登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

長野・釜無山

2018-06-08 | 長野
長野・釜無山(2116.5m)

2018年6月7日(木)

久し振りに高山植物を堪能した。
スキー場までワゴン車に乗って行けたので
楽々・登山だ。
メインの釜無山は、ほかに登山者なし。
新緑のブナ林に癒される。
スズランで有名な入笠山の麓は、打って変わった
賑わいぶり。
湿原では、クマガイソウ・ホテイアツモリソウなど、
珍しい花をみることが出来た。

【往路】(車)新宿7:00~釜無山登山口9:40

【帰路】(車)スキー場麓~高尾駅

【歩程】7.6キロ 
    4時間14分(釜無山往復 3時間)
         (スキー場麓の湿原 1時間14分)
本日の全行程


釜無山往復 


スキー場の湿原


 釜無山登山口

一面に広がる笹原とブナ林

釜無山頂上

クガイソウ

ブナ林

黒河内国有林

スズラン自生地マップ

八ケ岳連峰


ホテイアツモリ

クマガイソウ



ユキザサ
説明

スズラン

湿原(スキー場)

コナシ(奥の白い群落)

ベニサラサドウダン





長野:宝剣岳~木曽駒ケ岳~将棋頭山~権現づるね尾根

2016-08-20 | 長野
長野:宝剣岳~木曽駒ケ岳~将棋頭山~権現づるね尾根

2016年8月8日(月)~8月10日(水)



8月8日(月)
東京から登山口の駒ケ根へ、最終日・下山口の伊那から東京へ、どちらも高速バスが
便利で安価に利用できる。

一日目、ロープウエーに乗って、一気に標高2612mの千畳敷へ至る。
千畳敷から今宵の宿「宝剣山荘」へは2時間弱、登って到着した。

夕陽が沈むまで、小屋の外で広大な景色を堪能する。
夕食が始まるのを今や遅しとストーブを囲んで待つ。
良い匂いが漂っていたのは、豚カツを揚げていたのだ。
下界の料理店と比べてなんら遜色ないお味とボリュウム、美味しく頂く。

8月9日(火)
二日目。小屋にリュックをデポして、朝一番に宝剣岳へ空身で登る。
今回、宝剣岳の岩場をクリアーするため、私なりに1kg減量して臨んだ甲斐あって(?)
頂上で万歳できた。ヤッホー!

木曽駒ケ岳へはルートが四通八達している。

木曽小屋の前で、木曽福島へ抜けるルート表示を見つける。
これは若かりし頃登った「麦草岳」を経るルートに違いない。
麦草岳

今日は、将棋頭山に位置する西駒山荘がゴールだ。
途中にある「濃ケ池」へ寄り道する。
条件が良ければ「濃ケ池」水面に「逆さ宝剣岳」が映るという。

将棋頭山は新田次郎著、「聖職の碑」で有名な山である。
学校登山中、嵐にあい大量遭難した実話がベースになっている。
その時の教訓から、石室つくりの避難小屋が建てられた。
西駒山荘に、頑丈な石室が残っている。
山荘周辺には、コマクサが、今を盛りと咲き誇り、客を歓迎する。
「西駒山荘」の食事は心がこもっている。夕食に供されたカレーは手作り感あふれる。
小屋の若大将は、シーズンオフになると造り酒屋の杜氏に変身するそうな。

8月10日(水)
将棋頭山からの下山はウエストンが 通ったという「権現づるね」コースをとる。
「桂小場」コースと比べて所要時間が2倍かかる。
長丁場だったが、充実した尾根歩きで有終の美を締めくくった。


*****
(往路)
8月8日(月)
新宿7:35(高速バス)~駒ケ根(バス)~しらび平(ロープウエー)~千畳敷駅13:20

(帰路)
8月10日(水)
伊那スキー場12:30(タクシー)~伊那(高速バス)13:25~新宿18:00

(歩行)
8月8日(月)
千畳敷駅14:00~宝剣山荘15:45

行動時間1時間45分 1.2キロ


8月9日(火)
宝剣山荘6:30~宝剣岳7:00~宝剣山荘へ戻る7:38~木曽駒ケ岳9:02
~濃ケ池11:10(昼食)-11:40~聖職の碑12:45~西駒山荘13:48

行動時間 7時間18分 7.3キロ


8月10日(水)
西駒山荘6:10~八丁立(2467.6m)7:35~辻山(2096m)8:49~権現山(1749.3m)10:37
~土俵跡11:45 ~伊那スキーリゾート12:11

行動時間 6時間01分 9.8キロ

*****
8月8日(月)はれ

ロープウエー終点・千畳敷にある信州駒ケ岳神社

トウヒレン

ヤハズハハコ

オトギリソウ

タカネトリカブト

千畳敷から乗越浄土へ向け登り開始

乗越浄土に到着

宝剣岳が見える
良ーく見ると濃ケ池が分かる

トウヤクリンドウ

宝剣山荘が今宵の宿

メイゲツソウ

*****
8月9日(火)はれ

宝剣岳・ライオン岩

宝剣岳登頂オメデトウ!

宝剣岳からパノラマ・木曽駒・将棋頭山
を見る

宝剣岳から伊那前岳を見る



宝剣岳の岩場に咲く高山植物

宝剣岳から千畳敷ロープウエー乗り場を見る

宝剣岳から遥かなる遠望、八ケ岳~南アルプス

ライオン岩よ、さらば!

木曽駒ケ岳神社

木曽中岳山頂

*****
8月10日(水)はれ

西駒山荘から日の出を仰ぐ

朝日に輝く宝剣岳

トウヤクリンドウ

権現づるね尾根はシラビソ原生林が延々と続く

イチヤクソウ

マイヅルソウの実

権現づるね五合目

ミヤマチドリ

板沢の頭

ソバナ

カシワバハグマ

*****
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長野:上高地~徳本峠~蝶ケ岳~長塀尾根

2016-08-16 | 長野
長野:上高地~徳本峠~蝶ケ岳~長塀尾根

2016年8月3日(水)~8月5日(金)

上高地を起点とし、北アルプスの山小屋に2泊してグルット周回する。
我ら高年者の足に合わせて、ガイドさんはゆっくり
高度を上げてくれる。
花々と憧れの山景色をたっぷり堪能する。

中でも大滝山南峰のお花畑は、今や最盛期を迎えていた。
急斜面のガレ場に位置し、この日は強風が吹きすさぶ。
しかも崖状の急な登りであるから、安全を最優先する。
チラチラ花々に目をやり、通過するのが精一杯である。
写真を取りたいとは、言い出せる状況にない。
未だに心残りだ。

初日の宿・徳本峠小屋は改築され、使い勝手が良いよう考慮してある。
手作りの食事も美味しく、山菜の天婦羅は絶品だった。

蝶ケ岳ヒュッテで夜中に見た星空は、手が届きそうに近い。
星の一つ一つが大きく瞬く。天の川が帯状に延びる。
浅学につき、星座を何一つ特定できない。
日の出とともに、槍・穂高・常念岳がクッキリ屹立する。
 
上高地への下山路は長塀尾根をとる。
8年前の長塀尾根

樹林帯の中を歩くので、涼しい。
徳沢近くまで降りてくると、シャトルバスから、吐き出された若者
が重いリュックを背負い、続々登ってくる。

梓川沿いの道は山ガールが闊歩している。フアッショナブルな身支度がまぶしいほどだ。
ウエストンが宿泊したという明神館で、岩魚の塩焼き・お汁粉を食す。


(往路)8月3日(水)
新宿(JR)7:00~松本(マイカー)9:39~上高地11:00

(帰路)8月5日(金)
上高地(マイカー)15:00~松本(JR)16:58~新宿19:30

(費用)
交通費(JR+ガイドさんのマイカーガソリン代) ¥9500
山小屋(2泊)     ¥19000
ガイド料(1人あたり) ¥10000
入浴料(中の湯温泉)  ¥700

(歩程)

8月3日(水)
上高地11:55~白沢出合13:15~徳本峠小屋15:40(泊)

行動時間 3時間45分 8.5キロ 

*****

8月4日(木)
徳本峠小屋6:25~大滝槍見台9:28~大滝山山荘13;40
~蝶ケ岳ヒュッテ15:42(泊)

行動時間 9時間17分 15.4キロ
 
*****

8月5日(金)
蝶ケ岳ヒュッテ6:52~長塀山7:27~徳沢10:50
~明神館12:00(昼食)-13:00~上高地13:51

行動時間 6時間59分 8.8キロ
 

*****

*****
8月3日

上高地の木陰で昼食


河童橋


明神池にある穂高奥宮


徳本峠分岐


霞沢岳分岐


今宵の宿・徳本峠小屋


ホタルサイコ

トリカブト

ジャコウソウ

キオン

タマガワホトトギス

カニコウモリ

クロクモソウ

コバノイチヤクソウ

コキンレイカ

キソチドリ

テングノコヅチ

*****
8月4日

徳本峠から朝日に輝く山並みを眺める
西穂高岳・奥穂高岳・前穂高岳・明神岳・常念岳


徳本峠からいざ出発

  
旧徳本峠小屋も健在


大滝槍見台(この上から槍ガ岳が見えるらしい)


シラビソの原生林が延々と続く


大滝山南峰


大滝山荘前で休憩


大滝山頂上


蝶ケ岳ヒュッテ到着

ゴゼンタチバナ



エゾシオガマ

オヤマリンドウ

トウヤクリンドウ

アオモリトドマツ(別名:オオシラビソ)

イブキトラノオの大群生

トモエシオガマ

イブキトラノオ・クルマユリ

オトギリソウ・ハナニガナ

ホツツジ

*****

8月5日

蝶ケ岳ヒュッテからご来光を仰ぐ

槍ケ岳・大キレット

前穂・奥穂・涸沢・北穂・大キレット・南岳・中岳


大キレット・蝶ケ岳ヒュッテ・槍ケ岳

焼岳・西穂・奥穂・北穂

大キレット・南岳・槍ケ岳

長塀山頂上

長塀尾根に4カ所ある池の一つ

徳沢登山口に降り立つ、ごくろうさま

シャジン?

ミヤマカラマツ

イチヤクソウ

シャクジョウソウ

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長野:富士見台高原

2016-07-29 | 長野
長野:富士見台高原

2016年7月25日(月)


はるばる遠くまで足を伸ばしたのは、ササユリを訪ねて
行ったのである。
ササユリは残念ながら、咲き終わっていた。
富士山・八ケ岳・北アルプス・南アルプス・中央アルプス
も雲に閉ざされて見えない。

色々な花も見られ、雨に降られずに済んだので、良しとしよう。


(往路)
新宿(ワゴン車)7:00~万岳荘11:50

(帰路)
万岳荘(ワゴン車)15:30~八王子駅

(費用)
¥5800(車代)

(歩程)
万岳荘12:50~富士見台14:21~万岳荘15:09

行動時間 2時間19分 3.1キロ
地形図2.5万:伊那・駒場



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ヒカゲノカズラ

キソチドリ

富士見台高原・山頂

ノリウツギ

ノギラン 

ヤマブキショウマ

ホソバノヤマハハコ

ヨツバヒヨドリ

ノリウツギ

ササユリ花後
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長野:篠ノ井廃線跡ウオーキング

2015-11-09 | 長野
長野:篠ノ井廃線跡ウオーキング

2015年10月29日(木)



 ケヤキの森3万本の黄葉が楽しみだ。
元々は地盤を補強する目的で植樹したという。

難工事の末、開通した旧篠ノ井線は86年間、
人と荷物を運んだそうだ。
総煉瓦作りのトンネル、信号灯、標識などが当時の姿
をとどめている。

東平の展望休憩所からは蝶ケ岳・常念岳・大天井岳など
の大展望が得られる。


(往路)
新宿(貸切ワゴン)7.00⇒第2白坂トンネル入口11:30

(帰路)
明科(貸切ワゴン)15:00⇒JR八王子⇒立川⇒分倍河原(京王)
⇒明大前⇒渋谷

(費用)
¥6000(貸切ワゴン)

(歩程)
第2白坂トンネル入口11:45~東平・展望休憩所13:00(昼食)-13:40
~潮神明宮14:30

行動時間 2時間45分  6.1キロ



*****

第2白坂トンネル入口・マップ

旧線路側壁
拡大(丁寧な石積)

「塩尻から33キロ」を表す

普寛(烏帽子)・覚明の石像
木曽御嶽表参道・裏参道を開く

漆久保トンネル

トンネルを出ると見事な景色

小沢川橋梁

けやきの森

旧篠ノ井線の信号灯

ケヤキの紅葉

マップ

旧線路・遺物

東平・展望休憩所からの山岳展望
大滝山・蝶ケ岳・常念岳・横通岳・大天井岳・燕岳・有明山

三五山トンネル

「塩尻から30キロ」を表す


山岳展望・燕岳

有明山

潮神明宮本殿

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長野:入笠山

2015-08-13 | 長野
長野:入笠山

2015年8月6日(木)



標高1432mの沢入登山口から歩き始める。
早や、高原の冷気に包み込まれる。
イヌトウバナ・イケマ・ハナイカリ・ヒヨドリバナ・クガイソウ等々、
花名をメモするのが追い付かない。

入笠湿原では、咲き乱れる花々に圧倒される。
花は多種にわたり、あちらこちらに咲き乱れる。

他の山では、すれ違うことも少ない親子連れ・小学生団体が
大勢、お弁当を食べている。

入笠山へ登る駄賃に大沢山1859.6mの三角点を探索する。
スキーゲレンデのピークにあるはずの三角点が探し出せない。

マナスル山荘の鹿柵を越え、御所平峠からは一投足で入笠山山頂
だった。
360度の展望が得られる。
冬季ほどの遠望は望むべくもない。

大阿原湿原に立ち寄る。だだっぴろい湿原を一周する。
入笠湿原よりも標高は70m高い高層湿原である。
花が全く見られないのは、人間でいうなら老境に差し掛かった
湿原だからなのか? 


(往路)
東急・渋谷5:38
⇒溝ノ口 5:56-6:03(JR)
⇒立川6:39-6:46 
⇒甲府8:42-8:53 
⇒富士見9:51-10:00(タクシー)
⇒沢入登山口10:15

(帰路)
大阿原湿原15:10(タクシー)
⇒JR・富士見15:30-15:36 
⇒甲府16:22-16:46 
⇒立川18:59-19:08
⇒溝ノ口19:42-19:47(東急)
⇒渋谷20:01

(歩程)
沢入登山口10:30~入笠湿原11:50(昼食)-12:20
大沢山13:10~御所平峠13:40~入笠山14:07
~大阿原湿原14:40-14:59

行動時間 4時間29分 8.7キロ



*****
 
イヌトウバナ

イケマ

ハナイカリ

ツリガネニンジン

ヒヨドリバナ

クガイソウ

コバギボウシ

ニガナ

オオバセンキュウ

ウツボグサ

カワラナデシコ

カワラマツバ

ワレモコウ

ノハラアザミ

イヌゴマ

サワギキョウ

ノコギリソウ

ノハナショウブ

クサレダマ

チダケサシ

サワギク

イブキジャコウソウ

入笠山を見上げる

カワラナデシコ

入笠山頂上



大阿原湿原

トンボソウ

*****
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長野:高登谷山北西尾根

2015-05-11 | 長野
長野:高登谷山北西尾根

2015年5月8日(金) 



蕨市の保養所がある別荘地から歩き始める。
まずは、高登谷山南峰を目指す。

麓の人達が歩くのか、標識はこれでもかというほど完備
している。
北国に遅い春がめぐってきたらしく、ヤマザクラ・ミツバツツジが
満開である。
カラマツが芽吹き、まさに「目に青葉、ヤマホトトギス・・・」そのものだ。

八ツ岳主峰・赤岳、御座山、瑞牆山が近くに聳える。
まわりの山並みを楽しみながら歩くと、高登谷山本峰へ達する。

昼食後、いよいよ、ルートフアインデイングへ出発だ。
それまであった有刺鉄線沿いを外れる。
目標のピークをめざして、慎重に尾根を選ぶ。

場数を踏んだ経験豊かなリーダーに従い、下山口のレタス畑近くへ達する。
イノシシ避け金網が延々と張り巡らされた地点で右往左往するも、
最終的には強行突破せざるをえない。

ベニバナイチヤクソウ群生地を経て、バスが待つ林道にゴールイン。


(往路)
JR大月7:30(バス)
⇒高登谷高原別荘地9:20

(帰路)
川上村営温泉14:15(入浴)
⇒川上村15:15(バス)
⇒JR大月17:00

(費用)
¥3400(バス)

(歩程)
中沢新道登山口9:38~高登谷山南峰10:52~高登谷山11:15(昼食)-11:45
~P1700m圏12:25~P1551.9m12:46~P1462m圏13:15~林道1263m分岐地点14:05

行動時間 4時間27分 4.9キロ

地形図2.5万:御所平



******

八ツ岳主峰・赤岳

登山口別荘地を見下ろす

高登谷山南峰

瑞牆山・小川山

高登谷山

八ツ岳

カラマツ新緑

P1462m四等三角点

鹿避け金網

ベニバナイチヤクソウ

八ツ岳

男山

*****
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長野:車山高原スノーシュー

2015-02-02 | 長野
長野:車山高原スノーシュー


2015年1月26日(月)~27日(火)





恥ずかしながら、日本百名山・霧ヶ峰の最高峰が車山
であることを今回、知る。
はたまた、霧ヶ峰の直近・真東に同じく百名山・蓼科山が位置
するという事をも・・。

雪上歩行は、出来るだけ雪に潜らない事を優先し、スキーゲレンデ
のすぐ脇を登り降りする。

スノートレッキングを満喫し、山岳展望は思うが儘、
夕食には美味しいビフテキが供され、大満足の旅だった。


(往路)1月26日(月)
東急・渋谷5:38(¥240)
⇒溝口5:56-6:08(JR¥3350) 
⇒立川6:43-6:46 
⇒甲府8:38-8:53 
⇒茅野10:12(送迎) 
⇒車山高原・ホテル11:00 

(帰路)1月27日(火)
車山高原・ホテル12:50(送迎)
⇒茅野13:25-13:38(JR¥3350)
⇒新宿17:20

(費用)
¥10000(宿2食・送迎)

(行程)

1月26日(月)

車山高原・ホテル・スタート12:56
~スノートレッキング~
ホテル帰着16:13

行動時間 3時間17分 4.7キロ
******

車山スキー場からスタートする。
雪は程よく締り、潜らない。
ゲレンデのすぐ脇を通り、高みを目指す。
周囲の山は隈なく見渡せる。
遠くには四阿山、圧巻は八ケ岳連峰だ。
中でも蓼科山は眼前にドーンとそびえ立つ。

樹林のなかで、テイータイムを取る。
リーダーが甘酒を沸かしてくれる。
風がガスの炎を乱す。
身体が温まったところで、宿に戻る。

夕食はオーナー心尽くしの牛ヒレステーキに舌鼓をうつ。

*****
車山スキー場ゲレンデ入口

八ケ岳連峰


蓼科山

標識


***
1月27日(火)

車山高原・ホテル・スタート8:00
~スノートレッキング~
ホテル帰着12:31

行動時間 4時間31分 5.6キロ
*****

昨晩のうちにドカーンと降り積もった新雪を今日は存分に楽しむ。
我らが昨日付けたトレールを辿り、更に高度を稼ぐ。
富士山のシルエットを常時、眺めながら車山頂上を目指す。
入笠山が見える。

傾斜がきつくなり、新雪のラッセルに悪戦苦闘する。
車山山頂にある気象ドームが見えるところまで来たが、
そこから上は我らの力量では無理である。
やむなく山頂登頂を断念する。

お昼は、お善哉が振る舞われ、お餅を3個も欲張って食べ満腹だ。

下山を始めた途端、白いガスが四周に立ち込める。
あっと言う間もなかった。
ホワイトアウトの怖さを実体験する。
見えるのは我が足元だけである。
登った時のトレースがあったから、良かった。
30分は経過しただろうか、ガスは跡形もなく霧散した。
気象条件で、かくも一変するという貴重な体験だった。

*****
車山スキー場ゲレンデ入口

ゲレンデ

樹氷

車山山頂にある気象ドーム

降り始める

八子ケ峰

******
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長野:野反湖~志賀高原・横手山・本白根山

2014-10-12 | 長野
長野:野反湖~志賀高原、横手山・本白根山

2014年10月1日(水)夜~3日(金)



10月2日(木)野反湖へ向かう夜行バス車中では一睡も出来なかったが、人間 歩けるものだ。
野反湖から2000m級の峰々が連なる群馬・長野県境尾根を登ったり下ったり、繰り返す。
県境尾根は笹原を幅広く刈り払いしてあり、歩きやすい。
指導標は充実し、よく歩かれている。
ダケカンバが黄色に色づき、真っ赤なドウダンツツジが引き立つ。
大沼池湖畔からの林道歩きが老骨に堪えた。

10月3日(金)硯川から草津峠への登山道入口が分からず、もたつく。
草津峠から横手山までは群馬・長野県境尾根を辿る。
横手山で昼食後、岩菅山や昨日歩いた群馬・長野県境尾根を展望する。
横手山から渋峠までは林道をスタコラサッサ一投足で駆け下りる。
渋峠から白根火山ロープウエー山麓駅へ貸切バスで移動する。
白根火山ロープウエーから見る紅葉は中々素晴らしい。
本白根山では最後のコマクサ1輪がお出迎えしてくれる。
硫黄色した殺生河原の景観を目の当たりにして、御嶽山の噴火に思いを致す。



《往路》1日(水)
JR東所沢22:00(貸切バス車中泊)
⇒2日(木)野反湖5:00

《帰路》3日(金)
白根火山ロープウエー山麓駅16:40(貸切バス)
⇒東所沢20:30

《費用》
¥19000(貸切バス、宿)
¥900(白根火山ロープウエー片道)

《歩程》
10月2日(木)

野反湖5:30~三壁山6:59~高沢山7:28~カモシカ平7:49
~大高山8:59~オッタテ峠10:02~ダン沢ノ頭10:45(昼食)-11:15
~湯ノ沢ノ頭11:49~赤石山13:10~忠右衛門新道分岐13:27
~大沼池14:21~大沼池入口駐車場15:26

行動時間 9時間56分 20.1キロ
地形図2.5万:野反湖・岩菅山





10月3日(金)

硯川7:28~草津峠8:56~鉢山9:14~草津峠に戻る9:42
~横手山11:00(昼食)-11:30~渋峠12:03
⇒貸切バスで移動・白根火山ロープウエー山麓駅12:30(ロープウエーに乗車)
⇒ロープウエー山頂駅13:03~展望台13:40~本白根山最高地点13:55
~分岐へ戻る14:15~富貴原ノ池15:28~ロープウエー山麓駅駐車場16:15

行動時間 7時間47分 13.2キロ
地形図2.5万:上野草津





10月2日(木)

三壁山登山口

三壁山頂上
主三角点


明日登る横手山を望む


カモシカ平

オッタテ峰
紅葉

大高山

小高山
紅葉

小倉口三叉路

オッタテ峠

ダン沢ノ頭

湯ノ沢ノ頭



赤石山


大沼池

紅葉



10月3日(金)


ツルフジバカマ・キオン

鉢山を望む

草津峠分岐

鉢山

草津峠に戻る

ゴゼンタチバナ

横手山


最後列に連なる山並みは昨日歩いた赤石山など

渋峠に着く

白根火山ロープウエーから見る紅葉

本白根山付近
白い樹肌のダケカンバ林

本白根山最高地点

本白根山展望台を望む

コマクサが一輪だけ咲き残る

ハクサンオミナエシ

クロマメノキ紅葉

本白根山展望所

鏡池を見下ろす

殺生河原分岐

富貴原ノ池を望む


殺生河原


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長野:阿弥陀岳~御小屋山

2014-09-11 | 長野
長野:阿弥陀岳~御小屋山

2014年9月4日(木)夜~5日(金)




今日の登山口・美濃戸口から行者小屋へは柳川南沢沿いの道を行く。
準備運動がてら歩くのにもってこいの平坦な道が続く。
 
行者小屋水場で水を補給して中岳コルを目指す。
咲き乱れる花々に力をもらい、阿弥陀岳をも制覇する。
阿弥陀岳からの大展望は、雲に隠されて得られない。

阿弥陀岳からの下りは傾斜が急で、はりめぐらせてあるロープを伝い、重心を低くして歩く。
岩がもろく落石を起こさないように慎重に歩を運ぶ。
急な下りは延々と続く。
このルートを登ってくる何組かに出会う。
阿弥陀岳を経由し、赤岳を目指す女子2人組もある。

不動清水で雨具を着ける。
小雨は長くは降らず、助かる。

今日の行程8時間30分を無事歩き通せて、ほっとする。

だが、帰宅した翌日にめまいがしたり、頭がぼうっとした。

採取したきのこが、毒きのこだったのか?
それとも、夜行バスで寝不足だったからか?


《往路》
9月4日(木)
JR大月22:00(貸切バス・車中泊)
⇒美濃戸口・5日(金)5:00

《帰路》
5日(金)
美濃戸口14:45
⇒日帰り温泉15:20-16:10
⇒大月17:20

《費用》
¥5500(バス代)
¥510(日帰り温泉)

《歩程》
5日(金)

美濃戸口5:20~美濃戸6:21~~行者小屋8:58
~中岳コル10:11~阿弥陀岳10:30(昼食)-10:55
~不動清水12:39~御小屋山13:29~美濃戸口14:30

行動時間 9時間10分 17.0キロ
地形図2.5万:八ケ岳西部





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苔の花

シラビソと苔の道

ガスの切れ間に横岳がのぞく

行者小屋

ミネウスユキソウ

コゴメグサ

イブキジャコウソウ

ウメバチソウ

中岳コル

フジアザミ

阿弥陀岳

イチヤクソウ

キキヨウ

トウヤクリンドウ

不動清水入口

マムシグサ

御小屋山

ハナイカダ

山道終点

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