登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

スイスアルプス縦走;2の2

2010-07-31 | その他の山域
スイスアルプス縦走;2の2


7月15日(木) 

グリースアルプ~トレッキング(行動時間5時間48分 7.93㌔)
       ~ブリュームリスアルプ(泊)



スタート・グリースアルプの標高1408m
~ゴール・ブリュームリスアルプ小屋の標高2778m
標高差1370mをスローペースで進む。
現地ガイドのI青年は我々老年ハイカーのペースを早くもつかみ、
疲れを感じない歩きに徹してくれる。

曇天が幸いして、木陰のない尾根歩きも快調だ。
最後の急登は階段や鎖が続く。
ここを下るのは、怖いだろうな、登りで良かった。

ヘリコプターで荷揚げしている小屋の夕食メニュー、
パスタスープ・マッシュポテト・いんげん豆ピクルス・牛肉ソテー・ブラマンジェ
フルコースだ。

夜半に満天の星空を仰ぎ、スタート地点グリースアルプの夜景を楽しむ。
未だ暗いこの時間に、青年2人がピッケル・アイゼンの重装備で出発するのを見送る。

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ブリュームリスアルプ小屋まであとひと踏ん張り


お隣の山


ブリュームリスアルプ小屋のテラス


ブリュームリスアルプ小屋から夕焼けの山々を見る。
入り陽が雲にさえぎられて、もうひとつだった。
昨日歩いたゼフネンフルーゲ峠からの大下りコースが一部見える。


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7月16日(金) 
ブリュームリスアルプ~トレッキング(行動時間4時間26分 8.98㌔)
~エッシネン湖⇒(リフト)⇒カンデンシュテーク
⇒(ロープウエイ&バス)
⇒スンビュール~トレッキング(行動時間1時間14分 4.23㌔)
~シュバーレンバッハ(泊)



ブリュームリスアルプ小屋からエッシネン湖へ、花咲く道をゆっくり下る。
歩きごたえがある。

エッシネン湖は観光客で活況を呈している。
交通の便が良く、老若男女が押し寄せる観光地になっている。

我々は湖畔レストランで、ランチタイムを楽しむ。
野菜サラダ&マカロニソテー(玉ねぎのコンガリ炒めトッピング)
こちらの人の1人前を3人で分ける。

昨晩泊まったブリュームリスアルプ小屋がレストランから見えている。

今日も、多種類の交通機関を利用する。
連絡が良く、待ち時間のロスがない。

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ブリュームリスアルプ小屋から、ご来光を見る


ブリュームリス氷河


エッシネン湖を見下ろす


滝の水しぶきに虹が架かる


エッシネン湖の畔


乳牛の群れを牛飼いが追う、搾乳時間だ


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7月17日(土) 
シュバーレンバッハ~トレッキング~ゲンミ峠(行動時間2時間12分
4.51㌔)⇒ロープウエイ⇒ロイカーバート(温泉入湯)
⇒(専用車&列車)⇒ツェルマット(泊)


ゲンミ峠はローマ時代、通商路として賑わっていた所という。
我々はゲンミ峠からロープウエーでロイカーバートへ下山する。
ロープウエーの中から、今でも使われている歩行路を見下ろす。
こんな険路を重荷担いで登っていたとは驚きのほかない。

ロイカーバートで昼食&温泉入浴
ランチメニューはトマトスープ、牛&鶏&ソーセージソテー
ほうれん草とフライドポテト添え、アイスクリーム

皿に付け合わせてあるフライドポテトでさえ、ボリュウムがあるのに、
お代りどうぞとばかり、テーブルにフライドポテト大盛りが運ばれてくる。
笑うばかりで、誰も手をつけない。

温泉はレジャーランドそのもの、家族連れで大盛況を呈している。
うたせ湯、プール、滑り台、全てを制覇しようと思っていたが
園内不案内でウロウロするばかり。
水深2.5mのプールなんて、背の低い私は溺れそうで怖い。

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人慣れ羊さん


マウンテンバイクも通るルート


ゲンミ峠から下界のロイカーバートを見下ろす


その昔、通商路として登り降りした崖


チェルマットのホテル


チェルマット市内に残る古い建物


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7月18日(日) 
ツェルマット⇒(地下ケーブル&ロープウエイ)
⇒ウンターロートホルン~トレッキング(行動時間4時間52分 6.17㌔)
~オーバーロートホルン山頂~往路を戻る
~ツェルマット(泊)


~~~

雲ひとつない好天、眺望絶佳!
オーバーロートホルン山頂ではランチタイムを延長して眺めを楽しむ。

大勢登ってくる地元のハイカーはノースリーブ・短パンが多い。
腕から首まで真っ黒に日焼けしているミセスが勢いよく登ってくる。
単独あるいは2人連れが多い。

最後の晩餐会のメニュー
野菜サラダ・チーズフォンデュ・オイルフォンデュ・アイスクリーム

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ベイスホルン4505m


中央・ブライトホルン


マッターホルン


中央・モンテローザ


左・ドーム、右・テイシュ


色鮮やかなリンドウ


コケマンテマ


花目線でバックの雪山を写す?


マッターホルン


動画でパノラマ撮影する。



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7月19日(月) 

ツェルマットに別れをつげる

朝陽に輝くマッターホルン


マーモット石像


2の1 

スイスアルプス縦走で見た花

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スイスアルプス縦走で見た花 2の1

2010-07-25 | 高山植物
スイスアルプス縦走で見た花  2の1

2010年7月12日(月)~20日(火)

エーデルワイス


クサフジ                        テガタチドリ
           

マンテマ&アカツメクサ                   カエロピュツルム
 

?                               タカネヒナゲシ
 

ツリガネニンジン                             ミセバヤ
  

イブキトラノオ    デージー(白)シオガマ(紫)リナントウスアリスタトウス(黄)
 

オルキヌマスクラ                ? 花期が終わり、穂になっている
 

キンロバイ                         ピュテウマオルビクラレ
 

?                       チョウノスケソウ(穂になっている)
 

コウゾリナ                              シャジン
 

ヤマヤグルマ                       ギョウジャニンニク
 

リナリアアルピナ                            ワレモコウ
 

ツリガネニンジン                           ?
 

スミレ & アンテュリスウルネラリア             アデノステュレス       
  

ウサギギク                           ワタスゲ(穂)
 

リュウキンカ                   コザクラ &バルツイアアルピナ
 

キンポウゲ                       ラヌンクルスアルペストリス
 

コケマンテマ                       アンチュリスウルネラリア
  

シャジクソウ&ウメバチソウ


ムカゴトラノオ&シャジクソウ&アカツメクサ             草露がびっしり
  

ミミナグサ                             オニク
  

2の2

スイスアルプス山行記録

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スイスアルプス縦走で見た花 2の2

2010-07-25 | 高山植物
スイスアルプス縦走で見た花 2の2


コイチヤクソウ                      レイジンソウ&タカネバラ
   

ヨツバシオガマ                       イトシャジン
 

シャジクソウ&マンテマ                   ミヤマクルマバナ
 

シコタンソウ                        アズマギク
 

リンドウ                            チョウノスケソウ
 

紅マンテマ                          タカネミミナグサ
 

ハハコヨモギ                            キンポウゲ
 

リンドウ(ゲンチアナ)                    ベニバナミネズオウ
 

クモマキンポウゲ                       ワスレナグサ
 
 
クモマユキノシタ                       ハハコヨモギ
 

エーデルワイス&タカネツメクサ&ハハコヨモギ


エピロビウムフレイスケリ                       トウダイグサ
 

アンチュリスウルネラリア                      アルペンローゼ
  


2の1

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スイスアルプス縦走 ;2の1

2010-07-24 | その他の山域
スイスアルプス縦走;2の1

2010年7月12日(月)~20日(火)
       8泊9日(機中1泊)

《往路》7月12日(月)
成田空港13:30
⇒アムステルダム18:05-20:45(乗り継ぎ)
⇒チューリヒ22:10(専用車)
⇒グリンデルワルト深夜着(ホテル泊)

《復路》
7月19日(月)
チェルマット早朝(列車&専用車)
⇒ジュネーブ空港12:25
⇒アムステルダム14:05-17:40(乗り継ぎ)(機中泊)
7月20日(火)
⇒成田空港11:40着

《日程》
7月12日(月)東京⇒移動のみ⇒スイス・グリンデルワルト(泊)
7月13日(火)グリンデルワルト⇒ミューレン~周辺ハイキング
       ~ミューレン(泊)
7月14日(水)ミューレン~6時間トレッキング
       ~グリースアルプ:ロッジ・ベルグハウス(泊)
7月15日(木)グリースアルプ~5時間30分トレッキング
       ~ブリュームリスアルプ(泊)
7月16日(金)ブリュームリスアルプ~3時間30分トレッキング
      ~エッシネン湖⇒(リフト)⇒カンデンシュテーク
      ⇒(ロープウエイ&バス)⇒スンビュール
      ~1時間トレッキング~シュバーレンバッハ(泊)
7月17日(土)シュバーレンバッハ~1時間30分トレッキング
      ~ゲンミ峠⇒ロープウエイ⇒ロイカーバート(温泉入湯)
      ⇒(専用車&列車)⇒ツェルマット(泊)
7月18日(日)ツェルマット⇒(地下ケーブル&ロープウエイ)
      ⇒ウンターロートホルン~4時間トレッキング
      ~オーバーロートホルン山頂~往路を戻る
      ~ツェルマット(泊)
7月19日(月)ツェルマット⇒(移動のみ)ジュネーブ⇒
       ⇒アムステルダム(機中泊)
7月20日(火)⇒成田空港帰着

《宿》
7月12日(月)グリンデルワルト:レジデンスホテル
7月13日(火)ミューレン:ベルビューホテル
7月14日(水)グリースアルプ:ロッジ・ベルグハウス
7月15日(木)ブリュームリスアルプ:ブリュームリスアルプ小屋
7月16日(金)ゲンミパス:シュバーレンバッハ小屋
7月17日(土)ツェルマット:ゾンネホテル
7月18日(日)同上(連泊)
7月19日(月)機中泊

《費用》
A社ツアー代  ¥458000
燃油サーチャージ ¥22400

《歩程》
7月13日(火) 
グリンデルワルト⇒
ミューレン~周辺ハイキング(行動時間1時間28分・2.01㌔)
       ~ミューレン(泊)

~~~~~~~
グリンデルワルトのホテルに、昨夜到着、
朝、カーテンを開けると、ベッターホルンの大岸壁がそびえる。
スイスの山岳風景は雄大の一言に尽きる。
眼前に聳え、見る者を圧倒させる。
空気が澄んでいるから、遠望も思いのままだ。


氷河が手に届きそうな至近距離にある。


グリンデルワルドの宿


グリンデルワルド駅から電車に乗り込む


次はユングフラウ行きのゴンドラに乗り継ぐ。


ミューレンの宿にスーツケースを運び込み、
すぐさま、フラワートレッキングに出発だ。

近くのスーパーCOOPでまず昼の食料と飲み物を仕入れる。
ケーブルカーが山頂まで我々を運んでくれる。


アイガー・メンヒ・ユングフラウヨッホを眺めめながら、草むら
に座り込み、歩く前に腹ごしらえをする。
蚊・ダニなどの虫はなぜかスイスにはいないそうだ。

左からアイガー・メンヒ・ユングフラウヨッホ


左にアイガー西壁、右にメンヒ


フラワートレッキングコース


視力の良い人がアイガーのトンネルを通り抜ける氷河急行をとらえる。
双眼鏡でのぞくと、上り・下りがアイガー駅ですれ違う。
パンをかじりながら、その様子を見物する。

エーデルワイスなど高山植物を植栽してあり、日本人向けにカタカナの標記もそえてある。

牧草地の中を下る。乳牛や豚を放し飼いしている。

村の人がアルプホルンを奏でている。
子供たちが大きなトランポリンで興じている。

夕食後、ラズベリーケーキ1個を3人で分けわけする。

夕焼けのアイガー・メンヒ・ユングフラウヨッホもここのビューポイントだ。

アイガーが夕陽に染まる


ユングフラウヨッホも夕焼けに映える


アイガー・メンヒが染まる
遅くまで明るい。

~~~~~~~

7月14日(水)
ミューレン~トレッキング(行動時間9時間01分 6.6㌔)
       ~グリースアルプ:ロッジ・ベルグハウス(泊)


映画「007」のロケに使った小屋が山頂に建っている。
レストランに転用、営業しているそうだ。


放牧の牛がのんびり草を食む


アイガー・メンヒ・ユングフラウヨッホに雲が沸き立つ


ゼフネンフルーゲ峠からアイガーを望む


黄色の絨毯、お花畑


ゼフネンフルーゲ峠から宿まで標高差1200mを下る

 
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スイスアルプス縦走で見た花

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