登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

丹沢:塔ノ岳~丹沢山~宮ヶ瀬

2005-12-27 | 神奈川の山
12月26日(月) 

コース・歩行時間:大倉バス停(3:05)塔ノ岳(1:05)丹沢山(0:45)太礼ノ頭(0:20)円山木ノ頭(0:20)本間ノ頭(2:35)宮ヶ瀬・三叉路バス停=合計8時間10分

         

家を出る時から雪山服装に身を固め、ぬくぬくで電車に乗る。
大倉尾根で良くお見かけする方に、頂上まで積雪は無いと聞く。
歩きにくいオーバーズボンを脱ぎ、身軽になる。
風もなく、陽射しがまぶしい。

【塔ノ岳頂上から大菩薩嶺がくっきり望める】    【富士山(塔ノ岳から)】


丹沢山に向かう。3連休に大勢歩いた形跡。雪道がこてこてで滑る。

【鹿が餌を食べているところへおじゃましてしまった】


丹沢山から宮ヶ瀬へ雪道にトレースがあった。私も安心して宮ヶ瀬へ下ることに決める。

【丹沢山からの富士山】


太礼ノ頭~円山木ノ頭~本間ノ頭と順調に越えていく。
南には大山、北に東海自然歩道沿いの焼山を眺める。

ところどころ出てくる崩壊の激しい崖につけられたトラバース道は冷や汗もの。

眼下に宮ヶ瀬湖を見下ろす頃、疲れがでて歩みがスローになる。
幸いに待ち時間ゼロで、バスの乗客となる。


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丹沢:山神峠~鍋割山~栗ノ木洞

2005-12-10 | 神奈川の山
12月9日(金) 

コース・歩行時間:玄倉(1:05)蕗平橋(0:50)山神峠(1:30)雨山橋(0:45)
雨山峠(0:55)鍋割峠(0:25)鍋割山(0:35)後沢乗越(0:25)栗ノ木洞(1:15)
寄バス停=合計7時間45分

玄倉バス停前にある丹沢湖ビジターセンターの人に山神峠への道順を尋ねる。
「登山道が崩壊しやすいので通行止めになっている」とのたまう。
おばさんの一人歩きを心配してくれてのことだと善意に解釈する。

蕗平橋までは後ろに富士山をふり返りながら林道を歩く。

蕗平橋から雨山橋間は先週歩いた伊勢沢ノ頭~檜岳~雨山の中腹に付けられた昔の往還である。
路肩に所々残っている石積みや通行安全を願った祠が歴史を偲ばせる。
それらの山を源頭とする沢を5ヶ所ほど渡る。
新しい指導標がこれでもかというほど設置されているので、ルートを間違うおそれは無い。
1ヶ所、崖がツルツルになっていて、通行不能だった。
そこは、どうやら好き勝手に高巻くらしい。

雨山峠~鍋割山間は逆コースで先週歩いた。
ながーい鎖を今日はスイスイ昇る。

鍋割山のてっぺんですら誰にも会わない。
当然、名物鍋焼きうどんも営業していない。
鍋割山で大休止。
ポットのお湯で作ったフリーズドライの味噌汁を飲みながら、山名盤で愛鷹山や金時山を確認する。

後半最後の登り、栗ノ木洞はきつかった。
くだりも吹っ飛んで下りる元気が残っていない。

寄の集落近くに来ると、鹿除けの網がいたるところ張り巡らせてある。
バスが見えたので、疲れを忘れて走り、飛び乗る








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丹沢:檜洞丸~蛭ヶ岳~鍋割山~檜岳~シダンゴ山 №3

2005-12-03 | 神奈川の山
12月2日(金)  塔ノ岳から寄バス停まで

コース・歩行時間:尊仏山荘(1:00)鍋割山(2:05)雨山(0:30)檜岳(0:30)
伊勢沢ノ頭(0:40)秦野峠(1:20)シダンゴ山(1:00)寄バス停=合計7時間05分

鍋割山の先に苦手な鎖場がでてきた。ながーい鎖、支柱が2ケ所はずれている。
もたもた、時間をかけてクリアー。

すっかり落葉した雑木林の間から檜洞丸を常に見ながら歩く。

花崗岩崩れの滑りやすい道・やせ尾根・急降下・関東ローム層の黒土・・と登山道は変化に富む。

鹿防護網を張り巡らせてあるあたりは、踏み跡が交錯している。

今日も人っ子ひとり会わない。
静かな山域である。

林道秦野峠からシダンゴ山登山口まで、尊仏山荘で教わった通り、山道ではなく分りやすい車道を行く。
車道からは、越えてきた雨山から檜岳に続く長大な尾根が眺められ、満足感にひたる。






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丹沢:檜洞丸~蛭ヶ岳~鍋割山~檜岳~シダンゴ山 №1

2005-12-03 | 神奈川の山
12月1日(木)~2日(金)

12/1(木)  西丹沢自然教室から塔ノ岳・尊仏山荘まで

コース・歩行時間:西丹沢自然教室(2:45)檜洞丸(1:25)臼ヶ岳(1:10)蛭ヶ岳
(1:20)丹沢山(0:50)塔ノ岳・尊仏山荘(泊)=合計7時間30分

西丹沢まで行くバスの始発に乗車する。登山者は4名、うち1人は玄倉で降りた。
後でわかったが、1便早い中川行きも、頼めば西丹沢自然教室まで乗っけてくれるらしい。

例によって自然教室で登山届けを提出し、人なつこい犬に先導され歩き始める。
キャンプ場まで付いてきた犬がいなくなると、このコースでは珍しく、誰にも行き会わず寂しい限り。檜洞丸で昼食中の1人を見かけたのみである。

蛭ヶ岳で雪がちらつく。木々が霧氷をまとい、遠くから見ると満開の桜のようである。
遅くなれば、蛭ヶ岳山荘泊を考えていたが、2頭の犬に見送られて先へ進むことに。

丹沢山あたりで、うす暗くなり始め、餌を探す親子連れの鹿に会う。
笹原の歩きやすい道を吹っ飛ぶように急ぐ。

尊仏山荘の灯火が見えた。
夕食にはありつけないと覚悟していたが、優しい小屋番さんが何とか調達してくれた。
ボイラーのようなストーブがゴウゴウと燃え盛り、暑い。
かたわらに猫2匹が寝そべっている。

3組の泊まり客は、小屋の窓から横浜の夜景をあかず眺めている。





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