登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

岐阜:恵那山

2013-05-12 | 北陸・東海
岐阜:恵那山

2013年5月9日(木)夜~10日(金)

迂闊にも積雪があるなどとは思い及ばず、アイゼン・スパッツを用意しなかった。
恵那山上は軽アイゼンの世界だ。ゴールデンウイークに入山したと思われる足跡が
雪上に残っている。
神坂コースにはヒメイチゲが今を盛りと咲き誇る。
山上のカラマツやダケカンバは未だ芽吹いていない。
恵那山には祠がいくつもある。標高が最も高い2191mに恵那山頂上の標識がある。
1等3角点は、恵那山神社本宮が祀られている2189.8mにある。
途中出合った3組ほどのパーテイは広河原からのピストンだ。
雪がコチコチでもなく柔らか過ぎもせず幸いだったが、ゆっくり降りる。
二合目あたりで雪が途絶え、イワウチワの一群が出迎えてくれる。 



《往路》5月9日(木)
JR大月駅22:00(貸切バス・車中泊)
⇒神坂PA 10日(金)01:00(仮眠)-04:45
⇒神坂峠05:50

《帰路》5月10日(金)
広河原駐車場16:00(貸切バス)
⇒JR大月駅19:10

《費用》
¥6900(バス)

《歩程》5月10日(金)
神坂峠6:09~鳥越峠7:01~大判山p1695.9m7:44~前宮コース分岐10:50
~p2191m11:24(昼食)-11:50~恵那山p2189.8m12:29
~2071m12:51~広河原登山口15:17~広河原駐車場 15:42

行動時間 9時間33分 13.0キロ
地形図2.5万:中津川・伊那駒場



**********

神坂峠登山口

前衛峰から恵那山を望む

鳥越峠

ダケカンバ林の上に航跡雲が架かる


ショウジョウバカマとシシガシラ

バイカオウレン



避難小屋前で昼食

五ノ宮社



恵那山2189.8m
展望塔

広河原登山口~恵那山にある合目表示
7合目まで雪上歩行を強いられる
雪の斜面を降る

イワウチワ

広河原登山口、本谷川に架かる桟橋
登山口標識


シロバナエンレイソウ

モミジバイチゴ

コヨウラクツツジ

ネコノメソウ

カラマツ芽吹く

*********
1年前の今頃
埼玉:横吹峠~越生駒ケ岳~黒山三滝
埼玉:横吹峠~越生駒ケ岳~黒山三滝2012年5月8日(火) Sクラブ山行に参加する梅の里に梅林が広がる。後継者がいないのか荒れ果てた梅園も見かける。よく歩かれている...


*********
7年前の今頃:日光・薬師岳~夕日岳~地蔵岳(2006年05月08日)

日光・薬師岳~夕日岳~地蔵岳

*********
3年前の今頃:栃木:袈裟丸山(2010年05月10日~11日)

栃木:袈裟丸山

*********

トップに戻る

富山:濁谷山&南保富士

2010-11-16 | 北陸・東海
富山:濁谷山&南保富士

2010年11月9日(火)~11日(木)

Sクラブの山行に参加する。

《日程》
11月9日(火)東所沢駅⇒一路、魚津へ
11月10日(水)濁谷山⇒宇奈月温泉(泊)
11月11日(木)南保富士⇒帰宅





《往路》
11月9日(火)東所沢駅21:00(貸切バス・車中泊)
~10日(水)魚津03:00(仮眠)

《復路》
11月11日(木)
泊 13:35(貸切バス)
⇒東所沢駅18:40

《宿》
11月9日(火) 貸切バス:車中泊 
11月10日(水)宇奈月温泉:新川荘

《費用》
¥26000

《歩程》

11月10日(水)  

虎谷集落から濁谷山へ

地形図2.5万:毛勝山・越中大浦




林道奥6:29~林道二差路7:38~作業小屋8:51~大平分岐9:43
~濁谷山10:39~往路を戻る~大平山分岐11:23~作業小屋12:29
~林道二差路13:10~出発地点13:55

行動時間 7時間26分

***
雨は降る、カメラは濡れる。

紅葉




林道分岐(二差路)に案内図あり


二差路は右折する


造林作業小屋で休憩


大平山分岐、道しるべの木材には、熊が爪で引っ掻いたような跡がある


大平山への踏み跡は薄い


杉の巨木が3本並ぶ



濁谷山頂上



フカフカ新雪を踏む・・なぁ~んとしあわせ 
 
急斜面の下りでは、落ち葉に積もった雪でツルンと滑る。
ヘッポコアイゼンでも無いよりは、ましだった。
 
下山途中、造林作業小屋でランチタイム。
昼食している間に身体が冷えてくる。
温たかくなれとばかりに、全員がタッタッ、勢いよく林道を下る。


*************************

11月11日(木) 

園家砂丘1等三角点⇒南保富士へ

地形図2.5万:泊


林道奥9:39~七重滝分岐9:57~南保富士頂上11:05
~往路を戻る~七重滝分岐12:05(昼食)~林道奥12:58

行動時間 3時間19分

***

宇奈月温泉の宿から紅葉の山を見る、雪山も後ろに見える


富山湾


園家山キャンプ場、1等三角点がある。


園家砂丘1等三角点、標高17.36m、黒部川扇状地に位置する



寄り道、終わり

***

南保富士登山  はじめ! 
七重滝分岐


紅葉


南保富士頂上


栂海新道稜線が日本海に降下する


日本海


北陸自動車道が一直線に延びる


下山口


林道から南保富士を振り返る


思う存分、山頂から眺望を楽しむ。
栂海新道がお隣に位置するとは、知らなんだ
  


トップに戻る

岐阜:六谷山 & 大雨見山

2010-10-16 | 北陸・東海
岐阜:六谷山 & 大雨見山

Sハイキングクラブのバスツアーに参加する

2010年10月12日(火)~14日(木)

《往路》10月12日(火)
八王子駅 21:00(貸切バス・車中泊)
⇒13日(水)神岡町・東茂住(仮眠) 

《復路》10月14日(木)
飛騨天文台(貸切バス)9:45
⇒八王子駅15:00

《日程》
10月12日(火)八王子駅⇒(貸切バス・車中泊)
10月13日(水)東茂住~六谷山 ハイキング⇒国民宿舎泊
10月14日(木)大雨見山ハイキング⇒帰宅



《宿》
10月12日(火)貸切バス・車中泊
10月13日(水)流葉スキー場・国民宿舎:霜出荘 

《費用》
 ¥27000 

《歩程》
10月13日(水) 
東茂住林道入口6:40~茂住峠9:09~△1374m圏の中間ピーク10:10
~六谷山10:51~茂住峠に戻る12:42~東茂住駐車場15:24 

行動時間 8時間44分 21.2㌔
 
⇒国民宿舎泊

地形図2.5万 東茂住 

===
東茂住:林道入口
我々のマイクロバスは林道通行が無理(道幅が狭いので)、
林道入口から歩く羽目になる。
後ろから来る軽トラックやら自家用車に追い越される。
車幅が狭い車だと、登山口の茂住峠まで通行できるようだ。

テンニンソウ

テンニンソウ(実)


山の紅葉は、いまひとつ。


ミゾソバ





カツラの大木



茂住峠・登山道入り口
山道への入口を全員が見逃す。
相当、下ってから「おかしい」と気づき、戻ってくる。

中部電力の反射塔巡視路入口でもある。

峠から少し入った地点にお地蔵さんが鎮座する。
   


ブナ(実)

 
六谷山・頂上



帰りしな林道から反射板を見上げる。
反射板の右奥に六谷山・頂上がある。


オオアキギリ


「ノーベルへの散歩道」
カミオカンデ学者さんゆかりの道だろうか


流葉温泉
露天風呂

シェイプアップ浴もできる


宿の御馳走をタラフクいただく


==================  

10月14日(木) 
大雨見山へ 
京都大学飛騨天文台までマイクロバスで直行。
天文台から大雨見山へは登り20分、下り15分。距離 往復 1.34㌔

地形図2.5万 町方・船津

===

京都大学飛騨天文台


登山道入口


ブナの大木に「さるのこしかけ」が生えている

ブナ林


大雨見山



天文台へ戻る


トップに戻る

白山:銚子ヶ峰~別山~白山御前峰~妙法山~野谷荘司山 その2

2008-10-21 | 北陸・東海
白山:銚子ヶ峰~別山~白山御前峰~妙法山~野谷荘司山 その2
   【南縦走路~北縦走路】
10月16日(木)
南竜ヶ馬場避難小屋5:36~室堂7:08~御前峰8:13~大汝峰9:30~
お花松原10:43~北弥陀ヶ原12:12~地獄覘12:35~
ゴマ平避難小屋14:50(泊)=行動時間9時間14分
南竜ヶ馬場から室堂へはトンビ岩コースをとる。
登山道は補修がなされて、土留めの丸太が真新しい。

御嶽山の横から出るご来光を拝す。

室堂で昼食用に水1ℓを汲む。
室堂は今日が小屋仕舞いらしく、登山者が多い。

白山御前峰から360度の景観を楽しむ。
経ヶ岳・大長山・荒島岳が近い。
ヘリコプターが資材をつり下ろしている。
今日から、展望コースを補修するようだ。

大汝峰のてっぺんから、ゴマ平小屋へ続く稜線を見下ろす。
お花松原へ、階段状の登山道を急降下する。

色んな種類の高山植物がドライフラワー化したお花松原で、ランチタイムをとる。
山で食べるからおいしいのか、オムスビが絶品だわ。
貴重なオムスビを落っことして、大声をあげている人が約1名 
汲んできた水を沸かして、味噌汁もコーヒーもいただく。

三保峠からゴマ平小屋までの下りはきびしい。
明朝の登り返しが思いやられる。

ひょっこりゴマ平小屋に飛び出す。
夕食はアナゴ蒲焼チラシ寿司・豚角煮・ゴーヤ胡麻和え。
栄養・カロリーとも満点、お腹は満腹、食べすぎだ。


【御嶽山の横からご来光】


【白山御前峰への登りから室堂を振り返る】経ヶ岳・赤兎山・大長山が連なっている


【大汝峰を望む】御前峰から


【これから辿るゴマ平への稜線】大汝峰から。後ろは三方崩山


【お花松原から白山剣ヶ峰を振り返る】ガレが痛々しい


【北弥陀ヶ原から三方崩山を望む】


【地獄尾根を望む】後ろは岩間道


【崩れた所が帰雲山、その右に猿ヶ馬場山・御前岳】


【間名古ノ頭への登り】


【ダケカンバ紅葉】間名古ノ頭への登りから

10月17日(金)

ゴマ平避難小屋4:06~鉄製の橋5:35~妙法山8:04~
野谷荘司山9:57~馬狩12:30~白川郷の湯13:50=行動時間9時間44分
帰りの高速バスを予約してある。ヘッドランプを点けて早朝スタートする。
踏み跡には霜が降りて、ランプのあかりにチカチカ光る。

いきなり、這うような急登だ。
今日のコース全部にわたり、笹の刈払いがなされている。その通り行けば良い。
道迷いの恐れなく、背丈ほどの笹をかき分ける腕力を必要とせず、道中どれほど助かったか、感謝あるのみ。

鉄製橋近くでテント泊している人がいる。
早朝なので、向こうも驚いている様子。
へばってしまい、ゴマ平避難小屋まで行き着けなかったという。

念仏尾根で丁度、ご来光を見ることができた。
無風・ガス無し・暖かい。
後ろを振り返ると、白山連峰が屹立している 
東に槍・穂高を遠望する。
大笠・笈は北方向、至近距離にある。
人形山・猿ヶ馬場山・御前岳も近い。

野谷荘司山で2人連れに出会う。犬が2匹お供しているが、よその犬らしい。
三方岩岳分岐では、もうせん平までピストンするという単独行に会う。

眼下に白川郷を見下ろす。
恐怖の鶴平新道が始まる。ヘッピリ腰でゆっくり降りる。
紅葉を観賞するどころでない。

一変してブナ林になる。ヤレヤレこれで安心だ。

犬を探している人に会う。
先ほど野谷荘司山に居た犬の飼い主だ。

大窪の林道に降り立つ。
指導標がない、間違えて反対方向へスタコラサッサ向かってしまう。
地元の人に尋ねて、引き返す。
GPSは飾りものかい。
コースタイムを相当オーバーして、白川郷の湯にゴールイン。

世界文化遺産の白川郷は観光客でごったがえす。
アツアツの飛騨牛ミンチカツに舌鼓。

【ご来光】念仏尾根から


【槍・穂高の遠望】写真ではウッスラしか見えない


【剣・水晶・鷲羽の遠望】


【妙法山への登り】


【白山の峰々が連なる】妙法山への登りから振り返る


【野谷荘司山への登り】


【笈ヶ岳・大笠山を望む】


【鶴平新道ヤセ尾根を振り返る】


【白川郷を見下ろす】鶴平新道から


【広大なブナ自然林】鶴平新道




その1
トップに戻る

白山:銚子ヶ峰~別山~白山御前峰~妙法山~野谷荘司山 その1

2008-10-21 | 北陸・東海
白山:銚子ヶ岳~別山~御前峰~妙法山~野谷荘司山 その1
     【南縦走路~北縦走路】

2008年10月14日(火)~17日(金)

《往路》
10月14日(火) JR品川06:23⇒名古屋7:53-8:07(中央本線快速)
⇒多治見8:42-8:46(太多線)
⇒美濃太田9:18-9:47(長良川鉄道¥1630)
⇒美濃白鳥11:35-12:20(郡上市コミュニティバス¥500)
⇒バス停・石徹白上在所13:08

《帰路》
10月17日(金) バス停・白川郷(せせらぎ公園)15:35(岐阜バス¥3500)
⇒名古屋・名鉄バスセンター18:31-JR名古屋19:22
⇒品川21:03

《泊》
10月14日(火)神鳩ノ宮避難小屋
10月15日(水)南竜ヶ馬場避難小屋
10月16日(木)ゴマ平避難小屋
             
 
リーダーは飯盒炊餐する意向である。
食料担当の私は無い知恵をしぼって、三日間の献立を作る。
レトルトや缶詰を入れたので、ズシリと持ち重りする。
リーダーがお米を9合担いでくる 

夕食
 10月14日(火) 
  ハンバーグ(レトルト)
  生ずし
  マグロ燻製
  パブリカ行者にんにく味噌和え
 10月15日(水) 
  ビーフカレー(レトルト)    
  ポテトサラダ・燻卵
 10月16日(木) 
  五目ずし・穴子蒲焼(缶詰)
  豚角煮
  ゴーヤ胡麻和え  
~~~~~~~~~~~~~~~~~
朝食
 10月15日(水) おじや、牛肉大和煮(缶詰)  
 10月16日(木) おじや、ボイルウインナ  
 10月17日(金) スパゲティ・コンビーフ  
~~~~~~~~~~~~~~~~~
昼食・・おにぎり    

フリーズドライ食品が、いかに軽いかを実感する。
味噌汁・スープ18食、個別包装してあるので嵩張るが、重量は300gに納まる。


ピーク集


 
10月14日(火)
石徹白・上在所13:20~石徹白登山口15:23~神鳩ノ宮避難小屋17:05(泊)
=行動時間3時間45分
オタケリ坂の急登をヨッコラショと上がる。
明るい内に、小屋へ着いてよかった。
すぐ水場へ直行、リーダーは水場で丁寧に米を研ぐ。
明朝の分まで5ℓポリタンク(小屋備品)で水を運ぶ。


【南縦走路登山口】石徹白バス停からここまで、2時間の林道歩き。ここで雨があがり、救われる。


【石徹白の大杉】


【紅葉前線が麓近くまでおりている】


【夕食】荷を軽くしたい・腐るといけない、のでいつもより豪華


10月15日(水)
神鳩ノ宮避難小屋5:15~銚子ヶ峰6:30~三ノ峰避難小屋9:22
~別山11:34~南竜ヶ馬場避難小屋14:32(泊)
=行動時間9時間17分
一ノ峰・二ノ峰・別山の登りは急で距離もある。
機会をつくって、他の山からこの尾根の連なりを遠望したいものだ。

リーダーが昨晩、飯盒で炊いたごはんを、おにぎりにして昼食べる。
マウーイ、パリパリの海苔とフリカケがよく合う。

別山で健脚夫婦と立ち話、市ノ瀬~室堂~南竜ヶ馬場~別山~チブリ尾根~市ノ瀬周回コースを朝3時半発ちで、日帰り山行しているそうな。

油坂は石ゴロゴロの下りで歩きにくい。
ようようの思いで南竜ヶ馬場へ着く。


【もうすぐ日の出】


【一ノ峰から二ノ峰へ】


【二ノ峰紅葉】



【まもなく三ノ峰】


【大日岳が近い】


【チブリ小屋が眼下に見える】


【谷間の紅葉】



【雲影を映す池塘】


【別山を振り返る】


【南竜ヶ馬場の建物群が見えてくる】


【後ろに白山御前峰がひかえる】


その2
トップに戻る

石川:白山

2007-09-26 | 北陸・東海
2007年9月23日(日)~25日(火)

《往路》 9月23日(日) JR上野23:03(寝台特急)⇒ 24日(月・休) JR金沢06:35-6:45(北鉄バス)⇒ バス停・別当出合8:55

《歩行》 9月24日(月・休) 別当出合9:02~【観光新道】別当坂分岐10:22~殿ヶ池避難小屋11:46~室堂センター13:37【チェックイン】14:08~御前峰14:49~室堂センター15:21(泊)=行動時間6時間19分


《歩行》 9月25日(火) 室堂センター05:10~御前峰5:44~千蛇ヶ池6:18~室堂センター6:51【朝食】7:40~【平瀬道】大倉山避難小屋8:43~大白川温泉10:30=行動時間5時間20分

《帰路》 9月25日(火) 大白川温泉11:00・・ ⇒ 平瀬温泉11:30・・【入浴】12:33(バス)⇒ 高山濃飛バスセンター14:10-15:30(高速バス)⇒ 新宿21:00



中越沖地震のため運休していた金沢行き夜行列車が運行再開したので、急遽白山登山を決める。

この時期、金沢⇔別当出合路線バスは、土・日・祝のみ運行である。
帰りは平日になるので、大白川温泉へ下山してタクシーを呼ぶプランにする。

①東京⇒金沢の交通手段
②室堂センター宿泊
③大白川温泉からのタクシー
④高山濃飛バスセンター⇒新宿の高速バス
天気予報を確認し、以上すべての予約がとれて、ほっとする。

ところが、問題発生。
中越沖地震地崩れ復旧区間を徐行運転するため、JR金沢駅到着が15分遅れるという。
それだと、一日1往復しかない路線バス発車時刻に間に合わない。
仕方なく、タクシーを予約する。

たまたま運よく、乗車前日に徐行緩和を知り、路線バスに間に合いそうなので、タクシーの予約をキャンセルする。

そうこうして臨んだ一月ぶりの山行き、ピッチが上がらずじまい。


9月24日(月・休)  
観光新道を登る。
三々五々、続々と下山してくる。
その度に、登る私に道を明けてくれる。
有難く、負けじとばかりハァハァ息せき切って登る。


【釈迦岳】観光新道と平行して西側に釈迦新道が通っている。その主峰。


【四塚山】北竜ヶ馬場にある


【別山】


【殿ヶ池避難小屋を振り返る】


【弥陀ヶ原】この広い原っぱで一旦、傾斜が緩み、一息つく。草原の草木は紅葉前に、猛暑のため枯れてしまっている。


【室堂から御前峰へ向かう】山頂まで平らに均した石畳の道が続く。お日の出を拝しに暗いうちから登る人々がつまづかないように配慮してあるのだろうか。


【御前峰】山頂にある奥宮でおみくじを引く。外人さんにそれは何ですか?と尋ねられる。


【室堂センターの宿泊施設】雨が落ちてきたので、急いで戻る。


【御前峰の山容】部屋でコーヒーを飲みながら外を見ていたら、晴れてきた。夜半に、弱い雨が降る。


9月25日(火)  
明けの明星が強く瞬いている。
ご来光を見に行かなくては・・

下りのルートは平瀬道をとる。
大白川に車を停めてピストンする人が3人、いづれも単独行である。

歩みの遅いおじいさん2人連れは、日帰りすると言っていたがどうしたかな。
色とりどりの長いビニール紐をあちこちぶら下げつつ、登ってきたが・・
ユニークといえばユニーク、まるで山オンチだったな。


【ご来光】御前峰へ再度登り、雲間からお日の出を拝す。手前の山は剣ヶ峰。


【大汝峰】朝寝坊して立ち寄る時間がなく、眺めて通り過ぎる。


【剣ヶ峰の山容】


【翠ヶ池】 お池めぐりで山上を1周する。ゴツゴツした岩場を通過したり、露にぬれた高山植物が色々咲いていたり、雪渓が残っていたり、なかなか良い。


【千蛇ヶ池】


【大倉山めざして急坂を下る】重畳たる山並み


【大倉山避難小屋】携帯トイレの回収ボックスが設置されている。きのう御前峰で立ち話をした若者はここで泊まると言っていた。「いとしろ~南竜ヶ馬場~室堂~御前峰~お池めぐり~大倉山避難小屋」を1日で歩き通すのだから、若さには負ける。若者には大白川からタクシーに乗るから、よかったらどうぞと言っておく。


【南縦走路=いとしろ道が南に延びている】


【白水湖が見えてくる】あそこまで下山するのだ


【ブナ林も未だ緑々している】


私が40年前に白山登山したのは日帰りだったから、平瀬道をピストンしたのだろう。
その時も、今日も、どぶろく祭りに偶々遭遇する。
16時から、どぶろく振舞いがあるとか。
どぶろく饅頭は、酒が利いていて美味しかった。


トップに戻る

石川:笈ヶ岳 & 岐阜:野伏ヶ岳

2007-05-13 | 北陸・東海
2005年4月27日(水)~29日(金・祝)

《往路》 4月27日(水) JR東京18:36 ⇒ 岐阜羽島20:34・・   ⇒ 笈ヶ岳登山口・白山一里野・白山自然保護センター23:30(泊)

笈ヶ岳 《歩行》 4月28日(木)  
白山自然保護センター05:00~蛇谷自然公園遊歩道~ジライ谷徒渉~冬瓜平~シリタカ山巻き道~笈ヶ岳10:30~【往路を戻る】~白山自然保護センター15:30=行動時間10時間30分
・・  ⇒ “中宮温泉入浴”・・  ⇒上在所・白山中居神社(泊)


野伏ヶ岳 《歩行》  4月29日(金・祝) 
白山中居神社5:30~和田牧場跡~野伏ヶ岳9:20~【往路を戻る】~白山中居神社11:30=行動時間6時間00分


《帰路》 4月29日(金・祝)
上在所・白山中居神社11:30・・  ⇒ JR多治見16:10 ⇒ 名古屋16:53 ⇒  品川18:25






4月28日(木)  笈ヶ岳
行きしな、ジライ谷徒渉はすんなり渡る。
(帰りは、雪解けによる増水でオットット、お助け紐の出番となる)
雪屁が出てくる。
アイゼン装着。
冬瓜山とシリタカ山は山頂西側を巻く。
“雪崩の巣”直下は全速力通過。
シリタカ山で別ルートから青年が登ってきた。

かすかな踏み跡を辿る。
あとから追いついて来たおじさんは、要所にテープを巻きつけている。

山頂展望、良好。白山・野伏ヶ岳・三方岩山など。
大笠山は目前。

やせ尾根・木の根・ズリズリ滑る急坂で下りは手こずる。

【白山遠望】


【笈ヶ岳の山容】 左は大笠山


【笈ヶ岳が近くなる】 山頂は左端


【最後の急登】 右に大笠山


【笈ヶ岳】 バンザイ 


【山並み、はるか】登ってきたルートを山頂から振り返る


【下りは右へ】


【大笠山は卑近距離にある】


【イワナシ】


【イワウチワ】


【カタクリ】


【キクザキイチゲ】


【ネコノメソウ】


【イチリンソウ】


4月29日(金・祝)  野伏ヶ岳
指導標は一切ない、テープ少ない。
適当なところから、稜線をめざす。
小雨とガスで周りが見えなくなる。
尾根を外さないよう注意する。

一番高い場所が山頂だろうと勝手に決めて、記念撮影する。

くだりに単独行2人に会う。
うち一人は昨日笈ヶ岳で会った青年、あと5座で300名山達成らしい。

林道歩きは、雪道だからできるショートカット多用で時間短縮。

【野伏ヶ岳の山容】


【尾根を辿って、山頂をめざす】


【野伏ヶ岳】 ここが天辺、標識は雪の下


トップに戻る

富山: 残雪の毛勝山

2007-05-10 | 北陸・東海
2005年5月20日(金) 

《往路》 19日(木)福井:経ヶ岳から転進・・毛勝山登山口・避難所(泊)

《歩行》 毛勝山・避難所5:00~阿部木谷~毛勝谷~毛勝山9:30~【往路をもどる】~毛勝山・避難所14:00=行動時間9時間00分

《帰路》 毛勝山・避難所14:00・・  ⇒ JR多治見20:21 【中央線事故遅延】
⇒ 名古屋0:58(寝台特急) ⇒ 品川21日(土)06:35




大げさに言えば、命を懸けて挑戦した残雪期の毛勝山である。
五体満足で無事生還、やったね!
リーダー、ありがとう。

雪の急斜面を1歩1歩登る。
九十九を幾たびも折り返す。
折り返す時がコワゴワ。意識して谷を振り向かない。
アイゼンを引っ掛けないよう、慎重に・・
立ち止まっては、息を整える。

山頂到達。
360度の大展望が待っていた。
白馬三山・唐松・五竜・鹿島槍・剣・大日三山・白山連峰
ゆったり大休止、山座同定を楽しむ。

行きはよいよい、問題は下りをどうするか。
斜面と対面する態勢で降りる。
四つんばいに、はいつくばってピッケルを差込む。
傾斜が緩むまで、繰り返す。
時間はかかるが、急斜面におじけなくて済む。

雪の状態・天候・気温すべて良好だったのが幸いして、成功。

キクザキイチゲ・ミヤマカタバミ・カタクリ・カイコバイモ・ヤマエンゴサクが咲く林道を晴々と戻る。

【毛勝谷】ここを最上部まで登る


【剣岳】 後ろに立山、毛勝山から


【左から五竜・鹿島槍】 毛勝山から


【毛勝山】万々歳 


【剣岳をバックに、パチリ】毛勝山から


【白馬三山】毛勝山から


【左から、朝日・雪倉・白馬三山】毛勝山から


【スキーで登降するつわもの】


【四ツンバイで降る】 横で見ているが、なりふり構わず・・


【避難所に、無事帰還】


【ミヤマカタバミ】


【キクザキイチゲ】


【ヤマエンゴサク】


【カイコバイモ】


トップに戻る

岐阜:三方崩山  &  福井:平家岳

2007-04-23 | 北陸・東海
2005年6月18日(土)~20日(月)

《往路》 6月18日(土) JR品川 18:14 ⇒ 名古屋 20:09 ⇒ 多治見 20:49・・ ⇒ 三方崩山登山口・平瀬(泊)

三方崩山 《歩行》  6月19日(日) 平瀬6:10・・ ⇒ 登山口6:25~三方崩山9:45~【往路を戻る】登山口12:30=行動時間6時間05分・・ ⇒ 平家岳登山口・面谷(泊)

平家岳 《歩行》   6月20日(月) 面谷5:50~登山口6:00~平家岳8:40~【往路を戻る】登山口10:40=行動時間4時間50分

《帰路》 6月20日(月) 面谷11:00・・ ⇒ JR多治見 16:18 ⇒ 名古屋  17:13⇒ 品川 19:07

三方崩山
6月19日(日) 
ブナ純林帯を歩くと、なぜか涼しい。

トラロープのある急坂が続き、汗はたーんとかく。
ガレ場のヤセ尾根では緊張して冷や汗も・・

かすんで山頂の展望は得られない。
居合わせた若者に猿ヶ馬場山を教えてもらう。

ツマトリソウ・イワカガミ・アカヤシオ・サラサドウダンツツジ・マイヅルソウ・アカモノ・ハクサンチドリ・ウラジロヨウラク・コバイケイソウ・ナナカマドなど花が多種。



【三方崩山】


【三方崩山の山容】


【三方崩山を振り返る】


平家岳
6月20日(月) 
コナラが目立つ樹林帯を登る。
ブナ林は例によって涼しい。

平家岳頂上は360度大展望のはずだが、かすんで全く見えない。

ニッコウキスゲ・フデリンドウ・ササユリ・ノギランの花を見る。

昨日の平家岳はハイカーであふれ、駐車する場所がないほどだった。
今日は静寂そのもの。



【平家岳】


【平家岳の山容】


トップに戻る

富山: 袴腰山 & 人形山 & 大門山

2007-04-15 | 北陸・東海
2005年5月31日(火)~6月2日(木)

《往路》 5月31日(火) 兵庫:西宮07:00(貸切バス) ⇒ 袴腰山・登山口12:40

袴腰山 《歩行》  5月31日(火) 袴腰山・登山口12:40~ 袴腰山13:25【往路を戻る】~ 袴腰山・登山口14:00=行動時間1時間20分 ・・(貸切バス) ⇒ 五箇山青少年旅行村・ロッジ宝引荘(泊)

人形山 《歩行》 6月1日(水) ロッジ宝引荘6:40(貸切バス) ⇒ 人形山・登山口7:20~宮屋敷跡9:55~梯子坂乗越11:05~人形山11:50~梯子坂乗越12:40~三ヶ辻山13:20~宮屋敷跡15:00~登山口16:30=行動時間9時間10分・・(貸切バス) ⇒ 五箇山青少年旅行村・ロッジ宝引荘(泊)

大門山《歩行》6月2日(木) ロッジ宝引荘6:10(貸切バス) ⇒ 鳩谷ダム・林道・・【大門山へ転進】 ⇒ ブナオ峠9:00~大門山~赤摩木古山~ブナオ峠14:30=行動時間5時間30分

《帰路》6月2日(木) ブナオ峠14:30(貸切バス) ⇒ 【入浴】・・兵庫・西宮21:30

5月31日(火)
袴腰山へ、貸切バスで峰越林道を奥まで入る。
人喰谷を真下に見ながら、命がけの通行である。
頂上で名残のシャクナゲに行く春を惜しむ。
帰途も同じく峰越林道を戻る。
一般道へ合流した時は、期せずして
運転手さんに拍手が沸き起こる。



6月1日(水)
人形山・三ヶ辻山とも、山頂からの展望抜群。
カタクリ・イワウチワ・カタバミ・サンカヨウ・コブシ・マンサクの花盛り。

三ヶ辻山へは、やぶっぽいヤセ尾根をたどる。

登山口あたりには、わらびがニョキニョキ出ている。

暑くて、水1リットルでは足りない。



6月2日(木)
猿ヶ馬場山・登山口への林道を貸切バスで行く。
車高3.3mの車両を、林道の両側に生えている樹木の枝が間断をおかず邪魔する。
遂に前進不能となる。
やむなく、登る山の変更を余儀なくされる。
衆議一決、大門山を目指すことに・・。

ブナオ峠近く、芽吹き始めたブナ自然林に目をうばわれる。
登山道にはザゼンソウ・ツバメオモト・カタクリ・イワナシ・マイヅルソウ・テンニンソウの花。
コシアブラがやたら目につく。




【袴腰山】 山頂三角点


【人形山の山容】 姉妹の雪形(中央)


【三ヶ辻山の山容】


【中央・笈、右・大笠を遠望】


【大笠山】


【白山を遠望】


【人形山】


【三ヶ辻山】


【大門山】


【赤摩木古山】


【ブナオ峠のブナ林】


【シャクナゲ】


【サンカヨウ】


【ミヤマシキミ】


【ハウチワカエデ】


【タムシバ】


【ヒメイチゲ】


【ザゼンソウ】


【ツバメオモト】


【アカヤシオ】


【?】


トップに戻る