登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

鹿児島・屋久島:宮ノ浦岳~永田岳

2007-04-30 | その他の山域
2005年4月12日(火)~15日(金)

《往路》4月12日(火)JR品川6:06 ⇒ 名古屋7:55(バス) ⇒ 中部空港9:50  ⇒ 鹿児島空港11:40(バス) ⇒ 金生町12:40(タクシー) ⇒ 鹿児島北埠頭13:10(ジェットフォイル) ⇒ 宮ノ浦港15:45(タクシー) ⇒ 安房・民宿志保16:15(泊)

《歩行》4月13日(水)  安房・民宿志保05:20(タクシー) ⇒ 淀川登山口6:08~ 淀川小屋6:45~宮ノ浦岳10:00~焼野三叉路10:40~永田岳11:40~鹿ノ沢小屋12:40(泊)=行動時間6時間32分

《歩行》4月14日(木)  鹿ノ沢小屋4:45~【永田歩道】永田歩道終点11:45~バス停・永田12:45=行動時間8時間00分 ーバス14:40発 ⇒ 安房15:40・・民宿志保(泊)

《帰路》4月15日(金)民宿志保9:00 ⇒ 果樹園見学 ⇒ 昼食 ⇒ 安房港13:10 ⇒鹿児島港16:00  ⇒鹿児島市役所前16:10  ⇒鹿児島空港17:35  ⇒中部空港18:45  ⇒JR名古屋20:13  ⇒品川22:05 


 4月13日(水)
宮ノ浦岳・永田岳 両方とも山頂は氷雨・強風・ガスで留まれない。
ようようの思いで鹿ノ沢小屋に至る。
皮肉にも、小屋に着いたらお天道様が出てくる。
鹿ノ沢小屋は石造のため、寒い。
炉で焚き火をする。
リーダー流儀焚き火は炭焼きで培った通りにやる。
したがって人間も燻される。
煙たくて、とても焚き火にあたってなどいられない。
夜中も寒いし、鼠が出没するしで眠れない。
満天の星空を3回、見に出る。


 4月14日(木)
小屋から永田岳へ再度登り、日の出を見る計画であるから、早朝3時に起床する。用意万端、出発する段になって、ガスが出る。
日の出・展望を断念する。
永田歩道ルートはテープたよりに歩く。
山から山を次々に渡り歩くという風で、ルートファインディングなどあったものでない。
広大な原生林に圧倒される。
屋久杉・ヒメシャラ・シャクナゲ・ヤマグルマ・アセビ・ネジキなど等。
サクラツツジの花を見る。


 4月15日(金)
民宿の主が栽培しているパッションフルーツ園を見学させてもらう。
温室内はマンゴーの花がちょうど満開である。


【ウロの中にヒコバエ】


【花ノ江河】


【宮ノ浦岳】


【永田岳】


【鹿ノ沢小屋】


【徒渉】

 
【雪渓】


【屋久杉】


【七本杉】


【原生林】


【屋久鹿】


【苔生す】


【永田歩道終点】


【サクラツツジ】


【マンゴーの花が満開】 果樹園


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北アルプス:雪山 【唐松岳】 (敗退)

2007-04-28 | 北アルプス
2005年3月30日(水)~31日(木)

《往路》3月30日(水) JR新宿19:00 ⇒ 松本21:37・・ ⇒ 道の駅“白馬”(泊)

《歩行》3月31日(木)  道の駅“白馬”・・ ⇒ 八方尾根スキー場“ゴンドラアダム”8:00 ⇒ リフト終点(標高1850m)8:50~丸山ケルン(標高2400m)11:30~【撤退】八方池山荘リフト乗り場13:30=行動時間4時間40分

《岐阜:大日ヶ岳・登山口へ移動》3月31日(木) 八方尾根スキー場・・ ⇒ 高速道路“ひるがの高原SA”22:00(泊)



ホワイトアウトで足元の段差が分らない。
風雪、激しくなる。リュックカバーを飛ばしてしまう 
視界不良、頂上方向は一切見えない。

先行していた単独行スキーヤーは途中で脱落、私達だけになる。
丸山ケルンに到達。
現在地が分かったところで、リーダーは撤退を決める。

【丸山ケルン】

下山の途中で、一度ルートを大きく外す。
まさに五里霧中の行軍である。

第3ケルンが見えた時は、小躍りする。
リフト乗り場へ無事生還 

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山梨: 大菩薩峠~【丹波大菩薩道】 丹波村

2007-04-27 | 山梨の山
2007年4月26日(木) 

《往路》JR高尾6:14 ⇒ 塩山 7:23ー 7:28 (山梨貸切自動車・100円バスだよん) ⇒ 大菩薩登山口 7:55

《歩行》 大菩薩登山口7:55~上日川峠9:40~大菩薩峠10:53~フルコンパ11:30~ノーメダワ12:20~追分13:14~藤ダワ14:16~バス停・丹波役場前15:13=行動時間7時間18分

《帰路》 丹波役場前15:48(西東京バス) ⇒ JR奥多摩16:45



雪が残っているかな?
という心配があり、私的には安全圏である大菩薩峠に向かう。
予想通り、平日でも大勢のハイカーが歩いている。

大菩薩嶺のピークは踏まずに、丹波村へ向かう。
大菩薩峠からはズンズン下るだけなので楽である。

丹波から登ってきた単独行男性は3日間テント泊するそうだ。
ゴールデンウィークだもんね。

藤ダワから先は新しい林道ができていた。
越ダワはどこかわからずじまいで丹波役場前へ無事到着する。

【大菩薩峠】


【サカリ山は巻き道を通る】


【ブナの大木が続く】


【藤ダワ】 ここから越ダワをへて下山する


【トウゴクサバノオ】


【チャルメルソウ】


【ハシリドコロ】


【エイザンスミレ】


【キジムシロ】


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長野: 雪山 【御嶽山 & 恵那山】

2007-04-26 | 長野
2005年2月26日(土)~28日(月)

《往路》 2月26日(土) JR新宿19:00 ⇒ 塩尻21:32 ⇒  木曽福島22:13・・  ⇒ 道の駅“寝覚めの床”(泊)

御嶽山 《歩行》 2月27日(日)  道の駅“寝覚めの床”・・  ⇒ 御嶽スキー場 ゴンドラ終点“田ノ原”標高2257m・ 9:15~御嶽山13:00~ゴンドラ乗り場15:00=行動時間5時間45分・・  ⇒ 昼神温泉・民宿(泊)

恵那山 《歩行》 2月28日(月)  民宿5:15・・  ⇒ 峰越林道 5:50・・“雪道脱出”-6:50~広河原登山口7:50~恵那山11:50~広河原登山口14:00~峰越林道15:00=行動時間8時間10分

《帰路》 2月28日(月) 林道15:00・・ “入浴・夕食”  ⇒ JR多治見18:44 ⇒ 名古屋19:15 ⇒ 品川22:02





2月27日(日) 御嶽山 
アイゼンが小気味よく、バシバシと雪に食い込む。
太陽は燦燦とかがやいているが、標高3,000mだけに冷え込み厳しく、指先が凍る。

ケルンから急登する。富士登山と同じく一歩一歩がきつい。
先行2人も休み休み登っている。

山頂からは大展望が欲しいまま。

【御嶽山を見上げる】 田ノ原から


【御嶽山頂上】


【手前が中央アルプス、二列目が南アルプス、後ろに富士山】 御嶽山から


2月27日(日) 恵那山 
踏み跡がしっかり付いている。

ジグザグ登る夏道と違い、藪が隠れているこの時期は急坂を直登する。
アイゼンを着けているせいもあり、体力を要する。
下りは、ラクラク、夏より早いくらい。

【恵那山】


【左から仙丈・北・間・農鳥・塩見】 恵那山から


【恵那山を振り返る】 せっぴの横を延々と直登する


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群馬:尾瀬 【笠ヶ岳】

2007-04-25 | 群馬
2005年7月9日(土)~10日(日)

《往路》 7月9日(土) 新宿22:40(夜行バス) ⇒ 鳩待峠 5:15

《歩行》 鳩待峠 5:30~オヤマ沢田代7:00~笠ヶ岳8:45~オヤマ沢田代10:40~小至仏山11:10~オヤマ沢田代11:40~鳩待峠12:50=行動時間7時間20分

《帰路》 鳩待峠14:20(高速バス)  ⇒ 新宿19:00



鳩待峠まで夜行バスを利用する。
予報が雨なのでキャンセルしたのか、バス車中は空いている。
横になって少しは眠る。

笠ヶ岳が、こんなに花が多いとは知らなかった。
驚くほど多種咲いている。
至仏山を踏むのはあきらめて、花をゆっくり楽しむ。
戻りに、小至仏山だけ立ち寄る。
至仏山方面は、笠ヶ岳とは別格の超人気。
すれ違いでは、譲り合いの待ち時間をとられる。

雪解けで登山道はドロンコ。
鳩待山荘でスパッツ・靴を洗い、ささっと入浴する。

【笠ヶ岳の山容】 オヤマ沢田代から


【谷川連峰を遠望する】 オヤマ沢田代から


【小至仏山がもうすぐ】


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岐阜:三方崩山 & 福井:平家岳 で見た花

2007-04-23 | 高山植物
2005年6月19日(日)~20日(月)

岐阜:三方崩山 & 福井:平家岳 で写す

【オオシラビソ】


【イワカガミ】


【オオカメノキ】


【アセビ】


【アカモノ】


【ハクサンチドリ】


【ウラジロヨウラク】


【コバイケイソウ】


【ナナカマド】


【サラサドウダン】


【ニッコウキスゲ】


【ツクバネウツギ】


【ノギラン】


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岐阜:三方崩山  &  福井:平家岳

2007-04-23 | 北陸・東海
2005年6月18日(土)~20日(月)

《往路》 6月18日(土) JR品川 18:14 ⇒ 名古屋 20:09 ⇒ 多治見 20:49・・ ⇒ 三方崩山登山口・平瀬(泊)

三方崩山 《歩行》  6月19日(日) 平瀬6:10・・ ⇒ 登山口6:25~三方崩山9:45~【往路を戻る】登山口12:30=行動時間6時間05分・・ ⇒ 平家岳登山口・面谷(泊)

平家岳 《歩行》   6月20日(月) 面谷5:50~登山口6:00~平家岳8:40~【往路を戻る】登山口10:40=行動時間4時間50分

《帰路》 6月20日(月) 面谷11:00・・ ⇒ JR多治見 16:18 ⇒ 名古屋  17:13⇒ 品川 19:07

三方崩山
6月19日(日) 
ブナ純林帯を歩くと、なぜか涼しい。

トラロープのある急坂が続き、汗はたーんとかく。
ガレ場のヤセ尾根では緊張して冷や汗も・・

かすんで山頂の展望は得られない。
居合わせた若者に猿ヶ馬場山を教えてもらう。

ツマトリソウ・イワカガミ・アカヤシオ・サラサドウダンツツジ・マイヅルソウ・アカモノ・ハクサンチドリ・ウラジロヨウラク・コバイケイソウ・ナナカマドなど花が多種。



【三方崩山】


【三方崩山の山容】


【三方崩山を振り返る】


平家岳
6月20日(月) 
コナラが目立つ樹林帯を登る。
ブナ林は例によって涼しい。

平家岳頂上は360度大展望のはずだが、かすんで全く見えない。

ニッコウキスゲ・フデリンドウ・ササユリ・ノギランの花を見る。

昨日の平家岳はハイカーであふれ、駐車する場所がないほどだった。
今日は静寂そのもの。



【平家岳】


【平家岳の山容】


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岩手:八幡平

2007-04-23 | 東北
2005年10月7日(金)~9日(日)

《往路》 10月7日(金) JR東京6:56 ⇒ 盛岡9:22ー9:47 (路線バス) ⇒ 八幡平11:37

《歩行》 10月7日(金) バス停・八幡平12:00~八幡平山頂12:30~源太森分岐~がま沼分岐~見返峠~バス停・八幡平14:40=行動時間2時間40分・・ 14:45(路線バス) ⇒ 志張温泉15:26(泊)

《観光》 10月8日(土) 志張温泉13:17  ⇒ 玉川温泉13:46~【露天風呂・岩盤浴見物】~焼山分岐で折り返す~玉川温泉14:45 ⇒ 志張温泉15:15(泊)

《帰路》 10月9日(日) 志張温泉8:32  ⇒ JR鹿角花輪9:13-9:32 ⇒盛岡11:26-11:39 ⇒東京14:08



10月7日(金) 八幡平ハイキング
記念のハイキングに仲間も参加してくれる。
ガマ沼展望台にツキノワ熊出現!
ハイキング中の20名ほどは勿論、くだんの熊も驚きあわてて逃げ去る。
3mの至近距離で熊を初めて目撃する。
逃げるのが精一杯で、カメラを向ける余裕がない。

岩手山には雲がかかり裾野しか見えない。秋田駒ヶ岳を遠くに望む。
高層湿原には夏のドライフラワーが残っている。


【40年がかりで達成】


【ガマ沼】 この後、熊に遭遇。後ろは岩手山


【八幡沼】


【地塘】


【モッコ岳を望む】


10月8日(土)
今日は玉川温泉~後生掛温泉までハイキングする予定だったが
雨にめげて、玉川温泉見物にとどめる。
岩盤浴・北投石・湯の川・湯治客で賑わう温泉を見て周る。

帰りはシャトルバスに乗り遅れたが、別の車でバス停まで送ってくれた。
従業員の皆さんは、湯治客に親切である。


【玉川温泉・雨にもめげず、岩盤浴をする人が大勢いる】


【至る所、噴煙が立ち上る】


【散策コースを1周する】


【北投石】


【熱い源泉で湯の花を作る】


10月9日(日)
帰る前に1.5キロ歩いて志張温泉元湯へ浸かる。
こじんまりした浴場、総桧張り浴槽。
飲用も可能、飲みやすい。胃腸に良いという。
湯治客が次々に入浴に訪れ、賑わっている。
玉川温泉で3週間も岩盤浴したあと、更にこの温泉へ寄り道した人と世間話する。
岩盤浴は1回40分が目安だとか。
一見したところ、どこも悪くなさそうである。
にこにこ顔なのは、湯治効果であろう。

盛岡まで2時間乗車したJR花輪線は山岳列車である。
車窓の両側に森が広がる。
車窓から八幡平・岩手山・姫神山を眺める。


【志張温泉元湯への途中にある祠】


【いがぐり・ブナの実が落ちている】


【ウラジロナナカマド】


【ナギナタコウジュ】


【ハバヤマボクチ】


【?】


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埼玉:奥多摩【酉谷山~三ツドッケ】

2007-04-22 | 埼玉
2005年6月12日(日) 

《往路》 東武・池袋6:00 ⇒ 小川町7:18 ⇒ 寄居7:34-7:45(秩父鉄道)⇒ 三峰口8:44
(タクシー) ⇒ 大血川渓流観光釣場先・東谷林道ゲート9:00


《歩行》 東谷林道ゲート9:00~林道終点9:40ー“道間違いロスタイム”ー11:00~小黒13:06~酉谷山13:33~三ツドッケ15:26~一杯水避難小屋15:50~バス停・東日原17:00=行動時間8時間 

《帰路》 バス停・東日原17:22(西東京バス) ⇒ JR奥多摩17:45-18:05(青梅行き)



のっけから酉谷山取り付きを間違う。演習林に入り込み、1時間20分悪戦苦闘する 
元に戻り、よく見ると5メートルほど先にケルンを積んであり、そこが登山口だった。

コースは踏み跡しっかりある。
迷い込みそうな“誰の事  ”作業道には枯れ木で通せんぼしてある。

小黒山の直下でガサゴソ、スワ! 熊か!
鈴を打ち鳴らす。
「熊さん、あっち行ってネ」と念仏を唱える。
所沢のハイカーがピストンして下山してきたのだった。
その人いわく、「登る時近くで熊を見た。ストックでブナの幹をたたいて威嚇したら、林の中へ消えた」
その後はコワゴワだという。

酉谷山で会った若者は、「今日のタワ尾根で奥多摩すべての尾根を走破した」
さらに、私が登ってきたコースの状況・アクセスを尋ねる。

アカヤシオ・シャクナゲ・ゴヨウツツジ・ヤマツツジの競演、
落花も盛ん、ビッシリ散り敷いた花の絨毯が見事である。

【ツツジの絨毯】


【酉谷山】


【ゴヨウツツジ】


【ツートンカラーの落花】


【三ツドッケ】



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