登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

四国:石鎚山

2008-11-23 | その他の山域
四国:石鎚山
 
2008年11月13日(木)~15日(土)

四国遍路その2の途中、石鎚山に登る。

 
 
11月13日【木】

ビジネス旅館小松 04:50 出発
煌々と明るい満月のもと、石鎚山ハイウェイオアシスへの広い舗装道路を歩き始める。

星座はそれしか知らないカシオペアが見える。

石鎚山ハイウェイオアシスへの道を右に分け、ガードレールのある道路をほぼ南に進む。

舗装道路の終点(7:04) 
ここで大谷池から来る奥の院遍路道と合流する。
これで、一安心、後は踏み跡を辿れば良い。
    
60番横峯寺 8:46 (標高745m)  
昨日、仙遊寺(宿坊)で隣席だったお二方に会う。
私と同じ道・横峰寺~河口~今宮道~成就社白石旅館を行く人が1時間ほど遅れて、来ているそうだ。
   
星ヶ森 9:17 
星ヶ森からは、石鎚山がくっきり見える。

道しるべ札に「星ヶ森⇒石鎚山13キロ」とある。
その「⇒」が上を指しているので、お馬鹿は一応、尾根に登ってみる。
蜜蜂の巣箱があるのみ~

モエ坂の急降下で滑ってしまい、思いっきり尻餅をつく。
骨折しなくて良かった。その後は用心して小股でゆっくり下る。
歩く人が少ないのか、石やコンクリ道には苔がビッシリ付いている。

モエ坂の土を、猪  が掘り返した穴ぼこが延々と続く。
猪は、よほど、お腹が空いていたとみえる。
     
河口 10:28
 
河口にはバス停と、店が一軒ある。
三碧橋から美しい河原を見る。

鳥居をくぐって、成就社へ至る今宮道に取り付く。

【今宮宿・大杉】根元で二股に分かれている


朝とお昼は、一昨日買った牛蒡天とお饅頭でお腹を満たす。
牛蒡天はグッドなお味 

マウンテンバイスクル  の若者5人が一休みがてら、談笑している。
ロープウェーで自転車共々上がり、成就社から河口へ下るところだそう。 
  
稜線が陽射しを遮ってくれ、おおいに助かる。
道は尾根に上がらず、稜線すぐ東下を巻くようについている。

テント装備の青年が登ってくる。重たそう  

持ち山の檜を見回りに来た地元のおじいさんと長話、瓶ヶ森・子持権現山を教わる。
ご当地の老人会では健康増進のため、高地トレーニングが盛んらしい。
標高の高い所を歩き回るんだそう。
もう七回も、1500mほどの高地にある林道歩きをした、と言っていた。

【成就スキー場】後ろ瓶ヶ森山


成就社 13:46

【成就社・石鎚登山口・神門】


噂の人が追いついてくる。
その人・タオル鉢巻おじさんは、愛知・豊川在、八十八プラス別格本山20寺を通しでやり、11月末までには結願できそうだ、とのこと。
     
石鎚山白石旅館 (泊)14:10  (行動時間) 9時間20分
 お風呂にはいれる。洗濯機も貸してくれる。
ここの食事は、多彩な食材(山の幸)を使い、味付けが繊細。
ゆっくり味わう。
 置物類が所狭しと飾ってある。
掃除・整理が行き届いている。
女将さんの几帳面さが伝わる。
     
11月14日【金】

成就社・石鎚山白石旅館 6:34 出発    
昨日、会った青年がテントを片付けている。
テント場は一張ほどのスペースしかない。
ご来光を拝しに、山頂まで登ったがすでにガスに閉ざされて見れなかったという。
いつも鎖場は通らず、巻くのだそう。

折角のチャンスだ。私めは、やるだけやってみよう。鎖に挑戦 
【試しの鎖に取り付く】 7:52 

68m鎖を半分ほど登ったところで、どうあがいても次ぎの足場を確保することができない。
足場が濡れて滑る。凍てついてもいるようだ。鎖の輪に靴先がすっと入らない。
くやしいが、勇気ある撤退としよう。
帰宅後一週間経過しても、上碗三頭筋を伸ばすと痛かった。
相当長時間、鎖と格闘したみたい。


【成就社を振り返る】手前が試し鎖のあるこぶ山


【ガスがかかってくる】二の鎖を見る

     
【二ノ鎖場】(8:33) 

二ノ鎖はどうか、やってみる。
こちらは数歩で、すぐ駄目だ、あえなく撤退。

土小屋・国民宿舎から登ってきた高知のおじさんと道連れになる。
連れの人が遅れてなかなか登ってこないそうだ。
財を成した話、結婚している息子と娘にすねをかじられている現状を問わず
語りに話し尽きない。

【ツララがかかっちょります】


石鎚山神社奥ノ院(9:21)
豊川タオル鉢巻おじさんが下山してくる。
鎖場は三ヶ所ともクリアーしたそうだ。
鎖の輪に靴先を突っ込んで、足場を確保したとのこと。
タオル鉢巻おじさんから、天狗岳攻略情報を得る。稜線を外して巻き道があるからそこを通れば怖くないとのこと。
この情報に力を得て、高知のおじさんと一緒に天狗岳(10:01)を制覇する。

【天狗岳】あっけなく着いたので、もう1つ向こうのピークだよと行き過ぎてしまう


下山にかかると、高知のおじさんはさよならと言って、あっという間に脱兎の如く消えていなくなった。

高知のおじさんも試し鎖を20mほど登ってあきらめたと言っていた。
あのすばしこさをもってしても鎖を制覇できなかったんだから、と私は自らを慰める。

【石鎚登山道は木製階段が続く】


【八丁から刀掛へ分岐する 】 (11:50) 


鼻歌を歌いたくなるような歩きやすい道が続く。
ダラダラ一向に高度が下がらない。

【ツルリンドウの実】


【ブナの根瘤】


【支沢を桟橋で5~6回渡る】


【小滝を見る】


沢水を汲んで喉の乾きを潤す。

振り返ると石鎚山頂は相変わらずガスにおおわれている。

【石鎚スカイラインと土小屋が見える】


落葉が積もっている所でルートを外し、あわてて元に戻り事なきを得る。

【刀掛の三十六王子社】(13:21)


時計を見ると、バス発車までの残り時間が押してきている。
転ばない程度まで少しピッチを上げる。

【美しい渓谷に沿って下る】


廃屋が見えてくる。

東ノ川へ渡る橋のたもとにバスが停まっている。
 
【西ノ川登山口】(14:41) (行動時間)8時間07分


乗客のおばさんとバス運転手さんに訊かれるまま、横峰寺からここまで歩いてきたと話すと、そんな豪いことをしたとはと、みかん・おかき・飴など差し入れが次々届く。
腹ペコだったので、ありがたくいただく。

JR西条駅近くで、バスの車窓から天然温泉「武丈の湯」を見かける。
ここでゆるーり2時間近く列車待ちがてら時間をつぶす。
ここの湯は、鈍川温泉から源泉をはるばる運んできているらしい。
露天風呂の湯は、寒風山の水を沸かしているとある。

温泉併設食堂のメニューは魅力がないが、時間があるのでおでんを食す。

温泉を出て、暗い街中を駅へ向かう。
真っ直ぐ行けば、JR線路に出会うのを知らなくて、通りがかりのおじさんに
西条駅への道を尋ねる。
おじさんは、香園寺近くの11号線でガードマンをやっていたそうで、親切に教えてくれる。

坂出まで鈍行を3度乗り換え、寝台特急に乗り込む。
【ノビノビシート 】 夜行バス・リクライニング席に比べ、ゆとりある空間・フラットな寝台に満足する。巻きシーツ・小さい毛布・枕カバーが備えてある。
難は寝台が固い点。


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四国遍路ひとり歩き:第6回 52番太山寺~63番吉祥寺:その2

2008-11-21 | 四国遍路ひとり歩き
四国遍路ひとり歩き:第6回 52番太山寺~63番吉祥寺:その2

11月11日【火】



コスタブランカ 5:15
    朝、5時に部屋のキーを返しに行くと、あつあつのピザトースト・みかん・菓子をお接待してくれた。

 5キロ先、遍照院(厄除け)に立ち寄る。6:49
かまぼこ屋で牛蒡天を買い求める。1枚余分のおまけつき。
JR菊間駅を過ぎ、コンビニでインスタントのカレースープ¥195を食す。
   
菊間町には瓦屋が多い。
【灯篭も瓦土製】

巨大製油所が海際にある。
地下に巨大オイルタンクが設置されている。
危険の代償と思われる設備を町かどに見かける。

今治に入る。
臍島コーヒー店って面白い名前だなと思ったら、すぐ前の海に、小さい臍島があった。
来島ドックの巨大クレーンが遠くから見える。 
   ↓青木杖大師
朝市でミニトマトを買い求める。

JR大西駅でお手洗いを借りる。女性駅長さんにJR作成・遍路マップを貰う。地図は常識通り、北が上なので分りやすい。
 
饅頭屋を素通りできなくて買い求めたら、ヤクルトをお接待してくれる。
【楠の大木】


【今治はタオル産地】

Aコープで昼用に鯛めし弁当を買う 。
 19,1k ↓ 
54番延命寺 11:41 
【山門・総ケヤキ造り】

昨日、おなじコスタブランカに泊まった大分青年が追いついてきた。
両手がうっ血してきた~と訴える。時々両手を挙げてブラブラ振る
と良いよ~と言うと、変な病気でなくて良かったと安心している。

買ってきた鯛めし弁当を、寺のベンチで食す。
これは失敗、この時期冷たいのは駄目。
 
境内から55番南光坊への遍路道が通じている。
あちこち点在する墓地の横を、遍路マークに注意・確認しながら進む。

高校を曲がり38号へ出たところで、通りがかりのおじさんに南光坊への道を教えてもらう。
おじさんは普段、ボランティア活動で今治市観光ガイドをやっているそう。
南光坊 は由緒ある大三島神社から移した寺だという。
大三島神社には、日本でも有数の鎧・兜・武具の展示館がある等など・・
歩きがてら、色々説明してくれる。 
  3,4k↓
55番南光坊 12:55
【山門】


【増長天】


【広目天】


【別宮大山祇神社】


【ピラカンサ】


JR今治駅の横を通る。
  3,0k↓  
56番泰山寺(宿坊)14:21
     山門無し    
  3,1k↓  
57番栄福寺 15:13
    
【大師堂・干支の彫刻】

       
【みかんがすずなり】

  
【多島間を結んで、しまなみ街道大橋が架かっている】奥にウッスラみえる


【今ごろ、シャクナゲ】


  2,4k↓  
58番仙遊寺(温泉宿坊)(泊) 16:20 (行動時間) 11時間05分     
【山門(白い金剛力士像)】


夕食に精進料理をいただく。小豆入り玄米ご飯をお替りする。
   
11月12日(水)

仙遊寺(宿坊) 勤行6:00~7:00(本堂)
【ご本尊の観音様】住職の意向で常時公開・真っ黒な写真になった


【八十八ヶ所お砂踏】


朝食7時から、小豆入り玄米おかゆ。

仙遊寺 7:50出発
同宿だった2人連れに、後ろからあおられるように早く歩く。
      6,1k↓
59番国分寺  9:30
門前のタオル屋さんからタオルを頂く。元、世田谷に住んでいたここの兄さんはキャロットタワーの話などして、懐かしそうだった。
【握手・修行大師】願い事をきいてくださる、一つだけよ。

    
八百屋のおじさんに、笹ヶ峰・石鎚山を教えてもらう 。
 
遍路道をわざと外し、小松まで近道の国道196号を歩く。    
1個100円・両手拳大の新高梨を沿道の果物屋で買う。

【昼は揚子江ラーメン店で、ボリュームたっぷりのニラレバランチ(¥700)】
完食、ぷりぷりエビの天麩羅がたっぷり一皿、ついているのも嬉しい。


【民家の屋根飾り】


196号で中山川大橋を渡り、JR線路を越えると香園寺の案内表示がある。
   18.2k↓(60番横峰寺は明日参拝する)
61番香園寺 14:24    
巨大建造物の二階に、大師堂・本堂があり、靴を脱いでお参り。
椅子に腰掛けて、お経を唱える。

外人さんは靴脱ぎを敬遠して、お参りせずに立ち去る。
【香園寺外観】



54番延命寺で立ち話した青年と会う。
な、なんと今しがた、60番横峰寺を済ましてきたというではないか、若いということは~。  昨晩は私と同じ58番仙遊寺宿坊に泊まっている。

ネットに、この寺で盗賊に遭った記事が出ていた。
そんな目で見るからか、なんかあやしげなおっさんが煙草をふかしている。走るように退去。
   1,3k↓  
62番宝寿寺 15:03
   0.3キロ↓
ビジネス旅館小松に、リュックを預けて空身で63番吉祥寺へ向かう。
   1.4キロ↓    
63番吉祥寺 15:46   
【成就石・20cm穴に杖を通せると願いが成就】目をつぶって~


【くぐり吉祥天・くぐるとご利益】


【あれって、石鎚山では~】小松から

  1.4キロ↓
ビジネス旅館小松(泊) 16:20(行動時間)8時間30分
   
旅館小松の食事は美味しさ・ボリュームとも、つとに有名。
盛業中の肉屋さんだから、牛刺し、牛しゃぶ、牛佃煮と牛攻め、
モウ、いうことなし。
お米がこれまた美味しい。
   
女将に、明日歩く横峰寺への近道を教わる。旅館小松・手作りマップをもらう。

今まで履いていたシューズを宅急便で自宅へ送り返す。
 
11月13日【木】

ビジネス旅館小松 04:50   
煌々と明るい満月のもと、石鎚山ハイウェイオアシスへの広い舗装道路を歩き始める。
星座はそれしか知らないカシオペアが見える。
石鎚山ハイウェイオアシスへの道を右に分け、ガードレールのある道路を南に進む。
【舗装道路の終点(7:04)】ここで大谷池から来る奥の院遍路道と合流する。


これで、一安心、後は踏み跡を辿れば良い。
   ↓10.8キロ 
60番横峯寺 8:46 (標高745m)  
【山門】

  
昨日、仙遊寺(宿坊)で隣席だったお二方に会う。
私と同じ道・横峰寺~河口~今宮道~成就社白石旅館を行くお遍路さんが1時間ほど遅れて、来ているそうだ。

この後は 石鎚山へ続く
その1
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四国遍路ひとり歩き:第6回 52番太山寺~63番吉祥寺:その1

2008-11-21 | 四国遍路ひとり歩き
2008年 1月21日(月)~25日(金)四国遍路第1回 ①霊山寺~⑲立江寺
2008年 2月24日(日)~29日(金)四国遍路第2回 20番鶴林寺~26番金剛頂寺
2008年 3月23日(日)~28日(金)四国遍路第3回 27番神峯寺~36番青龍寺
2008年 4月13日(日)~19日(土)四国遍路第4回 37番岩本寺~40番観自在寺
2008年 5月18日(日)~24日(土)四国遍路第5回 41番龍光寺~51番石手寺
2008年11月9日(日)~15日(土) 四国遍路第6回 52番太山寺~63番吉祥寺
2008年12月7日(日)~13日(土) 四国遍路第7回 64番前神寺~80番国分寺
2009年1月25日(日)~31日(土) 四国遍路第8回 81番白峯寺~88番大窪寺~1番霊山寺

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四国遍路ひとり歩き:第6回 52番太山寺~63番吉祥寺:その1

2008年11月9日(日)~15日(土)

《往路》11月9日(日)新宿19:10(夜行バス車中泊)
⇒ 道後温泉10日(月)7:00

《帰路》11月14日(金) バス停・西ノ川15:13発(せとうちバス¥1950)
⇒JR 伊予西条駅 16:11着-18:35発(予讃線)
⇒観音寺20:02ー20:05 ⇒多度津20:35-20:48
⇒坂出21:02ー21:45(サンライズ瀬戸・夜行車中泊)
⇒東京15日(土)7:08着

《歩行》                  《宿》
11月10日(月) 52~53(27.8キロ) コスタブランカ  ¥4725(夕のみ)

11月11日(火) 54~58(31.0キロ) 仙遊寺(宿坊)  ¥5800(2食付)
          
11月12日(水) 59・61~63(28.7キロ)ビジネス旅館小松¥4725(夕)

11月13日(木) 60(19.9キロ) 成就社・石鎚山白石旅館 ¥7600(2食付)
             
11月14日(金)石鎚山(8時間07分) JR寝台特急・サンライズ瀬戸(車中泊)

暑い夏の間、中断していたお遍路の続きを再開する。

日の出が遅く、日の入りが早い時期でもあり、一日に歩く距離を30キロに抑える。
ガンガン歩くのではなく、「ゆったり、楽しもう!」 に方針変更、っていうか、
齢とともに身体がそうなってきている 

60番横峰寺から裏参道を通って、石鎚山へ登るのが、今回のメーンイベントだ。
ロープウェーが開通する40年前までは、信者で賑わったルートが、細々残っているらしい。
この日はコースタイム9時間の歩き。小松旅館~横峰寺~河口~今宮道~成就社白石旅館まで、きついが、がんばらにゃ   
石鎚山登山に備えて登山靴を用意し、小松旅館に宅急便で送っておく。

自宅へ帰る途に乗車するJR「サンライズ瀬戸」も楽しみ  
「サンライズ瀬戸」座席は、リーズナブルなノビノビシートを予約できた。
この春頃、遍路道中で立ち話した練馬遍路紙屋治兵衛さんに「こんな列車もあるよ」と教えてもらった寝台特急である。
坂出⇒東京間を眠っている間に走行する。 

山で10キロ担いでいたからか、遍路用にパッキングしたリュックが軽く感じられる。それでも7キロある  


今回、参拝したお寺
  

  

  

  
 
  

 11月10日【月】


バス停・道後温泉 7:04
【道後温泉駅前に展示されてぃる坊ちゃん電車】

【ビルの間から、松山城が小高い山上に見える】


196号に沿い、川を隔てて遍路乙コースが続く。
松山市内はちょうど自転車通学の輪行行列 時間帯、ここは中国かと錯覚させる光景だ。

40号に出てJR線を越え右折する。
三光団地のベンチで、オムスビ&パンの朝飯を食べる。
幼稚園の送迎車がくる、それも少子化とはいえ、二園が競合している。

暑いので、大将軍神社でTシャツを1枚脱ぎ、ついでに遍路白衣を羽織る。
池畔から突然、山道になり道を間違えたのかと不安だったが、183号に合流する。    
  9,5k↓  
52番太山寺  10:07
【仏足石】

【鐘楼】

【山門】

 通ってきた一ノ門まで戻り、53番円明寺へ
  2,6k↓  
53番円明寺  11:05
【山門入ってすぐ左にキリシタン灯篭・マリア像が彫ってある】

【大師堂屋根の竜】

【大師堂の天井絵】    

【大島紬の前掛けをかけた仏像が鎮座ましている】
 
   ↓国道196号線合流
中学生が描いた歩き遍路を励ますポスターが何枚も貼ってある。
満願まであと35ヶ寺やら、残り36ヶ寺、がんばれと数字が色々で、クスクス
笑う。

地元の客で賑わっているコーヒーショップでランチタイム。
【ハンバーガーセット¥200】 名古屋のモーニングに負けていない!
コーヒーはポットサービス¥470、おまけは昆布茶のサービス。

若い遍路さんが足を引きずりながら歩いている。
大分からフェリーで来て、44番大宝寺から歩き始めたそうだ。

今朝は51番石手寺宿坊を出発、道後温泉で朝風呂に入ったと羨ましい話。

【瀬戸内海が見える】渡り鳥が羽を休めている。対岸に広島が見える
筏があるのは鯛を養殖しているのか


【幾層もの瓦屋根をのせた民家】
 
      ↓鎌大師  15:27
花へんろ一番札所・鎌大師で納経させていただく。
若い奥さんに、数珠の持ち方を教わる。序に花へんろとは何ぞやとお尋ねする。
懇切丁寧な説明、ちなみに鎌大師の花は○○アヤメだそう。

【落葉した竹林】

【鈴なりのみかん】
    
  15.7キロ↓
コスタブランカ(泊) 16:30 (行動時間) 9時間26分
   コスタブランカの食事は私の好きな海鮮尽くし、バフンウニ、うなぎ蒲焼、鯛釜飯、えび・白身魚茶碗蒸し、かにグラタン、豚シャブ、梅ゼリー、筍煮付。完食  
  
  
その2
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