿跡へ立ち寄った後、大峠を回って日帰りするという青年に会う。きのう夕食時、隣席だった人も懐かしいので三斗小屋宿跡まで行って来ると話していた。

茶臼岳頂上は独り占め、未だ誰も来ない。日光の山々がくっきり見える。

隣の南月山ほどネームバリューが無い(私が知らないだけかも)白笹山から沼原湿原へ急坂を降る。木の根で滑らないよう、注意する。
北温泉まで長丁場を歩きとおす人、日の出平を通り周回する人、白笹山をピストンする人など、5組に行き交う。

沼原湿原は紅葉狩り観光客で大賑わい。
ここから見上げる白笹山は三角のおにぎり形でスックと立ち上がっている。

沼原湿原から‘乙女の滝’間は旧会津中街道の昔道を下る。幅広く、踏み跡はしっかり付いている。いまでも好事家によく歩かれているようだ。ここまで紅葉前線が下りている。長い道のりだが、飽かず紅葉を楽しむ。乙女の滝まで歩道が続いていて足に優しい。

乙女の滝からは板室温泉へ車道を歩く。歩き始めてすぐ、マイカーに拾ってもらう。白笹山で出会ったご夫婦が覚えてくれていたのだ。ラッキー
しかも板室温泉では、すぐバスが来て、ダブルラッキー

【避難小屋】峰の茶屋跡の少し手前にある。ノックして室内を覘く。明るく、きれい。いつか、泊まろう。


【日光連山を遠望】


【茶臼岳頂上】


【冬芽】


【遠望】南月山から


【南月山頂上】後ろに茶臼岳


【沼原池】後ろに燧ヶ岳


【樹形が特異】多雪のためか、低木で根曲がりしている。


【白笹山頂上】


【沼原湿原を目指して降る】白笹山の下りは木の根が露出し、急坂でもある。


【沼原湿原遊歩道】


【沼原湿原から白笹山を見上げる】


【マユミ】


【歩きやすい旧会津中街道を行く】紅葉を堪能する。


【紅葉】




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